Windows2000 serverが動くドメインコントローラーのメモリを増設した。
2018年04月30日 21時00分 月齢:14.4[十五夜] 潮汐:大潮
(最終更新日:2019年09月02日)
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久々のWindows2000ネタでございます。と言っても、ソフトウェアではないんですけど。
わが家の家庭内LANはActive Directoryドメインを構築しているのですが、ドメインコントローラーはNEC VersaPro R VA10Hという15年前のノートパソコン。最近たまに調子が悪くなるので確認すると常にほとんどのメモリを使い切っているようです。
てっきり1GBくらいメモリを積んでいるものと本気で思っていたのですが、確認してみると256MB。うーんこれはさすがにキツイですな。そんなわけで、ハード面とソフト面の両方でメモリを増強することにします。
定期的な再起動
タスクスケジューラを使って、定期的にメモリをリセットします。Windows XPやWindows2003 Serverなら標準でshutdown.exeがあるので簡単なのですが、Windows2000はリソースキットに入っているみたい。でもリソースキットなんて持っていない…。Windows XPのshutdown.exeを使えるようなのですが、なんだかグレーな気がするので、代替手段としてPsShutdown v2.52というのを入手してみました。
使用法: c:\WINDOWS\system32\shutdown.exe [-i | -l | -s | -r | -a] [-f] [-m \\コンピュータ名] [-t xx] [-c "コメント"] [-d up:xx:yy]
引数なし このメッセージを表示します(-?と同じです)
-i GUI インターフェイスを表示します。このオプションは最初に指定する必要があります
-l ログオフ(-mオプションとは併用できません)
-s コンピュータをシャットダウンします
-r コンピュータをシャットダウンして再起動します
-a システムシャットダウンを中止します
-m \\コンピュータ名 シャットダウン/再起動/中止するリモートコンピュータの名前です
-t xx シャットダウンのタイムアウトをxx秒に設定します
-c "コメント" シャットダウンのコメントです(127文字まで)
-f 実行中のアプリケーションを警告なしに閉じます
-d [u][p]:xx:yy シャットダウンの理由コードです
u=ユーザーコード
p=計画されたシャットダウンのコード
xx=重大な理由コード(255以下の正の整数)
yy=重大ではない理由コード(65535以下の正の整数)
というXPの使い方がpsshutdown.exeにもそのまま使えるようなので、psshutdown.exeをc:\WINNT\system32の中に入れ、それからスケジュールの設定。再起動と強制終了のためshutdown.exe -r -cと設定します。もちろん自動ログオンの設定も忘れずに。毎日2:00に再起動するようにしました。
メモリ開放の設定
あまり頻繁に再起動するのもいかがなものか、ということで、フリーソフトで一定の時間ごとにメモリを開放します。めもりーくりーなーというソフトでメモリの使用状況を監視し、20分ごとに開放するように設定しておきました。
メモリの増設
最後は物理的なメモリの増設。Transcend PC133メモリ512MB 両面16枚チップをヤフーオークションで入手しました。送料込みで約1000円の設備投資ですが、まあこれが実際いちばん効果的なんですよね。
このようになりました。もともとのメモリが128MBの2枚差しだったので、1枚を512MBに交換。2.5倍に増量です。
これであと数年はドメインコントローラーとして活躍が期待できますネ。くふふ。
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- → エックスサーバーでmod_pagespeedを試してみた。