簡易運転のためのミニコントローラーに放熱板をつけてみた。

2024年09月27日 12時00分 正午の月齢:24.4  月名:二十五日月  潮汐:長潮 月齢:24.4[二十五日月] 潮汐:長潮
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3分ぐらいで読めます。

やっぱり機械は信頼性がないと。

先日作ったミニコントローラーのトランジスタの発熱量が気になったので、放熱板をつけることにしました。プラスチックが溶けたり火を吹いたりするのはイヤだもんね。

これは手元のパーツ入れに入っていた、ちゃんとしたヒートシンクです。

ヒートシンク

これをつければ完成なんだけど、ちょっと大げさだなぁ。本体とほぼ同じ大きさのヒートシンクは。

というわけで、アルミ板で自作しましょう。

ホームセンターでさっそくアルミ板を買ってきましたー。これを切っていくのですが、意外と疲れる…そんなに厚板じゃないのに。

アルミ板購入

それでもなんとか切断できて、穴あけも終わりました。両面の穴の面取りをしたあと、表面側は6mmで少し大きめに座繰っておきます。

放熱板完成

位置決めはイメージどおり。内側から両面テープで貼り付けているトランジスタをいったん剥がすのですが、かなり強力にくっついていて剥がすのが大変なくらい。ニチバンNo.800は頼りになるわぁ。

位置決め

トランジスタが直接放熱板に接触していないと無意味なのでケースに穴をあけるのですが、放熱シートの大きさからざっくりとフリーハンドでケガいて寸法を拾います。

寸法を拾う

カッターナイフやPカッターたちを駆使して穴をあけていきます。金属よりは加工しやすいけれど…思ったより大変だなー。何とか穴があいたので、放熱板がしっかりと貼り付けられるように周囲のバリを取っておきます。

ケースに穴あけ

放熱板を貼り付けるための両面テープです。全面で貼り付ければそう簡単には外れませんよたぶん。

両面テープ全面貼り付け

放熱シートを挟んで、トランジスタをネジ止めします。2.6mmのビスを使いました。

トランジスタの固定

表面側はこんな感じ。低頭ビスを使ったので放熱板とほぼツライチなのです。台の上においてもガタガタしません。

低頭ビス

それでは試運転。

まずはM車1両で普通(スケールスピードより早め)に走らせました。

試運転

30分くらい連続運転しているとさすがに放熱板はほんのり温かくなっていますが、アツアツではなくほんのりってことはいい感じに冷却してくれているようです。まぁ冷却面積が今までの10倍以上だから、当然といえば当然な性能ですよね。

それではM車×3両、朱い3連星40系列ジェットストリームアタック。消費電流は推定0.7~0.9A。さぁてどうなるかなー。

3重連試運転

同じくらいのスピードでガンガン走らせます。放熱板はじわじわと温まってきました。お構いなしにそのまま走らせていると…おほっ結構熱い。40~45℃くらいな感じ。けどトランジスタ表面を触ってみるとそんなに熱くなく、放熱板がしっかりと仕事してくれています。逆に放熱板がなかったらこんなコトとてもじゃないけどさせられません。

もともとこの簡易パワーパックはそんな重労働をさせるようなものではないので、臨時的に使えればいいと思っていたけれど、金メッキ端子やパイロットランプなんてふだん実装しないものまで付けてしまって、結果的にはなかなか使えるヤツに仕上がってくれました。まぁ見た目はアレですけど。

 

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