KATO マイテ49(旧製品ジャンク)のあちこちを光らせてみる。(その12)

2024年10月25日 12時00分 正午の月齢:22.7  月名:弓張月(下弦)  潮汐:小潮 月齢:22.7[弓張月(下弦)] 潮汐:小潮
2週間前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

久しぶりにゆっくりと鉄道模型をいぢれる時間ができた(ムリヤリ作った)ので、マイテ49の続きをします。

今回から集電機構を作っていくのですが、光らせるにはいくつかの回路パターンが考えられますよね。

  • 集電板に直接つないで、ダイオード1個をはさむことによりマイテ49が最後尾の場合のみ光らせる。[シンプルだけどチラツキの可能性が大きい]
  • 集電板からショットキーバリアブリッジダイオードを通して、さらに電解コンデンサをつないで、室内灯と同じように進行方向にかかわらず光らせる。[テールマークとテールランプは進行方向にかかわらず点灯するがチラツキを低減できる]

ほかにもいろいろあるでしょうが、「集電板からショットキーバリアブリッジダイオードを通して、さらに電解コンデンサをつないで、室内灯と同じように進行方向にかかわらず光らせる」方法でやってみたいと思います。別の実験も兼ねて、めちゃめちゃ大容量の電解コンデンサを搭載してやるのです。

集電板は、もともとついていなかったので、手持ちの部品の中から使えそうなものを選びました。長さはギリギリ足りたっていうところかな。

手持ちの集電板

CRDをどこに配置しようかなと考えていたところ、床下機器の穴があるっ! もうここに入れるしかないですよね。何とか納めることができました。放熱はどうかなー。たぶん問題ないと思うケド。

CRDを隠す

集電板やおもりに接触してポリウレタン線の被覆がハゲると大変なので、配線はマスキングテープで物理的にしっかりと絶縁しておきます。

絶縁

集電板を貼り付ける前に、謎の突起を削り落としておきましょう。

突起の除去

集電板を両面テープで貼り付けます。台車をふにふに動かすと、集電板も動くので、たぶん接触してくれていることでしょう。

LEDに向かう2本の線の極性は絶対に間違えるわけにはいかないので、ポリウレタンの被膜を油性ペンで塗っておきます。とりあえずブリッジダイオードをつなぐまで間違えなければOK。

被膜に塗装

まだ固定していないけれど、おもりを乗せるとこんな感じ。配線の厚さの分だけ浮いている感はあるけれど、たぶん問題ないでしょう。

おもりを乗せてみた

台車からの導通確認はまだですが、かなりイメージどおりに仕上がりましたよ。

丸数字⓪~㊿

2024年10月21日 12時00分 正午の月齢:18.7  月名:寝待月  潮汐:中潮 月齢:18.7[寝待月] 潮汐:中潮
2週間前に投稿 | 分類無用 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

⓪①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳㉑㉒㉓㉔㉕㉖㉗㉘㉙㉚㉛㉜㉝㉞㉟㊱㊲㊳㊴㊵㊶㊷㊸㊹㊺㊻㊼㊽㊾㊿

コピペ用丸囲み数字です。

基本的に自分用なのですが、ご自由にお使いください。

Firefoxでabout:configの内容をまとめてファイルでインポートする。

2024年10月18日 12時00分 正午の月齢:15.7  月名:満月  潮汐:大潮 月齢:15.7[満月] 潮汐:大潮
3週間前に投稿 | ウェブ・IT関係 | コメントはありません

3分ぐらいで読めます。

新しくパソコンを設定していくときに、当然Firefoxもいつもの自分スタイルにしていくわけですが、大体の内容はFirefox Syncで他のパソコンと同期して同じ設定が流れ込んでくれるようになっています。もちろん同期されない内容もあって、そのひとつがabout:configでの設定内容。

「いやきっと何か方法はあるよね」と探してみたら、やっぱりありましたー。

ファイル「user.js」にUTF-8で設定を書いて、所定の場所に置いておけば、それを読み込んでくれるっていうことですね。

この記事に興味を持ってくれている時点で、細かく説明するのは釈迦に説法ということで省くことにしましょう。断じてメンドクサイわけではないですよ。

さくっと説明すると、

ヘルプ → 他のトラブルシューティング情報 → 表の中のプロファイルフォルダーの行にある「フォルダを開く」を開く

です。とにかくここのフォルダにuser.jsを入れちゃいます。

さて肝心のファイルに記述する内容ですが、こんな感じにしてみました。

user_pref("browser.tabs.closeWindowWithLastTab", false); //最後のタブを閉じてもウィンドウを閉じない
user_pref("browser.newtabpage.activity-stream.improvesearch.handoffToAwesomebar", false); //ホーム画面の真ん中の検索欄で検索
user_pref("accessibility.browsewithcaret_shortcut.enabled", false); //キャレットブラウズモードを無効
user_pref("browser.cache.check_doc_frequency", 1); //ページにアクセスするたびに更新を確認
user_pref("dom.event.contextmenu.enabled", 1); //右クリック禁止を無効化

