次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その26)・駅に光を
2012年08月18日 14時17分 月齢:0.8[新月] 潮汐:大潮
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前回、「細かい部分はまだまだ加工していきたいのですが、あまり駅(しかもプラットホームだけ)に時間をかけるわけにもいかないので、照明の配線を終えたら駅舎の作成に取り掛かるとしましょう。」と書いたものの、早速細かい部分が気になりました。そんな矢先はんだごてが壊れてしまい、しばらく作業できなかったのですが、ようやく新たなこてを購入したので作業再開です。
新しい武器は太洋電気産業のCXR-31。
さて、今回作るのは行灯式駅名標です。元々の駅名標はただの看板のようなものなのですが、ここはやっぱり行灯のほうがいいですよね。
さて、またまたチップLEDを使うのですが、配線とブラケットを兼用するために0.4mmすずめっき線を使います。これをLEDの長手方向に付けるのですが、いつもの0.26mmポリウレタン線よりも難しい…
すずめっき線の剛性が高くてLEDの端子部分に応力が集中するため、取り扱いはとてもデリケート。LEDを1個ダメにしてしまいました。
1.2mm×7mmに切った0.4mm厚プラ板に、5mmスパンでφ0.7mmの穴を開けます。
すずめっき線をLEDの端子に力がかからないようにピンセットで慎重に曲げて、先ほど加工したプラ板に通します。ぴったりと収まったら瞬間接着剤で固定。
横には6.5mmの長さのものを、下には上と同じ7mmの長さのものを使い、枠を組み立てます。その後0.3mm厚のプラ板を8mm×6.5mmに切って両面に貼り付けました。
印刷した駅名を両面テープで貼り付け、アルミホイルを帯状に切って周囲を遮光します。塗装しても良かったのですが、このままアルミホイルの色を活かすことにしました。
厚さは既製品より少し厚くなりましたが、まぁ納得できる範囲だと思います。
おなじものを2個作って完成。ではちょっと光らせてみましょう。
このように光ってくれます。果たして夜の駅の情景に似合うかな?
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