dynabook Satellite J40のCPUをPentium Mに交換してみたけど…
2017年02月11日 21時00分 月齢:14.5[十五夜] 潮汐:大潮
(最終更新日:2019年09月02日)
8年前に投稿 | ウェブ・IT関係 | 2件のコメント
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NEC LaVie L LL900がOS起動の途中で止まってしまい使い物にならなくなったので、いまさら修理する気にもなれなくて、CPUをほぼ同世代の機種だと思われるToshiba dynabook Satellite J40に移植してみることにしました。
Celeron M 360/1.40GHzをPentium M 740/1.73GHzに換えてみます。CeleronからPentiumに換えたら少しは速くなってくれるかなとの期待を込めて。
さっそくバラして、CPUを取り出します。キーボードをめくったところにあるネジのうち2箇所があまりにも固く、ネジ山を傷めるだけだったので、思い切ってドリルでネジの頭全体を削ってしまい、ようやく分解できました。
このCPUを移植します。
Jシリーズはとにかく分解しやすくて、10分もあればCPUを取り外すところまでたどり着けます。CPUを交換して、グリスを伸ばして塗り、再度組み立てます。
右下の表示がPentiumに変わりましたー。正しく認識してくれているようです。さて、効果測定してみましょう。
Processor 1396.50MHz[GenuineIntel family 6 model D step 8]
VideoCard Intel(R) 82852/82855 GM/GME Graphics Controller
Resolution 1024x768 (32Bit color)
Memory 1031,024 KByte
OS 5.1 (Build: 2600) Service Pack 3
ALL 9535
Integer 85490
Float 67070
これがもともとのデータ。
Processor 598.50MHz[GenuineIntel family 6 model 9 step 5]
VideoCard Intel(R) 82852/82855 GM/GME Graphics Controller
Resolution 1024x768 (32Bit color)
Memory 1031,024 KByte
OS 5.1 (Build: 2600) Service Pack 3
ALL 2506
Integer 19983
Float 20102
これがCPU交換後…んっ? なんだこりゃ。以前よりもアホになってる。アホっていうかドアホ。
Processor 1396.50MHzが598.50MHzになっているのが原因かと思って、CMOSクリアしてみたのですが効果はなく、アホのままでした。
ほかに解決方法を知らないので、結局元のCeleronに戻したのでしたー。
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黒翼猫からのコメント | 2017年03月01日 #
|。・ω・) 。o (ねぇ、知ってる?
定格よりCPU供給電圧が低いと、Pentium Mは低クロックモードで動作するんだよ)
煤からのコメント | 2017年03月07日 #
ありがとうございますっ。
んー、そーかー。電圧が低いとクロックが下がるのかぁ。これは手が出せないですね。いわゆる超低電圧版ってやつでないとダメということでしょうか。無念…