電磁解放ランプ付きレールを作ってみる。(その1)
2012年06月22日 19時46分 月齢:2.9[三日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月15日)
12年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません
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今回挑戦するのは、鉄道模型関連の工作です。
TOMIXには「解放ランプ付レールM70」というものがあって、Mカプラーの機関車を使うと連結器の自動解放ができるのですが、これには永久磁石が使われています。解放ランプ付レールの磁石の上に連結器部分を停車させると、ピョコッと連結器が跳ね上がるのです。
永久磁石は磁力が安定していてそれはそれで良いのですが、連結器を解放させたくないときでも解放ランプ付レールを通過すると連結が解放されることがあります。そんわなけで、本線上にむやみにこのレールを使うわけにもいかず、側線などにしか使うことができません。
また、当然ですが磁石の上で連結はできないので、連結する場合は連結器を跳ね上げた状態で押していき、磁石のないところまで移動した上で連結することとなります。磁石のないところまで移動できる場合は問題ないのですが、線路終端までの有効長が短く、列車を押し込めない場合は連結することができません。(現在制作中の「引き込み線モジュール」のような場合です。)
そこで、永久磁石ではなく電磁石を使い、解放が必要なときだけ電流を流すようにしたらいいんじゃないかな、と思いました。さっそく挑戦ですー。
実験用電源にはいつものように自作パワーパックを使います。鉄道模型の運転よりもこっちの使い方のほうが多かったりして。
部屋に転がっていたφ2.0mmのビスを鉄芯にします。巻き数も巻き方も考えずにグルングルン巻いてみました。汚いなぁ…
最初は0.3Aくらいから始めました。鉄の棒を近づけると確かに電磁石になっています。でもDD51のMカプラはピクリとも動かないので、少しずつ電流を増やしていきました。くふふ、電流計が役に立つザマス。
0.26mmのポリウレタン線は0.8Aくらいが限界です。短時間ならそれ以上の電流を流すこともできるのですが、数秒以上通電すると電磁石から香ばしいニオイが漂い始めるのですぐにスイッチを切ります。2Aくらい流すとMカプラはピクッと動くのですがほんの一瞬しか流せないので全く実用的ではありません。それにMカプラとの距離も密着させた状態での実験なので実用には程遠い。
0.5Aくらいでビンビンに跳ね上がるようにするには、きちんと電磁石を作る必要があるみたいですね。っていうか、最初からなんとなくわかってはいたんですけど。
いろいろなウェブサイトでちょっと勉強します。「電磁解放ランプ付きレールを作ってみる。」シリーズは、長編になりそうです…。
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