次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その15)・プラットホームをまじめに考える
2012年07月20日 18時00分 月齢:1.3[二日月] 潮汐:大潮
(最終更新日:2021年02月27日)
12年前に投稿 | 鉄道模型 | 1件のコメント
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今回のプランでは複線の間に島式の駅を設置するため、TOMIX 島式ホームセット(ローカル型)を購入しました。なぜローカル型かって? それは屋根の形がかわいかったからです。そんな理由で。
さて、実際手にとって見ると、プラットホームの高さが低いことにショックを受けました。あまりにも低すぎでしょう。
日本の旅客駅では高床タイプのものが一般的である。日本国有鉄道では、レール上面を基準とした760mmの高床タイプを標準とし、現在のJRグループでは通勤・近郊形直流電車専用ホームでは電車の床面に合わせた1,100mmに、電車とそれ以外の列車の共用ホームでは920mm、新幹線では1,250mmとしている。また標準軌私鉄の直流区間では1,100mm以上としている。
760mmは1/150だと約5.1mm、1100mmは約7.3mm、920mmは約6.1mm。それなのに実際に測定してみると…
これは一般型の島式ホーム。このように床下が少し見えるのは都会以外ではよく見られます。優等列車のようにステップが付いている車両が停車するプラットホームもだいたいこんな感じですね。
レール面からの高さを測定するとだいたい6mm。実物では920mmと考えることができますね。
さて、ローカル型。
隙間が大きすぎます!! 普通の人なら膝が上がらないですよっ。
隙間を測定すると、4mm弱あります。実物換算で600mm弱…
レール面からの高さを測定すると4mm。実物では600mmくらいです。「レール上面を基準とした760mmの高床タイプを標準」って書いてあるのに、600mmはひどすぎます。
こうしてみると、一般型の島式ホームが実際のローカル型の高さで、直流電車区間を再現しようと思ったら1.2mm底上げしてやる必要があるということがわかりました。
ローカル型の島式ホームは低すぎて全然ダメ。少なくとも一般型の高さになるよう2mm底上げして、ようやく実際のローカル型プラットホームの高さになることができます。
もうひとつ、車体とプラットホームの横方向の隙間も気になるのですが、ここはあまりぎりぎりを狙うと走行中に接触する恐れがあるため難しいところです。
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