TOMIX EF64(ユーロライナー色)の連結器を交換した。
2017年05月06日 21時00分 月齢:10.0[十日余の月] 潮汐:若潮
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人から人を渡り歩いてわが家にやってきた、ユーロライナー色のTOMIX EF64。品番2188って、かなり古いかな。古くても気持ちよく走ってくれればいいんです。ユーロ色の電気釜ってだけで満足っス。
とはいうものの、KATOカプラーにしないと客車と連結できないので、カプラーを交換してみます。最近の車両のようにスカートにくっついているのではなく、台車から生えているタイプ。
よく見ると、ヘッドマークの位置も下すぎるし、いろいろと問題を抱えていそうな予感がします。
車体から台車を外し、EF66前期形ナックルカプラーを用意しました。カプラーを構成する2つの部品がばらけないように、少量の瞬間接着剤で固めてしまいます。ナックルはパカパカと開かなくなってしまいますが、走行中に解放するよりずっと安心。
もともとついていたMカプラーを外します。KATOの車両ケースのスポンジを小さく切って、高さ調整のスペーサーにすることにしました。雑な加工ですが、この弾力性がなかなかイケるんです。
カプラーが収まる部分の、上面から0.9mmピンバイスで穴あけ。下まで貫通させます。
6mmの釘を使って、上からカプラーとスポンジを串刺し。スポンジが適度な締まり具合で釘を離さないので、別に接着剤を使わなくても大丈夫。まず抜けません。
下の処理ですが、ぎりぎり釘の先が顔を出しているものの、皮膚を傷つけるほど飛び出しているわけでもなく、もうこれで十分。ホントに串刺しにしただけなのです。
この段階で、いくつかの車両と連結させて確認しましたが、高さは概ね問題ありませんでした。押し当てての連結も、KATOカプラー相手だとKATOカプラー側のナックルが開いてくれるので、全然問題ありませんでした。それでは加工を続けましょう。
スカートは、そのままでは台車の旋回に支障があるので、現物合わせで削っていきます。
連結器の下から見えるグレーのスポンジは、このあと黒く塗ったら全然目立たなくなりました。ヘッドマークの位置がおかしかったと冒頭に書きましたが、以前の接着剤の跡が少し残るものの、色のハゲ部分にフラットブルーを少し色差しするだけでかなりマシになったようです。まぁ細かいところにケチを付け出すと、どうしようもないので。おおらかな性格の自分をほめてあげたい。
ついにEF64でユーロライナーを牽引することができましたー。イヤッホー!
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