文化展用合同レイアウト(その19)山にプラスターを塗る
2009年02月22日 00時32分 月齢:27.2[二十八日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2009年06月13日)
16年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません
2分ぐらいで読めます。
この記事は情報が古い場合があります。
2009年2月14日以降は会社から帰宅後(だいたい23~24時)、明朝4~5時くらいまでずっと作業していたので、全然ブログを書けず。ようやく搬入して夜に時間が持てるようになったので、書くことができます。
さて、スタイロフォームにプラスターを塗っていきます。トンネルポータル付近はTOMIXのシーナリープラスターを使いました。今まで石膏等の素材は扱ったことがなかったのですが、シーナリープラスターは未経験者にも扱いやすかったです。石膏のイメージよりも砂っぽく、色や粗度は モルタルに近い気がしました。硬化までの時間は長すぎず短すぎず、いい感じ。(亀師匠は奥義「聚楽壁土」で仕上げたようですが、聚楽壁の欠点は硬化までの時間。固まると非常に強固で色もいいのですが…)
シーナリープラスターを塗った場所以外は、ホームセンターで買ってきた工作用石膏を使います。塗り肌がすべすべで色は真っ白。まさに石膏らしい仕上がりです。まるで雪山のようになりました。びっくりしたのは硬化時間の早さ。塗ってしばらくすると温かくなり、みるみるうちに硬化します。水で溶いてからの作業時間は15分が限界くらいかな。紙コップが大量にあったのでそれを使って石膏を溶いたのですが、使いきれないと紙コップの中で固まりました。5回くらい(紙コップ5個消費)かけて、山を覆いました。もし一度に大量の石膏を作ったとしたら、きっと無駄にしたことでしょう。この激速硬化時間のおかげで、待ち時間はほとんど発生せず、作業の効率は良かったです。
早々に石膏が固まったので、塗装します。崖っぷち感が強い地形なので、土よりも岩だなと考え、ねずみ色に茶色を混ぜながら塗装しました。
山の塗装が終わったら、気分転換を兼ねて、バラスト撒きとカラーパウダー撒きに取り掛かります。まずは架線柱を建て、バラストは他のモジュールと違う表現にしました。KATOの粒が細かいバラストで下地を作り、TOMIXのグレーで道床を整えて、軌道改良が行われたイメージに。高架橋にもバラストを詰めます。ループ線外周の切り通し区間に架線柱を建てるのを忘れていたので、錐で穴を開けてブスリと突き立てました。土台がないからちょっと弱いカモ。架線柱のテクニックについては「文化展用合同レイアウト(その4)左コーナーモジュールに架線柱を建てる」を見てください。
ループ線外周の高架橋区間は元々田畑や雑木林にでもするつもりでしたが、あまった石膏をなんとなく塗ってしまったところ、「この凹凸感は海っぽいかも。」という安直な考えで海にしました。まぁ地形的には海がマッチしている気がします。全然計画的じゃないケド。海は石膏上に青とビリジアンと白と黒の水彩絵の具を適量出して調色し、乾燥後に木工用ボンドを塗って艶出ししました。
古い記事・新しい記事
- 古い記事 [2009年02月13日]
- ← 文化展用合同レイアウト(その18)なんとか山のカタチに
- 新しい記事 [2009年02月22日]
- → 文化展用合同レイアウト(その20)右コーナーモジュール完成