駅モジュール延長部の作成(その7)・WIN350を静態保存させてしまおう。の最後
2010年05月16日 22時16分 月齢:2.4[三日月] 潮汐:中潮
14年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません
2分ぐらいで読めます。
この記事は情報が古い場合があります。
あまり大したモノを作るつもりはなかったものの、それでもかなりの工数が掛かってこれで3回目となる「WIN350 静態保存」ですが、ようやく完成です。それでは、どうぞー。
屋根の素材には島式ホームの屋根を使います。もちろんそのままでも使えるのでしょうが、V字の屋根だと雨水は中央に集約することになるため、車両の展示に使われてる例は見たことがありません。カマボコ型は工数がさらに増えそうなのでボツ。片流れ屋根は柱の強度が怪しいのでボツ。ということで平屋根にしました。
島式ホームの屋根を切断します。屋根の下にぶら下がっている駅名標や看板はあらかじめちょん切っておきました。
切断した部分をできるだけ綺麗に削り、接着します。
かなり綺麗に接着できましたが、それでも隙間ができたりしているので、t=1.5mmのプラ板を2mmに切り出して貼り付けました。
柵の素材にはCASCOのものを使用。エッチングよりも安価なので思い切って使うことができます。
切って貼って、このような感じになりました。とにかく屋根の幅が狭いので、フェンスも必然的に狭くなり、車体との隙間があまりありません。
屋根の高さを考えます。コンテナ1個を挟んだくらいがちょうどいい感じのようです。
t=1.2mmのプラ板を2mm幅で切り、t=0.5mmのプラ板を2mm幅で切って組み合わせ、I字鋼のようにしました。柱の高さは40mm。t=0.5mmのプラ板で梁を作り、幅の固定と補強を兼ねています。塗装は屋根表面は明灰白色+フラットアルミ、屋根裏面と柱・梁はバフにて塗りました。
とりあえず完成しました。
手持ちの素材だけでなんとかするコンセプトだったので、屋根の幅が大幅に制限され、フェンスや柱の設置がぎりぎりの間隔になってしまいましたが、なんとか収まりました。車体と柱の隙間ですが、車体中心とバラスト部分の中心がずれていたようなので、左右で隙間が異なってしまいました(ほんの0.8mm程度なのですが…)。そのため車体左側面と柱の隙間はほとんどないように見えます。が、接触はしていません。いつものことですが、図面書いて作業するってできない性格なんです。思いつきだけで作っています。
車両の静態保存としてはあまりに窮屈なので、もう少し幅の広い屋根が手に入ったら、是非交換したいナー。
早速モジュールに置いてみて、イメージを確認してみました。
周囲を鉄道公園風にするか、雑木林でモジャモジャにするかで、対照的な風景になりそうです。個人的には雑木林モジャモジャにして、「忘れられてゆく過去の栄光」的な静態保存のほうが好きかな。
古い記事・新しい記事
- 古い記事 [2010年05月14日]
- ← 駅モジュール延長部の作成(その6)・WIN350を静態保存させてしまおう。の続き
- 新しい記事 [2010年05月28日]
- → 信号場モジュール延長部の反ったボードを矯正。
他にも「鉄道模型」カテゴリの記事はいかがですか。
- 文化展合同レイアウト2016(その22)・[2枚目のボード]温泉街を作る。
- 念願の「KATO 113系湘南色」を手に入れた。
- 文化展合同レイアウト2016(その26)・[2枚目のボード]温泉街、完成!!
- 感謝祭用レイアウト(その29)この期に及んで無関係な作業を。
- 出張レイアウト制作 at Pierrot Harbour(その1)
- 文化展用合同レイアウト2011(その7)・盛土を作る
- トレインスコープ TC-9 画質向上計画。 (その6)
- 感謝祭用レイアウト(その8)信号場延長部にバラストを撒く
- ビルの外壁にディスプレイ広告をつけてみる。(その2)
- KATO 223系1000番台を入手しました。