2本目のフルートを考える。候補は3つ。さあどれにする?
2022年03月11日 12時00分 月齢:8.8[九日月] 潮汐:小潮
3年前に投稿 | フルート | コメントはありません
3分ぐらいで読めます。
先日初めて発表会に参加し人前でフルートを吹くという暴挙に出たわけですが、ステージを照らすまばゆい光の中、ふと思うことがありました。
「もしかして、息のパワーにフルートが負けてる?」
たしかにここ最近そんな気がしなかったわけではないのですが、一戸建てとはいえポツンと一軒家みたいな恵まれた環境ではないので、家での練習時に渾身のフルパワーを出し切ることはありませんでした。それで確信が持てなかったんですけど…
毎日ピューピュー吹いているうちに、少しずつ成長していたようです。最初は酸欠でクラクラする状態だったのに、いつの間にかしっかりとした息が出せるようになっていたみたい。
さて、そんなわけで、エントリーモデルではないワンランク上のフルートが欲しくなりました。予算から考えて、候補は3つ。
いずれも同じくらいの価格帯で頭部管銀製・オフセットカバードキー・C足部管・Eメカ付きのモデルです。文字で見る限り、同じ条件って感じですね。
試奏した順番と結果は以下のとおり。
ヤマハ YFL-517
試奏1本目はヤマハ YFL-517。楽器を持って、キーに指を乗せた瞬間「あっ」と思うくらいYFL-312と感触が違います。同じメーカーの同じ材質の同じフルートなのに。吹いてみると最初の1音目でびっくり。YFL-312より少し抵抗感があるその先に、しっかりした厚みのある音があり、さらに響きの深さが全然違う! なるほど、これがこのクラスのフルートなのかー。
三響 エチュード
三響のエチュードは、カチッとした感触。D♯レバーの指を乗せる面が平面っぽいなど、随所に今使っているYFL-312との違いがあって、試奏では思うように吹くことができませんでした。狙ったような音が出てくれない感じ。(もちろん楽器が悪いわけではなく、今までどおりの吹き方そのままではいい音が出てくれないっていう意味で。)うーん、なんか難しそう…
アルタス A907E
店員さんのイチオシ。最初は少し音を出しにくいかと思ったけれど、いい角度を見つけられたらちゃんと鳴らせました。エチュードよりは早くなじめそうです。音の立ち上がりや伸びが印象的かな。もう少し試奏してみたらさらなる発見がありそうですが。ほんの少し右手の小指、D♯レバーが微妙に遠く感じたかな。
結果。
さて…結局どれを選んだのか。
YFL-517です。
メーカーの冒険、苦手なんです。車だってトレノ、セラ、ラウム、ヴォクシー、アイシス…トヨタ車ばっかり。(弟は逆に毎回違うメーカーの車に乗ってるけど。たしかマツダ、三菱、ホンダ、日産だったかな。トヨタ車乗ったことないみたい。)
ということで、YFL-517をメインに使うとともに、YFL-312をメンテナンスに出すことができるのです。実は買ってから1度も調整していない。けど不具合はない、っていうか感じていないだけかもしれないケド。
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- → YAMAHA YFL-517とYFL-312の違いを比較。初心者のくせに検証してみる。