トレインスコープ TC-9 画質向上計画。 (その4)
2009年08月27日 21時00分 月齢:7.1[弓張月(上弦)] 潮汐:小潮
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前方視野向上と、走行安定性の向上が終了しました。次は走行時の映像に乗る横縞ノイズをどうにかしなくては。静止しているときの映像は美しいのに、動かすとバリバリとノイズが入ってくれます。まずは発生源の特定から。
最初は、動力車のノイズを拾っていると考えたのですが、どうもそうではないようです。カメラカー単体でレールの上を転がしてもノイズが入ります。シナベニヤ板の上で転がすとノイズが入りません。ということは、カメラカー自体が台車集電するときに電源にノイズが混入して映像に影響を与えていると考えられます。
前位の台車も集電化して既存の集電台車と引き通すことも考えなかったわけではないのですが、カメラの旋回に少なからず影響がありそうな予感がしたので、今回は別の対策を実施します。
コンデンサを追加してみよう。と考えたものの、身近にあるだろうか…あった。
先日壊れた我が家の元ドメインコントローラーから、電源部分を取り出し分解します。いくつかセラミックコンデンサが見えるので、取り外しました。
0.1μFが2個取れました。さらにトランス付近にも緑色のコンデンサがあったので、これも取っておきましょう。
このような感じに結線してみます。試運転してみると、効果があるようですがコンデンサの容量不足を感じます。
無理矢理付けてみました。3個合わせるとたぶん0.3μFのはず。さてさて、効果は?!
動画で見ると、効果がよくわかります。それにしてもボディーをかぶせるとノイズが増えた理由は…実は搭載スペースがきつすぎて、無理してボディーをかぶせたときに仮ハンダ付けしていた部分が外れただけでした。
というわけで、もっと容量の大きなコンデンサの入手が必要です。10μFか47μFあたりを試してみようと考えています。
有極性電解コンデンサを2つ、同じ極性どうし(+と+ 又は-と- どちらでもよい)を直列接続すると無極性として使用できます。但し容量は1/2に耐圧は倍になります。
という情報を入手(この方法は初めて知りました。)したので、無極性で充分な容量のコンデンサが見つからなかった場合は、試してみるのもいいかな。
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