KATO マイテ49(旧製品ジャンク)のあちこちを光らせてみる。(その4)

2024年09月04日 12時00分 正午の月齢:1.4  月名:二日月  潮汐:大潮 月齢:1.4[二日月] 潮汐:大潮
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1分ぐらいで読めます。

テールマーク部分にプラ板を接着し、テールランプにも光ファイバーを接着しました。

0.75mmの光ファイバーを使うつもりだったけど、結局1.0mmの光ファイバーにしました。1.1mmの穴なのでぴったりなのです。でも火であぶって断面を丸めるといった丁寧な処理はしていません。火であぶって光ファイバーの径が変わって穴に入らないとかイヤだもんね。

光ファイバーを入れる

光を通すとこんな感じです。ただの穴ではないっていう雰囲気は出たかなぁ。老眼erにはどうせ見えないんですけどね。

光を通してみる

塗装の準備として一般的なプラスチック用のプライマーを吹き付けてみたけれど、乾燥後に爪でひっかくと簡単に剥がれます。大丈夫かなぁ。電飾は成功しても塗装で失敗とかイヤだなー。

プライマーがはがれる

この後、ミッチャクロンを吹き付けてみたら、しっかりとした被膜になりました。金属や軟質プラスチックの下塗りは、やっぱりミッチャクロンなんだよなぁ。

先に塗装してしまうか、後から塗装するか、それとも無塗装のままか。行き当たりばったり試行錯誤しながらの加工なのでこの次どうしようかなと思ったけれど、とりあえずテールマークを光らせてみたくなったので、次はLEDでも入れてみましょうか。

KATO マイテ49(旧製品ジャンク)のあちこちを光らせてみる。(その3)

2024年09月02日 12時00分 正午の月齢:29.0  月名:月隠  潮汐:大潮 月齢:29.0[月隠] 潮汐:大潮
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2分ぐらいで読めます。

まずは、今回のメインディッシュである展望デッキに取り掛かりましょう。この箇所の加工を成功させることによって、旧製品は新製品と互角になるのだぁー。

行灯型テールマークを実現するために、既存のテールマーク部分に穴をあけてLEDを組み込むのですが、まずは新たに埋め込むプラ板を切り出します。4.5mm径のポンチで、0.3mmプラ板を打ち抜きます。このようなものを作るときは透明ではなく白色のプラ板を使って光を拡散させるとうまくいくのでございます。

4.5mmポンチ

打ち抜いたプラ板を載せてみました。ぴったりの大きさですね。

プラ板を載せてみる

裏側用に5.0mm径に打ち抜いたプラ板も作ります。どういうふうに作り込んでいくかはそのときになってから調整することとしましょう。とにかく展望デッキに余計な出っ張りができるだけ少なくなれば成功です。(ちなみに新製品のテールマークがどのようにして光るのか、まったく知らないのよ…チップLED埋め込みなのか、導光板なのか。)

裏側のプラ板

それでは、テールマーク部分に穴をあけていきます。0.7mmの刃をくわえたピンバイスでセンターをしっかりと決め、1.0→1.2→1.4とドリルの径を大きくしていきます。2.0~3.5はさすがに指先のトルクでは刃を回せられないので電動ドライバーを使います。

テールマーク部分の穴あけ

仕上げに4.0mmのドリル刃を手で持って、丁寧にリーミング。やさしく、少しずつ、焦らずに、狭い穴を拡張してあげます。

4.0リーミング

丸棒のやすりで、規定の径4.5mmに仕上げていきます。やすりの大きさがぴったり4.5mmだったので、とてもスムーズに真円に仕上げることができました。

やすりで仕上げる

プラ板をはめるとぴったりサイズ。光を透過する行灯型テールマークの表面部分ができましたー。

プラ板がぴったり

テールランプの穴あけは、センターを出しやすいデッキ内側から加工し、最終的に1.1mm径の穴にしました。少し大きめだけど、接着剤を塗って0.75mmの光ファイバーを通すから、まぁこんなもんかなという感覚で。

