次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その48)・新工法で架線柱の短縮
2013年09月07日 18時00分 月齢:2.0[三日月] 潮汐:中潮
11年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません
2分ぐらいで読めます。
この記事は情報が古い場合があります。
以前、「次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その41)・架線柱の高さ」で、KATOとTOMIXの道床の高さの違いを考慮しても、あまりにも架線とパンタグラフが離れている状態だと書いたのですが、これを解決する新工法を試してみます。
今まではTOMIXの架線柱を永久固定していたのですが、今回KATOのを使うのを機会に、取り外しが簡単にできるようにします。
最初に考えた工法が、「オリジナルの土台の角穴に、差し込み部分をちょん切った架線柱を接着剤固定」する方法。架線柱に対して土台の穴が大きすぎるので、あまりにも不安定すぎてボツ。
次に「オリジナルの土台の角穴をφ3mmに拡張し、プラパイプ(外径3mm・内径2mm)を埋め込み、差し込み部分をちょん切った架線柱を差し込んで固定」する方法。
プラパイプの内径が規格以上に大きくて、2.3~2.5mmくらいあるので、穴がガバガバ。マスキングテープでも巻きつけて調整しようかと考えましたが、抜き差しするたびに劣化しそうなのでボツ。
どうせなら、元々の土台と差し込み部分を生かしたいと考えて、新工法に挑戦してみます。
柱の中間部分の長さを詰めるのですが、材質的に接着剤は使えないので、熱収縮チューブを使ってつなぎます。まずは柱を6mmカット。
ライターで炙って熱を加え、締めていきます。
当たり前ですが、土台にはピッタリとはめることができます。
無事完成しましたー。スカイグレイで塗装したところ、色・ツヤともに違和感なく仕上がりました。
欠点というほどではないのですが、必ず塗装が必要な点と、チューブの剛性だけで繋がっているので妙な弾力性がある点はどうしようもないのですが、逆に何かに引っ掛けた場合でもいきなり折れることはないでしょう。加工に必要な時間も1本あたり数分で済むので、量産も問題なしですヨ。
古い記事・新しい記事
- 古い記事 [2013年09月04日]
- ← 次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その47)・キハ47播但色を乗せてみた
- 新しい記事 [2013年09月10日]
- → 次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その49)・レールの研磨