複々線レイアウトの電源供給にLANケーブルを使ってみる。(その4)
2024年07月19日 12時00分 月齢:13.5[待宵月] 潮汐:大潮
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次はレール側の加工。LANケーブルからの電流を複々線のレールに「いかにカッコよく供給できるか」に挑みます。…いやそんな大したことはしませんケド。
固定式レイアウトであれば、躊躇なく配線をボードの下に通してやればそれで終わりなのですが、今回はお座敷レイアウトを想定しているのでそれなりの見栄えにしたいなと考えています。そんなわけで当初の構想どおり、RJ45ジャックはコンテナの中に入ってもらうことにします。
まずは端子の配線。はんだ付けしたら、奇数番端子に気休めの熱収縮チューブを。
LANケーブルを自作するときは、いつもB結線(T568B)でやっています。1番ピンから順に「橙白・橙・緑白・青・青白・緑・茶白・茶」っていうやつです。LANケーブルのB結線って「緑白・青・青白・緑」というふうに緑のペアが別れるんですよね。先日加工が終わったパワーパック側の配線は、左から順に第1回路とすると、第1回路=橙白・橙、第2回路=青白・青、第3回路=緑白・緑、第4回路=茶白・茶とそれぞれの色のペアを割り当てています。そのためこっち側もこの段階で「橙白・橙・青白・青・緑白・緑・茶白・茶」と、コンテナから引き出す前に緑ペアと青ペアを入れ替えておきます。
コンテナを加工してコネクタを引き出す穴をあけ、こてこてにウェザリングして、端子をコンテナにはめ込み、瞬間接着剤で固定しました。ホイミスライムっていうか、色的にベホイミスライムの誕生です。
空間にゆとりのあるパワーパック内部においては問題にならないのですが、狭いコンテナ内部&固い電線でこのペアを揃えて引き出すのはギリギリな感じでした。それぞれのペアがバラバラにならないようにマスキングテープで束ねています。でも情景溶け込み感はかなりありそうですよ。
底面はこんな感じ。実にフラットに、堅牢性高めに仕上がりました。
それではLANケーブルを差してみましょう。
レイアウトの情景小物とITデバイスのミスマッチ感が面白いですが、カチッと小気味良く差さってくれました。
引き続きレール側の加工を進めていきましょう。
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