今日はMICROACE455系+413系のカプラーを交換します。
加工内容はMICROACE213系「スーパーサルーンゆめじ」のカプラー交換とほとんど同じなんですけどね。もともとのアーノルトカプラーを外すために、台車を外します。カプラーをぐりっと90度ねじって、密連形と交換。
非動力車はこれであっさりと完成です。
動力車は213系同様の加工を施します。
もともとのカプラーをポケットごと取り外し、反対側の穴の部分にBタイプのカプラーを取り付け。カプラーは少し根元の部分を削らないとうまく止まらないのは213系と同じ。
床下機器も台車と干渉する部分を少し削りました。
こんなふうにできましたー。
相当な急曲線でも通過できるのに、
連結面間の狭さはこのとおり。いやもう完璧ですよ。かなり美しくなりました!!
先日、ユミコちゃんの壊れたデジカメ代わりに買った、ASUS MeMOPad7(ME176)。自分用のnexus7(2012)と比較してみましたー。
まあどちらもそんなに大きく変わらないとも言えるのですが、やっぱり違う。nexus12視点で見ると…
MeMoPad7視点だとその裏返しで、
となります。
結果的にはそれぞれの持ち主に合ってるんじゃないかなー、と思うんですけどね。
わが家は、NEC VersaPro VA10HをドメインコントローラーとしたActive Directoryを構築しています。NASはギガビット対応、スイッチングハブもギガビット。ユミコちゃんのWindows XP、伊織・佳奈・真綾・翼のWindows7マシンは無線LAN GW-USNano2、IEEE802.11g 54Mbpsで接続しています。
ところが、自分専用機Satellite J50はWindows2000なので、ドライバがありません。仕方なくWLI-PCM-L11GP IEEE802.11bを使い続けていました。唯一の不満は遅いこと。11Mbpsではちょっとネェ。
もともとLANに対しては有線派なので、「基本的にはLANケーブルを這いまわして有線接続。どうしてもLANケーブルが引き回せない場合には仕方なく無線。」という考えだったものの、今やドメインコントローラーとNAS以外の端末はプリンタも含めてすべて無線!! まぁ、54Mあればまだ納得できるものの、11MではNASの動画ファイル(mpeg2)を再生するだけでもカクカク止まってしまいます。数年前から悶々としていたこの状況を打ち破るべく、ついに自分の部屋までLANケーブルを敷設することにしました。
ところで、ただケーブルをびろーんと引いてくるだけでは芸がありません。実に美しくない。「勝敗は常に顔で決まるのだよ。」という名言があるように、とにかくここは美しくキメなければならないのであります。
スイッチングハブ、ルーター、NAS、ドメインコントローラーなどはすべて女子部屋の押入の中に設置されています。熱対策を考えると早々に対策したほうがいいんですけどね。この夏2回NASが落ちたし…。そんな問題を抱えたまま、作業を進めましょう。
現在の部屋は女子部屋の壁を隔てて隣に位置し、どうにかして女子部屋を通さないと、押入までたどり着けない構造になっています。
先週あたりからコソコソと屋根裏の空間を覗き込んで、屋根裏から壁の隙間にケーブルを仕込む作戦を立てていたのですが、この家、屋根裏がとにかく狭い。現在のメタボな体型は言うまでもなく、20歳の頃の美しい肉体であっても入り込めそうにないほど。無理して入ってしまうと天井をぶち抜いて落ちるしか帰還方法がなさそうなのできっぱりとあきらめました。幸い女子部屋は全塗装と絨毯のおかげで洋室ぽいものの、構造としては和室なので畳の下をうまく使えば配線できなくもないなと以前から薄々考えていました。
さて、配線のことはさておき、まずは自分の居城である洋室7.5畳(通称「大人部屋」)から作業に取り掛かります。壁をぶち破る箇所は、女子部屋と隣接している部分のコンセント。この横にLANモジュールコンセントを埋め込むのです。遅かれ早かれ、配線のために畳をめくらなくてはならないので、まずは2段ベッドの移動。ううっ、重いよぉ。
さて、壁の内側の構造がよくわかりません。コンセントのプレートを外してみるものの、金属製の箱がパンパンに鎮座していて、右も左もよく見えないのです。
とりあえず勘で左側を工事しようと思い、壁紙にカッターナイフで筋を入れてめくり、錐を突き立ててみました。あちゃー、こっちはハズレだ。中には柱の感触。
となると、右側。錐を立てるとぶすっと入ります。慎重に石膏ボードを切開していきます。大きすぎても小さすぎてもダメだし、こんなもんかな。
パナソニック電工配線器具 はさみ金具 WN3993を使い、埋込絶縁ワンタッチ取付枠2型 WN3710にPLANEX エンハンストカテゴリ5 LANコンセント LC-C5Eを使用。配線はまだですが、ひとまず組んでみます。(参考サイト: LAN工事ドットコム)
こんな感じで収まります。さて、配線。このままではただの飾りになってしまうので。配線は女子部屋側から引っ張り出すしかないので、この新設するコンセントのちょうど裏側(女子部屋側)の畳の下あたりに穴をあけ、配線できれば成功です。ただ少しでも場所がずれるとうまくケーブルを引き出せないし、だいたい上から下からゴソゴソとしないとケーブルは通せないのにいちいち部屋を行ったり来たりしてやってられない。女子部屋の壁に作業用のメクラ穴を開けるのも美しくない…というわけで、この際、女子部屋にもLANコンセントを付けることにします。まずは大人部屋から壁をぶち抜きます。うりゃー!!
