文化展用合同レイアウト(その5)左コーナーモジュールにバラストを撒く
2008年10月06日 16時50分 月齢:7.2[弓張月(上弦)] 潮汐:小潮
(最終更新日:2012年06月17日)
16年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません
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架線柱も無事に建て終わったのでバラストを撒きます。他のサイトを巡回して手順は理解しているものの、なかなか上手くできないんだなこれが。
まずは洗浄台の固定。車両と洗浄台の間隔に気をつけながら、おなじみのボンドGクリヤーでしっぽりと接着します。洗浄台は元々かなり反っていたのですが、接着力でまっすぐに矯正です。機関庫のアウトラインを鉛筆でケガキます。
バラストを撒くと、かなりイメージが変わります。車体幅方向にどれだけ撒けばいいものか、いつも悩むのですが、架線柱の土台を隠すためにどうしても柱ぎりぎりまで広めに撒いてしまうんです。実際の撒き方を観察すると、案外コンパクトな幅で、架線柱の生えている部分はバラストではなくただの土であることが多いようです。線路と架線柱のクリアランスが広いっていう模型ならではの事情もありますね。
バラストの固定方法は一般的なボンド・バラスト法。木工用ボンドと水を適量混ぜて中性洗剤をほんの少し入れます。バラストへの浸透が悪いときは、中性洗剤を数滴追加するといい感じに浸透してくれました。バリアブルレールを接続するボード端部は、ボンド水溶液とバラストをあらかじめ練って塗りつけ、マイナスドライバーで形を整えました。本線はグレー、構内は茶色にしてみましたが…
うーん…新線やよくメンテナンスされている都会の風景には合うようですが、地方の亜幹線をイメージするにはどうもグレーは明るすぎます。これはこれでいいんだけどなぁ。何か違うんだなー。やはり本線も茶色系にすることにしました。
架線柱・信号所・洗浄台・ポイントのデリケートゾーンをマスキングして、まずはウッドブラウンを吹きます。次にレッドブラウンを吹きます。エアブラシのような高級な道具はないので缶スプレーのみ。うぐぅ、色が濃い…。ゲージ内はともかく、周辺部分はもっと薄く(黄色っぽく)仕上げたかったのですが、濃厚な茶色になってしまいました。現実的にはこういう色の場所もあるけど、なんだかなぁ。思っていたようにはいかないなー。
少々危険ですが、ポイント可動部にセミグロスブラックを入れて油汚れを表現。切り替え動作が渋くなったりして焦りましたが、完全に乾燥したら大丈夫でした。表現としては効果的ですがオススメはしません。
保守用車は情景の一部と考えていたので、レールに接着しました。脇にあるレールのストックは、古いTOMIXのS280を使用。166mmや140mmに切ってフラットブラウンで塗装。指先にフラットアースをつけて、レールの頭部をサッとこすって錆が浮いた感じに仕上げてみました。すぐに指とか素手とか、ヨゴレる方法をとってしまうところは、子供の頃から変わっていません。レールの頭部を磨きだして試運転。無事に走りましたー。機関庫は接着し、機関庫とすでにバラストを撒いた部分との隙間に茶色のバラストを撒いて乾燥後軽く着色して馴染ませ、ひととおりの作業終了です。
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