Thunderbirdのタイトルバーを表示させて、クラシックモードに最適化。
2015年07月22日 18時00分 月齢:6.4[七日月] 潮汐:小潮
(最終更新日:2019年09月02日)
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フリーソフトを使わせてもらっている立場で言うのはおこがましいんですが、バージョンアップのたびにころころとデザインを変えるのはやめてほしい。使い続けて慣れた操作感を「思いつき」による改悪でどうしようもない状態にしてしまうのはマイクロソフトのリボンインターフェイスだけでもうたくさんっ!!
さて、メーラーはOutlook ExpressをやめてからずっとThunderbirdを使っているのですが、最近までずっとWindows2000を使っていたためにThunderbird12以降を使う機会がなく、何とも思いませんでした。Windows XPや7にして、Thunderbirdをアップデートしたことから、OSのデザインとなじまない変なデザインを使わされることになりました。どうやらThunderbird17のリリースから、タイトルバーが表示されなくなったようです。
うわーキモチ悪い。太くて青いバーの中に本来ツールバーとしてあるべき内容が入り込み、タイトルバーがないからソフト名も表示されない。明らかに他のソフトと整合性がなく極めて美しくない。角丸台形のタブもとてもダサい。
そんなわけで、最初の施術を。アドオン「Classic TB2」をダウンロードし、Thunderbirdに追加します。「ツール」→「アドオン」から「アドオンマネージャ」を開き、歯車ぽいボタンを押して「ファイルからアドオンをインストール」→ダウンロードしたファイルをインストールする、という流れです。その結果、
全体的にクラシックな感じになり、とてもスッキリしました。かなり良くなったのでこのままでも使えないことはないのですが、やっぱりタイトルバーが欲しい。
- 「ツール」→「オプション」→「詳細」→「一般」→「設定エディタ」から「about:config」を開く。
- 「mail.tabs.drawInTitlebar」で検索する。
- 「mail.tabs.drawInTitlebar」を右クリックして「切り替え」し、値を「false」に変更する。
ひょー。これでこそ正統派クラシックモード。実にシンプルで美しい、使い慣れたデザインです。
世の中は常に移り変わるものであって、決して新しいデザインを否定するわけではないのですが(いや冒頭で思いっきり否定しているケド)、変えちゃいけない部分ってあると思うわけですよ。たとえば自動車のハンドル・アクセル・ブレーキが統合されてジョイスティック1本になったとしたら、それはそれで進化とも言えるけれどきっと戸惑う人は多いし、他のクルマとの整合性にも問題があります。
デザインは見栄えだけでなく、機能の一部なんですから。20年使い慣れたデザインを捨てるなんて、絶対ムリ。
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