トレインスコープ TC-9第2編成を作る。(その11)・AuかPtか、ネックレスを給電線に。
2011年07月04日 18時00分 月齢:3.1[黄昏月] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません
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カメラに電力を供給する単線ケーブルが当初の予想通り断線しました。原因は首振りのストレス。
左右にカメラを旋回するとどちらも最大45度くらいまで振ります。C243のときは20度くらいでしょうか。この左右の旋回を繰り返すたび、ケーブルは疲労に晒され、カメラから出ているケーブルと単線のはんだ付け部分に応力が集中してプツリと切れるのです。
当初考えた対策は、カメラから出ているケーブルをカメラ頂点部分に引いて、台車の集電と同じような摺動集電でした。
これはうまくいけば少ない旋回抵抗で電力を供給できる気がするのですが、カメラは案外ぐらぐらするので接触に不安があるのと、カメラ上部の空間にかなりの制約が予想されるので、とりあえず見送ることにします。
かわりに、柔軟性が高く旋回抵抗が小さい方法としてヒンジを使った配線を考えてみました。左右に45度ずつ、合計90度の振り幅を持ちつつ電気抵抗が小さい素材…貴金属しかない!!
普通ならそう都合よく貴金属は転がっていないのですが、幸か不幸か過去の職業柄手に入れた、金やプラチナのちぎれたネックレスをかなり持っています。これを使ってみましょう。
いろいろなタイプのネックレスを使ってテストピースを作りました。しかし贅沢な実験だなぁ…
テスターにつなげて曲げたり緩めたり引っ張ったり。この結果、優秀な成績だったのは、18金のボールチェーンとプラチナのベネチアンチェーン。
これのどちらかを使って、カメラ給電ケーブルを作ることにします。
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