583系、485系に続いて、50系客車のカプラーを交換してみます。あまりお金をかけずに気軽に楽しめるので、クセになりそう。
さて、電車ではないのでKATOカプラーN JP Aを使いました。客車とは言えど、50系は4両固定編成みたいなものです。
もともと付いているアーノルトカプラーを取り外して交換するだけなのですが、オハ50は普通に両台車とも施工。
で、オハフ50の機関車と連結する側は、汎用性を考えて従来どおりアーノルトカプラーのままにしておきます。
さらにもう一方のオハフ50の最後尾の台車は、KATOカプラーN JPのジャンパ線が付いていると不自然なので普通のカトーカプラーにしています。
もし機関車が両端ともカトーカプラーだったら、こちら側を連結させることになりますね。その場合最後尾にアーノルトカプラーが来てしまいますけど。
先日交換した485系のカプラーですが、動力車のとなりにKATOの台車を流用した車両が来るとカーブで脱線が頻発したので、KATOの台車は負荷の少ないクハへ取り付けて、TOMIXの台車と交換しました。これで相性バッチリ。快適に走らせることができます。
車間も少し詰まって、いい感じになりました。走らせてみると、動力車がギクシャクして全然走らないので、分解して各部のお手入れ。車輪と集電部分を徹底的に磨いてようやく走ってくれました。ふー。
ちょうどこの車間で、C280のカーブで車体の端が接触するかしないかというギリギリのところ。っていうか、たぶん接触してますね。でも走らせる上では問題ないみたい。カントがついていればアウトかも知れません。
C317では、問題なく走れます。C243を通過できないかも知れないのがツライなぁ。狭小レイアウトには欠かせない曲線半径なんですけどね。
ところで、恥ずかしながら今まで車両の向きっていうのを気にしたことがなかったのですが、気になったので調べてみました。MM'ユニットがモハ484とモハ485で構成されているのは知っているのですが、どっちが連結しているのかわからない…。参考にしたのは以下のサイト。
●MM'ユニットの連結向き
コレ、恥ずかしながら3年ほど前まであやふやでした^^;
モハ484とモハ485が1ユニットというのは知っていましたが「どういう向きで連結させるのか」がイマイチ明確にわかってなかったんですね~
ああなるほど。屋根の上の機器がごちゃごちゃした側をつなぐのね。他の形式についても参考になる画像がありました。
ここにはいろいろな形式の側面が描かれています。
485系 特急形電車 モハ484形 0番台+モハ485形 1~96 電動客車
というふうに、ドアの方向を合わせればいいみたい。勉強になるなぁ。
かつては485系が仕事場だったのに、10年以上も車両の方向に無頓着だったなんて、とても同僚には言えませんね。
かなり前に亀師匠からいただいたTOMIXの485系。今まで走らせたこともなかったのですが、せっかく頂戴したものなので使えるように手を入れてあげることにしました。
古い製品なので、最近の車両と比較すると塗装が甘かったり、ディテールに微妙なところがあったりしますが、そんなことは大して気になりません。最大の問題は連結器がバラバラなこと。カトーカプラーだったりアーノルトカプラーだったりで組成さえできません。
ということで、電車の固定編成にもっともふさわしい(って自分は思っている)密着連結器タイプのKATOカプラー密連形Aに全交換してみます。
師匠もさんざん苦労されたようで、車両ごとにKATOだったりTOMIXだったり、いろいろな台車を流用されていますが、何とか交換することができました。1両を除いては…
先頭車のコイツだけは魔改造されていて、ポン付けではカプラー交換できません。かと言って新品の台車を入手するとなると、結構高いし、そもそもこの車両にピッタリのものが存在しているのかどうかもわかりません。なにしろ鉄道模型の流通経路に関してはまったくの素人ですから。
元々の連結器は切り取られて、カトーカプラーがプラ板で接着されていました。従来同様にプラ板を仲介してKATOカプラー密連形Aを取り付けてもいいのかもしれませんが、今回はたまたま持っていた連結器のパーツを加工してくっつけることにします。
長さを決めたら断面を整えて、瞬間接着剤で固定し、連結時の高さを確認します。
高さ出しが決まったら、接着面周囲に0.3mmプラ板から作った小片を可能な限り添えて接着面積を増やします。
ガチガチに固まったら、もう一度確認。
バッチリですね。これですべての連結器が交換できましたー。
…ところが。
この状態で完全に瞬間接着剤が乾くのを待って、見てみると、
ぬおーっ!! 瞬間接着剤のお約束で、白い粉を吹いていました。
大丈夫。粉を取り除いて、車輪を磨いて、完成です。あとはこの編成が無事に走るかどうかですね。
もらってから1回も電気を流していないので、それだけが心配なのです。
庭先でスーパーカブの整備をしていたところ、amazonの配達が来たのでかばんから印鑑を取り出しました。ポトンと落ちてコロコロ…
溝蓋の穴から奈落へホールインワン。
今から20年くらい前に買ったチタンの印鑑。当時はチタンの印鑑を持っている人が少なくて、珍しがられたものです。高かったんだから。いやいやそんなことよりこれ銀行印だから。もう何が何でも取り出さないと!!
ダイレクトに蓋を開ける道具がない(自治会館の物置にはあるはずだけど施錠されている)し、これをこじあけられる強度の鉄の棒が実家にあるけど往復1時間かかるからその間に流れていったら終わりだし、とりあえず蓋3枚分ほど下流のグレーチングを開けてみました。
上流からホースで水を流してみましたが、印鑑が流れてくる気配はありません。木の印鑑だったら流れてきたかも知れないけど、金属のカタマリだからねぇ。
結局、軒下で物干しに使っている竹の棒があったので、それで引き寄せることにしました。グレーチングの開口部に頭と腕を突っ込んで、慎重に慎重に。
やったー!! 何とか救出できました。でも、落としたときの衝撃か何かで、周囲が1ヵ所へこんでいます。ためしに捺印してみると、ほんのちょっとですが外周の印影が欠けています。コレくらいだったら問題ないらしいですけど、やっぱり気になる…。
砥石で面研しようかな、なんてちょっとは考えたのですが、今より状態が悪くなってはどうしようもないので、当分はこのままで。