無料の楽譜作成ソフト「MuseScore」でALTIMAのI’ll believeを耳コピしてフルート用に作ってみた。
2021年06月08日 12時00分 月齢:27.7[二十八日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2021年06月20日)
4年前に投稿 | フルート | コメントはありません
3分ぐらいで読めます。
ALTIMAのI'll believeを初めて聴いたときからすっかり感化されて、ここ最近はこればっかり聴いているのですが、「このメロディーってフルートで吹いたらすんごく気持ち良さそう」っていうことで、楽譜を探してみました。
ということで見つけたのですが、そのまま吹いてみると…あれ? 微妙に音の高さや拍の取り方がおかしい。だいたいは合っているけれど、ちらほらと違和感のある部分があります。
じゃあ自分でフルート用に楽譜を作ってみようということで、無料の楽譜作成ソフト「MuseScore」をダウンロードしてみました。とくに使い方を調べたわけではないけれど、なんとなく触るだけである程度使えてしまうスグレモノなソフト。こんなのが無料で使えるなんて、いい時代になったもんだ。
何度も聴いて、何度も微調整しながらなんとかカタチになりました。あ、motsuのラップ部分は、ばっさりカットしています(笑)。
そんな感じでかなりいい感じのモノができあがったのですが、著作権の関係でばばーんと公開するわけにはいかないのが残念です。うんまぁ仕方ないケド。
ところでその過程で気になったというか、自分なりのこだわりというか、思うところがあったので書きますね。まずは見てください。ダウンロードした「I'll believe-灼眼のシャナIII-FINAL-ED1」の楽譜を引用して、ちょこっと耳コピ修正したものです。
この部分、♭が5個(シミラレソが半音下がる)なので変ニ長調(Des-dur)なのですが、よく見るとシにはことごとく♮がついています。だったら、ドを半音さげてシ♮になるように♭6個の変ト長調(Ges-dur)(シミラレソドが半音下がる)のほうが自然だと思ったので、いじってみました。こんな感じに。
やったー。ナチュラルが消えて見やすくなったー。ドを吹くときはシの運指っていうのは慣れるまで戸惑うけれど、この方が楽譜としてはなんとなく自然な感じ。
そして♭6個の変ト長調は♯6個の嬰ヘ長調(Fis-dur)と異名同音調なので、前回の記事にあるように自分的には♭よりも♯のほうが理解しやすいっていうのと、サビの部分は♯3個のイ長調なんだから曲全体が♯調のほうがきっと運指がわかりやすいよね、ってことから嬰ヘ長調に書き換えてみました。
パッと見だと、まるで「ミーミレミファソー」から「レーレドレミファー」になった感じを受けるのですが、たとえばミ♭がレ♯に表現を変えただけで、実際には同じ音なんですね。なんかちょっと不思議な気がするけど、理論的にはそういうものらしい。
そんなこんなで、これでかなりラクに吹けるI'll believeの楽譜の完成です。先生からの宿題(F J Gossecのガボット 16分音符が8個続くあの部分が吹けない…)そっちのけで、好きな曲ばかり吹いてしまうのでした。
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