電子書籍、ePUBかPDFか。

2012年01月25日 17時39分 正午の月齢:2.2  月名:三日月  潮汐:中潮 月齢:2.2[三日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月04日)
12年前に投稿 | ウェブ・IT関係 | コメントはありません

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電子書籍のファイル形式について考えてみます。ePub形式が世界標準になりつつあることはわかるのですが、ひとつだけ釈然としないことがあるのです。

概要
EPUBは、HTMLやウェブブラウザのオープン性を保持しつつ、インターネット接続が切断された状態の携帯情報端末(PDA)やノートパソコンなどでも電子書籍の閲覧が継続できるようにダウンロード配信を前提にパッケージ化された、XHTMLのサブセット的なファイル・フォーマット規格であり、画面の大きさに合わせて表示を調整する「リフロー機能」が特徴である。

(中略)

ファイル構造
EPUB形式の電子書籍のファイル構造は、XHTML形式の情報内容(コンテンツ)が、指定の形でZIPによって圧縮された後、ファイル拡張子が「.epub」に変更されたものである。

wikipedia

なぜ、わざわざ新しいファイル形式を作ったんだろうか。そう思う人たちはたくさんいるので、以下のリンク先を読んでもらうとして…

電子書籍がページの概念やレイアウトにこだわるのであれば、PDFでよかったはず。電子署名も暗号化も何でもできるし、まさに世界標準だと思うんです。(別にPDF信者というわけではないですよ。以前は大っ嫌いでした。最近は長所が見えてきたり使いどころがわかってきたりして以前ほど嫌いじゃないだけ。)

PDFのメリットとして、完全な固定レイアウトだけでなく、Illustratorが吐き出したベクターのファイルを簡単に扱える点は無視できません。ePubでもSVGに対応しているとはいうものの、今までの感覚で作業を行うのであればどうしてもPDFのほうが作りやすい気がします。

結局は文字主体ならePub、ヴィジュアル主体ならPDFとなってしまうのは仕方がないのかも知れませんね。

あ、それじゃあ他の人と同じ意見だ。でも結論はそれしかないです、今のところ。

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