女子部屋にも穴が開きました。ただこちらの部屋は石膏ボード+壁紙ではなく、石膏ボード+モルタル+砂壁。使い捨て覚悟でのこぎりを使って穴のサイズを広げていきますが、やはりモルタルは硬くて、のこぎりの刃はすっかり丸くなりましたケド。
この穴の真下の部分(畳で隠れる部分)にφ12mmのドリルで穴を連続で開け、15mm四方の穴にします。LANケーブルの先に針金を巻きつけ、下の穴から差し込んで上の穴から引っ張ります。この要領で2本通しました。もちろん、大人部屋用と女子部屋用のケーブル。ケーブルは十字セパレーターが入ったカテゴリ6単線。かなり堅いけれど、畳の下の隙間を通すのでこれくらいでないとネ。
ここで使った金具は、石膏ボード用取付押え金具 WN3996。仮作業で金属製の取付枠を使っていますが、最終的には大人部屋と同じWN3710を使います。
こんな感じになりましたー。このように線が伸びています。さあどんどん畳をめくって、LANケーブルを隠していきますヨー。畳を元に戻すとこのようになります。ちょうど畳の裏側の角にできた隙間にもぐる感じで、少なくとも畳の表面に凹凸感はありません。ケーブルにも過度の荷重はかかっていないと思います。大丈夫でしょう、きっと。
敷居の下に空間があるところでは、ケーブルをその空間に逃がしながら、畳の下を通していきます。隙間の状態によってはケーブルを縦に重ねて、とにかくテンションがかからないように、荷重がかからないように…。押入の前まできたら、ついに引き込みます。
元々このケーブル、LAN工事の廃材を残しておいたもので、一方には既製のコネクタがついていました。ちょん切るのももったいないのでそのまま利用しようとケーブルを引いてきましたが、ここから押入に通すのが大変。敷居のすぐ奥、根太の部分から斜めに穴を開け、敷居の下の空間まで貫通させます。その後針金を上から通して、敷居の下の隙間から引っ張り出します。
通線用の針金を巻きつけて、マスキングテープで養生。できたらこれを引っ張りあげて通すのですが…先っぽがかなり大きいのでなかなか通りません(涙)。
それでもようやく2本とも通りました。ふぅ。あとはハブまで導いて結線。あ、普段はこんな状態ではなく、すのこを敷いて衣装ケースが載っていますヨ。
畳と絨毯を元に戻すと、まぁ見事にケーブルが隠れて、とても2本のギガビットなケーブルが通っているようには見えません。電線地中化は景観にやさしいなぁ。
続いて末端側の処理。いつもどおりのB結線でコンセントを取り付けたら、ケーブルを差し込んでテストしてみます。
やったー。正しくつながりましたー。煌々と光る2ちゃんねるの画面。
確認が終わったら、正しく取り付けて完成。
女子部屋も同様に、確認後、取付枠を固定して完成しました。
工期は約6時間。果たして、11Mbpsから1Gbpsへと高速化した効果は体感できるのでしょうか。いや、体感できないと困るんですけどぉ。
早速NASに保存している800Mバイト程度の動画をデスクトップにコピーしてみます。
…。
なんじゃこりゃー!!
