1608サイズ チップLEDで特殊信号発光機を作る。(信号機部分)
2011年07月09日 04時01分 月齢:8.1[九日月] 潮汐:小潮
(最終更新日:2012年12月21日)
13年前に投稿 | 鉄道模型 | 1件のコメント
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今夜はチップLEDで特殊信号発光機作りに挑戦です。…しかし、カメラカーとか中途半端なままで放置しているなぁ。一連のチップLED工作に飽きたら、カメラカー作りに戻りましょ。
さて、特殊信号発光機。Nゲージで市販されているのは津川洋行製くらいでしょうか。もちろんダミーで点灯しない。そりゃそうですよね、運転を楽しむ鉄道模型で運転を抑止するようなブツに誰が興味を示そうか。…そんな禁忌に挑んでみました。
Illustratorで原寸大に作図し、印刷します。その上に両面テープを貼り、1608サイズ(赤)チップLEDを正確に配置します。中央のカソードはコモン化するので、端子同士が触れ合うくらいに配置します。
まず中央をはんだ付け一発で5個のカソードをまとめてしまいます。もたもたしているとLEDに余計な熱が伝わるし、両面テープ表面も熱で歪んでLEDの配置が狂うし、難易度は高め。上記の写真ではダイオードの足をカソード兼ブラケットにしています。(が、最終的にはやめました。理由は後述。)
中心からカソード、それぞれのアノードからは配線の方向に注意しながらはんだ付け。信号機の一方のブラケットからカソードの配線、もう一方のブラケットからアノードの配線を引き回すイメージです。ところで、5つのLEDの配置が少し歪んでいるのがわかりますか? 実はここまで組んで点灯試験をしたところLED1個が点かなかったので、急遽差し替えたのですが、これまた難しい。最低限の熱を加えてカソードを外し、新しいものと交換するのですが、各LEDにはすでにポリウレタン線がついているためにその剛性でカソードのはんだを溶かした途端に各LEDが動くのです。それに交換用の新しいLEDを取り出すときにどこかに飛んでいってそのまま行方不明。結局もう1個使うことになり、5個使うだけの予定が7個になってしまい、悲しい気持ちになりました。
なんとか交換はできましたが初期の美しい星型配置は少し崩れました。ついでにブラケットとケーブルを兼ねていたダイオードの足も撤去。
全LEDの点灯を確認したので、次に信号機本体を作ります。今度は図面の裏側に両面テープを貼り付け、t=0.5mmプラ板に貼ります。0.7mmピンバイスでレンズ部分の穴を開けます。0.9mmやそれ以上でもいいかも。そのあたりはお好みで。
穴が開いたら正5角形に切り抜き、バリを取って完成。貼り付けた図面もはがしましょう。
不点灯のトラブルさえなければ各LEDの中心と信号機のレンズ穴はぴったりと一致する予定が、ちょっとずれてしまったところもあります。でもどうせこの信号機は高速でグルグルと点灯させるので、そんなに問題ではないでしょう。
回路と信号機本体は瞬間接着剤でベットリ固定しました。
3灯信号機とのサイズ比較。ファインスケールとLEDの個別点灯は成功。次はいよいよ点滅させる回路を組んで光をグルグルまわします。…っとその前に頭の部分以外を作らなければならないのですが、そこはまぁどうにでもなることですので、無期後回しにしちゃいましょ。
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