というふうに、自分なりの設定をバリバリ書き込んでくださいませ。サンプルとしてzip圧縮したもの「user.zip」を置いておきますので、ダウンロードして解凍して編集したりそのまま使ったりしてみてください。

検索すると、いろんな人が自分なりの設定をしているので、中には「あっこれ使えそう」っていうものがあって興味深いですね。以前はキャッシュ系や接続系の設定も面白がっていろいろやっていたんですが、マシンの性能向上と回線の高速化であまり恩恵を感じなくなって、今では閲覧のしやすさを求めるくらいになってしまいました…。それでも思いどおりにできると嬉しいですね。

ブログ開設、18年。

2024年10月16日 12時00分 正午の月齢:13.7  月名:待宵月  潮汐:大潮 月齢:13.7[待宵月] 潮汐:大潮
(最終更新日:2024年10月17日)
3週間前に投稿 | WordPress | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

飽きっぽい性格で続くかどうか自信がなかったブログ。なんだかんだでだらだらと18年続けることができましたー。人間だったらもう成人ですよ。

ちなみに最初の記事はコレ。

この当時はブログといえば「Movable Type」のシェアが圧倒的で「WordPress」は少数派だったのですが、Movable TypeはPerlで書かれていて複雑でカスタマイズしにくいし、何といっても記事を書くたびに再構築というクソ重い儀式が待ち構えているので触って1日でイヤになり、PHPで書かれていてカスタマイズしやすいWordPressを選択しました。いつの間にかWordPressは世界中のCMSの60%、世界中のウェブサイトの43%以上と圧倒的なシェアでデファクトスタンダードとなり、逆にMovable Typeは0.1%以下の虫の息。

ただちょっと静的なサイトのように見せたいっていうのがあって、記事のURL(パーマリンク)は「.html」で終わるようにしています。今となってはあまり機能的な意味はないけれど。

たしか最初はWordPress ME 2.0.4だったかな。文字コードはEUC-JPでした。テーマは開設当初からずっと自作しているのですが、現在使っている初音ミクの色をカラーパレットにしたこのテーマは4代目。数えきれないほどの改造を重ねつつもう10年ほど使い続けていますが、自分の中ではこれ以上の高機能化や拡張性は求めていないのでたぶんこのまま使い続けます。(最近のテーマの作り方がなんだかよくわからないっていうのも理由のひとつだったりします。)

次の目標は20周年なのだ。

WordPressで記事を保存しようとすると501エラー! の解決法。

2024年10月14日 12時00分 正午の月齢:11.7  月名:十二日月  潮汐:中潮 月齢:11.7[十二日月] 潮汐:中潮
3週間前に投稿 | WordPress | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

いつも記事を書くときは、自動保存に頼るだけでなく自分で保存するのですが、ある記事を書いているとき、保存しようとボタンを押したら501エラーが出ました。

501

「あれ? さっきまで問題なかったのに。」と変更前の記事の状態で保存しようとすると保存されます。そんなことを30分くらい試していてようやく気付いたのが、ハイパーリンクを設定しようとしていたこと。そこでURLを別の文字列にするとちゃんと保存できることに気付き、「http://***.***/etc/***/*****.html」というようなURLの「etc」の部分が引っかかっていることがわかりました。

「etc」を別の文字列(「et0c」みたいな)にして保存してから、プラグインSearch Regexで「et0c」を「etc」に置換するっていう方法を試してみたら成功しました。けど再編集したらやっぱり保存するときにエラーを返されます。持続的な解決策を試してみましょう。ちなみに使っているサーバーはエックスサーバー

  1. サーバーパネルにログインし、右下のほうにある「WAF設定」を押します。
    サーバーパネル
  2. 「ファイル対策」をOFFにします。
    ファイル対策
  3. 1時間くらいすると反映されます。

これでハイパーリンクに「etc」のような特定の文字列を含んでいても普通に保存できるようになりましたー。

MICROACE 167系(修学旅行色)の連結面間隔を縮めてみた。

2024年10月11日 12時00分 正午の月齢:8.7  月名:九日月  潮汐:小潮 月齢:8.7[九日月] 潮汐:小潮
4週間前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

4分ぐらいで読めます。

マイテ49ばかりいじっていると疲れたので、ちょっと別のことを。

修学旅行列車…それはThe昭和な列車。あざやかな色の外観が特徴の、マイクロエース 167系(修学旅行色)の連結面間隔があまりに広いので詰めてみることにしました。この車両、実は10年前にもらったもので、そのときにカプラーを交換しています。

