文化展用合同レイアウト2011(その18)・踏切を自作する。
2010年12月11日 23時31分 月齢:5.8[六日月] 潮汐:中潮
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ガソリンスタンドを作ってから、これというアイデアもないまま日数を消費するのもなんだかもったいないので、いつかは作らなければいけない踏切をつくることにしました。
ジオコレの踏切は以前購入したときに痛い目に遭っているので最初から除外。あんなのないほうがマシです。残るはグリーンマックスか津川洋行(LA-8)。グリーンマックスは付属物も充実していて魅力的、津川洋行は塗装以外はなんとか実用に耐えるレベル。けど、どちらも遮断棹が極太で、その他のパーツもどうも太め。しかもどちらの製品も遮断棹や警報機が1対しか入っていない。今回のレイアウト上の踏切は幅員6m道路なので、常識的に考えて遮断棹や警報機が2対必要です。たかが踏切のために1000円近く支出するわけにはいかないでしょ。
というわけで、手持ちの材料で完全自作することにしました。ネットで集めた資料、JRの踏切を観察、阪急の踏切を観察、そして脳内設計。
警報機の柱にはゼムクリップを伸ばしたものを使用。このタイプの警報機は高さ3800mmということがわかったため1/150で25.3mm、余裕を持って28mmで作業します。写真上で白い部分はすべてプラ版積層。点滅灯は丸く切ったプラ板に紙でひさしを作って接着しています。そんなに精密ではないですが、雰囲気は出るようにしました。イメージ確認のため先に黒く塗っています。
遮断棹は0.5mm真鍮線を加工。0.3mmプラ板でカウンターウェイトを作りました。
塗装前、粘着テープに仮止めの状態。白と黒と金と銀。こんな踏切があったらなかなかカッコイイかも知れません。
鉄道カラー黄5号で吹き付け。予想に反して隠蔽力が強く、軽く吹いただけで真っ黄っ黄になってくれました。
防護柵は1枚板ではなく0.3mmプラ板を組んでL字材で作ったように見せています。こんなところどうでもいいですよね…でも妥協できなかったんですー。最近多い黄色1色のタイプです。(ゼブラが面倒だったとも言います。)
遮断棹はゼブラですが、遮断機本体のゼブラはやめました。失敗する率のほうが高い気がしたので。
丁寧なマスキングなどしないで一発勝負で色を差していきました。これもまた雰囲気はムンムンと出ていると思いますが、塗り分け部分がモニョっとしていたりするのであまり近くで見ないでください。30cm離れた場所から見ると、なかなかいい感じと自分では思っています。
なんとか納得できる仕上がりになりました。材料費はほぼ0円ですが、時間はそれなりにかかってしまいました。あとは失敗せずにレイアウトに取り付けられるかどうか…。あー、障検とかクルクルパーとかまだ作ってないですー。
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