すごすぎる。
アナログモデムのダイヤルアップから、ADSLに乗り換えて初めてWindows Updateしたときのような感覚。100Mバイト程度の容量なら、まるでローカルでコピーしているような、「びゅー」くらいで転送が完了してしまいます。当初は100Mbpsでも十分かななんて思っていましたが、もう今後は1Gbps以外使う気にならないでしょう。それくらいのインパクト。
さて、次は男子部屋の有線LAN化を考えてみようかな。男子部屋は女子部屋と壁での接点がなく、大人部屋と接している壁の面積も少ないので、恐ろしく大工事になる気がするんですよね。工法も全然思いつかないし。
亀師匠が次回文化展(開催されるのか?)にはコンビネーションボード4枚分の大作を出展するって聞いたものだから、負けじと4枚モノのプランを考えてみましょう。
ところで、コンビネーションボードの300mm幅という制限の中で表現できることは限られていますが、貨物駅やヤードのようなものは作れるのか、ちょっと配線を検証してみました。もちろん、TOMIXの複線間隔37mmでは広すぎて話しにならないので、C541-15とC280-15を組み合わせたときにできる27.75mmの複線間隔を採用します。参考にしたのは「間隔27.75mmでヤードを計画してみる」の配線。
錦織工場が全く進まないのに、京阪本線用のヤード(京急用でもJR用でもいいんだけど)なんて考えてみました。
条件は間隔27.75mm。これはトミックスのワイドレールの片側を切断して並べた間隔です。
実物換算で4.1mほどになり、まあ実物通りくらい。本当は25mmまで詰めたいですが無理があります。
ポイントはPL/R541を使うしかないので、二重分岐として詰められる間隔を稼ぎます。
小径のカーブにはC280-15を使用、端数になるレールは加工で縮めます。
これを参考にしますが、レールを加工で縮めることはせずにあくまでも市販のTOMIXレールのみで設計。なんとか出来上がったのがコレ。設計上は上下の本線の間に7線のヤードを設けることができました。
使ったソフトはRailRoader。このプランをzip圧縮したファイルも置いておきます。結構な数のレールですね。バリアブルレールの接続だけでも大変な予感。
まず最初のボードで37mmの複線間隔をボードの幅いっぱいに広げます。ただこのままではヤードの着発は外側線しかできないので、このボードのさらに左側に内側線からヤードに入るための渡り線をつけると、より現実的で多彩な運用が可能になるでしょう。
2・3枚目のボードがヤードの分岐部分。ここではボードの分割はできません。このままで使うと有効長が4~6両程度になってしまうので、ちょっと物足りないかな。
4枚目のボードはヤード延長部。このボードを継ぎ足したぶんだけ有効長を伸ばせます。もちろん使わない選択もアリ。でもこのモジュールは、情景を作りこむスペースがほとんどないですね。
5枚目のボードはエンドレール部。行灯式の車止標識を7つ並べると、なかなか壮観かも。
6枚目のボードで複線間隔を元に戻します。いちばん情景を作りこめるのがこのボード。しっかりと情景を作り込めば、緩やかな2本のS字曲線がいい味を出してくれそう。
当初の目的に沿ってボード4枚で完結させようと思うと、2・3枚目のボードのヤード終端にエンドレールを持ってこないといけないわけですが、そうするとヤードの有効長がかなり短くなるんですよね。どうしても規模が大きくなってしまうのがこのプランの欠点といえば欠点でしょうか。
さてここで、コンビネーションボードの活用について、ちょっとおさらいしておきましょう。
今さら言うまでもないかもしれませんが、文化展レイアウトは各人がそれぞれ制作したモジュールを当日に初めてつなぐので、連結部分の規格だけは重視しています。この図にあるCombi-1のようにボードの下端から93mm・130mm(93+37mm)です。
このように2枚のボードをつなぐのもよく使います。3枚以上を完全固定してしまうと運搬や保管が大変になるので、2枚がベストサイズでしょう。
実は、コンビネーションボードBのようなコーナーモジュールについては作りかけていて、次回は4枚のコーナー+メインモジュールで出展したいなと考えています。考えてるだけですケドねー。もう保管場所ないし…。
さてさて、表稼業のイベントラッシュも一段落したので、カプラー交換を再開です。
今回はKATOの205系。ユミコちゃんが職場でお世話になっているチーフからのもらい物です。もらい物ばっかり…。あ、1両だけヤフオクで手に入れました。
よく見ると、モハなのに床下がサハのものだったり、少し微妙なところはあるのですが、そんなに大きな問題でもないので気にしません。本物のマニアには耐えられないでしょうけど。
元々カトーカプラーがついていたので、密連形に交換するだけ。今回も在庫の都合でグレーを使いますヨ。
こんな感じであっさりと換装できました。ただ、ヤフオクで落とした1両だけがBタイプだったので、この車両にはBタイプを使います。当然ですね。
さて、この205系の編成ですが、実は大プロジェクトの一部でございまして。
首振りカメラカー第2編成として作業途中で放置していた仕掛り品なのでした。画像のとおり台車が動くとその角度以上にカメラが内側を向くという特許モノの機構ではあるのですが、第2編成は首振り機構+ヘッドライト(2012チップLED使用)が目的でして、なにぶん先頭部分の作りこみが複雑すぎて気分が乗らないととても作業する気になれず、そのまま放置プレイに至ったわけです。
ひとまずカプラーだけは交換しておいて、いつの日かカメラカーが完成したら動かすことになるでしょう。カプラー交換自体は何も問題なく終了ですー。