連結面間隔が広すぎるって、その当時は気にしなかったみたいですね。さらに6年前には、ヘッドマークなどをいじっています。

なのに、そのときも連結面間隔が広すぎるって思わなかったみたい(笑)。

たまたまなんとなく箱から出して、ちょっと気になったからというのが今回の動機なのですが、とにかくやってみましょう。

167系

10年前の時点でKATOカプラー密連形を取り付けているので、基本的にはそれを使うこととします。

よく「カプラーのお尻部分を瞬間接着剤で固めたあとに薄くして、カプラーポケットに戻してプラ板片を入れてオフセットさせる」という工法をやったのですが、この車両にその工法を使ってもあまり効果はありませんでした。

カプラーのお尻を削る

なので別のやり方で加工していくのですが、この台車、連結器部分のユニットがいい感じに外れてくれます。

連結器部分を外す

0.5mmプラ板を9mm×4mmにしたものと6mm×4mmにしたものを貼り合わせ、カプラーを接着し、両面テープを2枚重ねにして少し弾力を持たせたもので台車に貼りつけます。いつもだったら接着剤で貼り付けるけれど、今回はなぜか直感的に両面テープのほうがいいと判断したのです。

連結器ユニットを作って台車に貼る

もともとはどの車両もこんなにカプラーが飛び出していました。ジャンパ線の付け根の棒が車体妻面とツライチになるのが理想的なのですが。

飛び出しカプラー

両面テープだと貼り直しが容易なので、微調整してピッタリに合わせられます。ジャンパ線の付け根の棒がこの位置までであれば、曲線通過は基本的に問題ないんですよねー。

妻面とツライチ

T車はこれでいいのですが…ところがM車にはこの方法が使えません。そこで、マイクロエース定番の技「ネジで固定されているもともとの連結器ユニットを取り外し、台車を動力ユニットからいったん外して、向きを逆にして動力ユニットに取り付ける。」っていうのを施します。

連結器を外す

そしてKATOカプラー密連形Bタイプを少し削って、台車に取り付けます。突起部分がカチッとはまりつつ、少し首を振る柔軟性もあっていい感じ。

KATOカプラー密連形Bを少し削る

これでもともとよりは1mmくらいはオフセットしてくれるのですが…残念ながら車体とツライチにはなりませんでした。

オフセットが足りない

解決策は2つあって、1つ目は「KATOカプラー密連形Bタイプをもう少し削ったり加工したりして、何が何でもツライチにする」方法。もう1つは「この1mm飛び出す量を連結相手側で吸収する」方法。今回はたまたま両面テープを使っていたので、連結相手をこのようにさらに1mmオフセットさせました。

さらにオフセット

これで理想的な連結面間隔になるはずです。弊害は、ジャンパ線の位置がT車側に偏った感じになってちょっと不自然に見えることかな。それから[1号車 Tc](-1)=(+1)[2号車 M](+1)=(-1)[3号車 T](0)=(0)[4号車 Tc]という感じで連結器がオフセットするので、車両の向きや順序によって弊害があります。[1号車 Tc](-1)=(-1)[3号車 T]のような連結はできないし、[1号車 Tc](-1)=(0)[4号車 Tc]はぎりぎり連結できても曲線半径によっては支障が出ます。でもそもそもこの車両はほぼ固定編成なので、当分はこれでいってみましょう。両面テープの貼り直しは簡単にできるからね。

加工前と加工後ではこんなに違います。

加工前 加工後

追加費用ほぼ0円で、この満足感。

連結面比較

それではカーブで支障がないかテストします。KATOのR216-45でS字を組んでみました。これを通過できたら大したもんだ。

R216-45

当たるか当たらないかくらいで曲がれます。けどカントがあったらしんどいかな。そのときは0.5mmくらい広げる感じで貼り直して。

R216通過

次はS字。車両どうしが左右にずれるとき、幌がいい感じの距離で接触しません。ホントぎりぎりの感じで。現実で車両がこんなことになったら、幌はちぎれるし、人間は大惨事。

S字

それぞれの連結部分はこんな感じです。

1号車と2号車。連結面が中央ではなく1号車に寄っていますね。

1号車と2号車

2号車と3号車。

2号車と3号車

3号車と4号車。

3号車と4号車

うーん…こうして見たらやっぱりジャンパ線が1号車と3号車に偏っているのが気になるかも。

それ以上になんとかしたいのが、乗務員室周辺。現状は前照灯もテールランプも行先幕も光らないし、緑色の照明ユニットが客室まで侵食しているし、これは室内灯と合わせて大掛かりな電気工事の必要がありますぞ。

各種照明をどうにかしたい

やりたいことはたくさんあるけれど、悲しいかなこの車両には実際に乗ったことや見たことがないので思い入れがないんです。だからその気にならないとまた数年放置することになりそう。湘南色だったら、紀勢本線の夜行等で乗ったことあるんだけどねぇ。

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