10年ぶりに、ふたたび3出力パワーパックの製作。(その1)
2021年09月29日 12時00分 月齢:22.5[弓張月(下弦)] 潮汐:小潮
3年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません
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亀師匠から受注していた、3出力パワーパックをふたたび作ります。いや、もっと前に作ってって言われてたんだけど…冷房も暖房もないわが工房はとにかく夏はアカンので、最近ようやくまともに過ごせるようになったところ。
以前作ったときからもう10年も経つのか…
で、10年経ったんだけど、回路構成は10年前のままで作ることにしました。なにも進歩していない? いやいや昔ながらのトランジスタ制御こそが注文内容なんですよ。どんな車両にもやさしいところが。
ちょっと違うところといえば出力。前回は運転会用に3Aまで出せるようにしていたけれど、今回は家庭用ということで最大2Aまでとして下面の強制空冷ファンは実装しません。電流計もDC2Aのものにしました。まー2Aもめったに出さないんだけどねー。
ACアダプタは東芝のパソコンのものではなく汎用的な12V2Aのアダプタを使うためジャックの形状も2.1mm標準DCジャックに変更。12Vのアダプタを使うので、Vbe=0.6Vのため最大でも11.4Vまでしか出せないのですが、師匠の使い方なら「12Vのフルスピードでグリングリン走らせる」なんてことはないので大丈夫だと思います。もちろん電圧の高いアダプタを使えばもっと高電圧出せます。あんまり意味ないと思うけど。
さて、ようやくすべての材料が揃いましたよー。勤務地が新大阪から京都駅付近になって大阪市内に行くのに通勤定期券が使えなくなったので日本橋の共立エレショップに行く電車代が惜しいというセコい理由から、秋月電子通商で全部買っちゃいました。ケースはモノタロウで。中の部品は仕様さえ合っていればいいんだけど、ツマミやトグルスイッチは触って感触を確かめたかったところ。これが通販の弱点だよね。
ケース・ACアダプタ・電圧計・電流計。製作費用の6~7割はこの4大部品の価格。でもケースは妥協したらダサくなるし、計器はやっぱり針が動くほうが見ていて心が躍るからアナログなのです。
さらに前回の設計図は当然紛失しているので新たに作りました。だいたい前回どおりだと思うんだけど…
これを印刷して、計器の大穴部分だけくりぬいたものをケースに貼り付け。
さあ、まずはケースを加工していきましょー。加工といってもいろんな大きさの穴をあけまくる&面取り作業なんですケドね。
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