コンビネーションボードAの幅にヤードを作る配線プランを考えてみた。
2014年09月03日 18時00分 月齢:8.9[九日月] 潮汐:小潮
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亀師匠が次回文化展(開催されるのか?)にはコンビネーションボード4枚分の大作を出展するって聞いたものだから、負けじと4枚モノのプランを考えてみましょう。
ところで、コンビネーションボードの300mm幅という制限の中で表現できることは限られていますが、貨物駅やヤードのようなものは作れるのか、ちょっと配線を検証してみました。もちろん、TOMIXの複線間隔37mmでは広すぎて話しにならないので、C541-15とC280-15を組み合わせたときにできる27.75mmの複線間隔を採用します。参考にしたのは「間隔27.75mmでヤードを計画してみる」の配線。
錦織工場が全く進まないのに、京阪本線用のヤード(京急用でもJR用でもいいんだけど)なんて考えてみました。
条件は間隔27.75mm。これはトミックスのワイドレールの片側を切断して並べた間隔です。
実物換算で4.1mほどになり、まあ実物通りくらい。本当は25mmまで詰めたいですが無理があります。
ポイントはPL/R541を使うしかないので、二重分岐として詰められる間隔を稼ぎます。
小径のカーブにはC280-15を使用、端数になるレールは加工で縮めます。
これを参考にしますが、レールを加工で縮めることはせずにあくまでも市販のTOMIXレールのみで設計。なんとか出来上がったのがコレ。設計上は上下の本線の間に7線のヤードを設けることができました。
- ストレートレール:
11本 <1024> S70
26本 <1023> S72.5
20本 <1025> S99
18本 <1099> S18.5(端数)
2本 <1099> S33(端数)
28本 <1022> S280
1本 <1026> S158.5
24本 <1021> S140 - カーブレール:
4本 <1145> C391-15
4本 <1144> C354-15
7本 <1124> C280-15
3本 <1123> C541-15 - ポイントレール:
3本 <1209> N-PR541-15
4本 <1210> N-PL541-15 - レール箱レール:
7本 <1401> エンドレールE - バリアブルレール23本
使ったソフトはRailRoader。このプランをzip圧縮したファイルも置いておきます。結構な数のレールですね。バリアブルレールの接続だけでも大変な予感。
まず最初のボードで37mmの複線間隔をボードの幅いっぱいに広げます。ただこのままではヤードの着発は外側線しかできないので、このボードのさらに左側に内側線からヤードに入るための渡り線をつけると、より現実的で多彩な運用が可能になるでしょう。
2・3枚目のボードがヤードの分岐部分。ここではボードの分割はできません。このままで使うと有効長が4~6両程度になってしまうので、ちょっと物足りないかな。
4枚目のボードはヤード延長部。このボードを継ぎ足したぶんだけ有効長を伸ばせます。もちろん使わない選択もアリ。でもこのモジュールは、情景を作りこむスペースがほとんどないですね。
5枚目のボードはエンドレール部。行灯式の車止標識を7つ並べると、なかなか壮観かも。
6枚目のボードで複線間隔を元に戻します。いちばん情景を作りこめるのがこのボード。しっかりと情景を作り込めば、緩やかな2本のS字曲線がいい味を出してくれそう。
当初の目的に沿ってボード4枚で完結させようと思うと、2・3枚目のボードのヤード終端にエンドレールを持ってこないといけないわけですが、そうするとヤードの有効長がかなり短くなるんですよね。どうしても規模が大きくなってしまうのがこのプランの欠点といえば欠点でしょうか。
さてここで、コンビネーションボードの活用について、ちょっとおさらいしておきましょう。
今さら言うまでもないかもしれませんが、文化展レイアウトは各人がそれぞれ制作したモジュールを当日に初めてつなぐので、連結部分の規格だけは重視しています。この図にあるCombi-1のようにボードの下端から93mm・130mm(93+37mm)です。
このように2枚のボードをつなぐのもよく使います。3枚以上を完全固定してしまうと運搬や保管が大変になるので、2枚がベストサイズでしょう。
実は、コンビネーションボードBのようなコーナーモジュールについては作りかけていて、次回は4枚のコーナー+メインモジュールで出展したいなと考えています。考えてるだけですケドねー。もう保管場所ないし…。
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