10年ぶりに、ふたたび3出力パワーパックの製作。(その2)
2021年10月04日 12時00分 月齢:27.5[二十八日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2021年10月08日)
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2分ぐらいで読めます。
ケースの加工ですが、気力が十分なうちに電圧計と電流計を取り付ける大きな穴を仕上げてしまいます。4mmの鉄工用ドリルで連続して穴をあけ、やすりで目指す大きさに仕上げるという相変わらずの方法なのです。
ドリルはともかく、やすり掛けがつらいんっすわー。部屋の中がアルミパウダーだらけになるし。モノタロウでケース買うついでにホールソーの刃を買ったらよかったわー。はー。
もう手でシコシコやってられないのでどうしようかと思ったのですが、そうだアイツならアルミを削れるはず…というわけで、手頃なカッターがあったので使ってみました。すっごい威力。めちゃくちゃウルサイけどさ。
なんとまぁ、帰宅して晩御飯までの間に4つの穴が完成しました。副作用はカーペットに望んでいないラメが入ってキラキラしていること。
けどこの大穴を4つ仕上げたらかなり気持ちはラクになりました。ついでに計器穴の次に力のいる作業「RCAジャック共通端子分断」も敢行してしまいます。
もともとは映像と音声LRの3端子のRCAジャックですが、音声のほうはマイナスコモンになっています。独立した3端子にするためにつながっている部分をちょん切らないと使い物にならないので、金切りノコか薄いやすりで切断しなければならないのですが、これがまたそれなりに固い…
ふー、端子もなんとかできました。つづけて、チマチマと小さな穴たちをあけていきます。センターを外さないように慎重に。とくに3つの出力選択スイッチは等間隔で同じレベルで穴をあけないと素人臭くなってしまう。目指すのはプルクラ マキーナ(Pulchra machina)=「美しい機械」なのだっ。(なぜかラテン語。)
バリ取り・面取りをしておきます。実はこの面取りする感触がかなり気持ちい。あけた穴よりも少し径の大きいドリル刃を握りしめてグリグリ。終わったらさっそく電圧計・電流計を取り付けます。先につけておかないと、なかなか面倒なのよね。なんかちょっと材料から機械に進化した感じ。
計器は4か所のビスにナットで止めるのですが、とくに中央の奥側がつけにくくて。ラジオペンチできゅっきゅっと回すしかありません。
中央の奥側のナットは配線後に緩むときっと嫌な思いをするので、この2か所だけはねじ止め剤を塗っておきます。使うのは「LOCTITE 263」。これしか持っていないのでこれを使うのですが、あまりにも強力すぎてできれば使いたくないくらい。もうおそらくこのネジは外せません。っていうくらいに固まるのですよ。
端子と計器とパイロットランプをつけました。次はスイッチを取り付けましょう。
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