バックアップに最適化した、自分用robocopyオプション。
2022年05月16日 12時00分 月齢:15.6[満月] 潮汐:大潮
3年前に投稿 | Windows | コメントはありません
2分ぐらいで読めます。
会社のサーバーなんですが、たまに「あれー? フォルダがなくなってる!」っていうことがあって、たいていは検索すれば見つかるのですがホントに削除されていることもないこともない。以前の職場やさらにその前の職場からも「サーバーのファイル消しちゃったので助けてくださいっ」泣きつかれたことが何度かありました。
そんな事態に備えていつも自分用のパソコンでバックアップを取っているのですが、現職場ではまだ手付かずだったのでそろそろバックアップを仕込んでおきます。
使うのはrobocopyコマンド。robocopyコマンドにはたくさんのオプションがあります。
今回はこんなふうに書いてみました。
robocopy "<コピー元フォルダ>" "<コピー先フォルダ>" /mir /R:1 /W:0 /XD "System Volume Information" /XD "INetCache" /XD "Temporary Internet Files" /XD "%temp%" /XF "*.tmp" /XJD
という感じで。
- /mir
コピー元フォルダをそっくりそのままコピー先にミラーリング。 - /R:1
リトライは1回。 - /W:0
待機時間は0秒。 - /XD "System Volume Information"
特定のディレクトリ「System Volume Information」を除外。 - /XD "INetCache"
特定のディレクトリ「INetCache」を除外。 - /XD "Temporary Internet Files"
特定のディレクトリ「Temporary Internet Files」を除外。 - /XD "%temp%"
特定のディレクトリ「%temp%」を除外。 - /XF "*.tmp"
特定のファイル「*.tmp」を除外。 - /XJD
ジャンクションディレクトリを除外。 - /XJF
ジャンクションファイルを除外。
システムファイルっぽいものや一時ファイルっぽいものは除外してみました。基本はミラーリングだけど、ほしいのは文書だったり画像だったりなので。
これを曜日ごとに設定してタスクスケジューラに登録。昼ご飯食べているときに勝手にバックアップしてくれるのでした。
古い記事・新しい記事
- 古い記事 [2021年05月01日]
- ← ファイル名のルール、先頭の数字6桁が嫌い。害だらけ。
- 新しい記事 [2023年02月17日]
- → ネットワーク上のフォルダが削除できないときのThumbs.dbの削除方法
他にも「Windows」カテゴリの記事はいかがですか。
- 【パソコン有償譲渡会の闇】とは無関係だけど、第5世代Core i5のパソコンにWindows11をねじ込んだ。
- Windows2000でハッシュ値を利用する
- Firefox12でWindows2000に対しての緊急告知の消し方
- shell32.dllを上書きする。
- Windows10 64bitにDreamweaver8.0.2をインストールする方法。
- Windows10のロック画面の「気に入りましたか?」が、どうしても押せない!!
- Gateway ML6022j2にWindows10を入れてみた。
- Windows2000にVirtual PC 2007をインストールしてみた。
- 腐った林檎。…Windows2000対QuickTime
- Windows2000にIPv6を導入する。