テールランプ穴あけ完了

とりあえず、繊細なデッキを破損させることなく加工が終わってひと安心ですよ。

KATO マイテ49(旧製品ジャンク)のあちこちを光らせてみる。(その2)

2024年08月30日 12時00分 正午の月齢:26.0  月名:二十七日月  潮汐:中潮 月齢:26.0[二十七日月] 潮汐:中潮
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マイテ49との出逢いは昭和の頃。1987年3月28日に運転された「すきやねん国鉄ご愛顧感謝号」に、実は乗ったんですよ。復活最初の営業運転の乗客だったんです。申し込んだときはすでに満席で取れなかったんだけど、キャンセルが出て奇跡的に乗ることができました。今なら自慢できるゾっ。

EF58 150 マイテ49 2

そんなわけで、マイテ49への思い入れはすごいんです。「だったらなんで何年も放置していたんだ」「もらうんじゃなくて自分で買えばいいじゃないかっ」って言われそうですけど…。

車内の画像はこんな感じ。模型の内装をいろんな色に塗装して楽しんでいる人もいると思うのですが、これが復活当時の車内です。

妻面天井付近 展望室車内側 展望室外側

座席とかも撮ったはずだけど、写真が見つからなかった…。

「そのときの資料を、模型に落とし込むことができたら」と思って、鉄道グッズを詰め込んでいるケースをほじくってみました。こんなのが出てきましたよ。

乗車記念券 乗車記念券・裏 入場券・表 入場券

乗車記念券と入場券に使われている写真は柵の高さが元々のものだけど、営業運転にあたって2段高くしたようです。やっぱり原型の柵のほうが美しいなー。

絨毯の色はグレーが正解。椅子は臙脂色ですね。展望デッキの天井部分は白色、テールランプは赤く塗る、などなどいろいろと参考になりますね。

KATO マイテ49(旧製品ジャンク)のあちこちを光らせてみる。(その1)

2024年08月28日 12時00分 正午の月齢:24.0  月名:二十五日月  潮汐:長潮 月齢:24.0[二十五日月] 潮汐:長潮
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5年どころか下手したら10年近くになるんじゃないかっていうくらい、亀師匠からもらい受けたままバラして放置していたKATO マイテ49旧製品。

マイテ49旧製品ジャンク

新製品も登場して盛り上がっているところ、そろそろどうにかしてあげたくなったので、以下のようなメニューを考えてみました。

  • テールランプを光らせる。
  • テールマークを光らせる。
  • 室内灯を組み込む。
  • そのための集電機構を用意する。

台車には集電板が組み込まれているけれど、車体側に集電機構がないこの車両を、果たしてどこまで作り込めるか。その前に現状を見てみましょう。

展望室側の連結器はダミーですが、ここはこのままでいいでしょう。

連結器はダミー

ジャンクたる所以は、この展望室の柱の欠損。軟質プラスチックなので接着は難しそう。ランナー引き伸ばし線か金属線でなんとかすることにしましょう。塗装も難しいかなー。

柱が欠損

テールマークの点灯については、実はあまり心配していなくて、かつていろいろやった工法

の経験があるので、この大きさなら問題なく光らせることができるでしょう。穴あけさえ失敗しなければ、ですケド。

テールランプは、光ファイバーで導光するのではなく、1608サイズの赤色チップLED2個を使って展望室内への影響を最小限にします。

品薄なC541-15-PCを28本調達するために、4店舗をハシゴした。

2024年08月26日 12時00分 正午の月齢:22.0  月名:弓張月(下弦)  潮汐:小潮 月齢:22.0[弓張月(下弦)] 潮汐:小潮
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ないんですよ、どこにも。

米のハナシじゃなくて、鉄道模型のレール。ふだんレールはネットで買うことが多いのですが…。

予定していた社内運転会の日が9月28日に決まったということで、まだ集めきっていないレールを揃えておこうとネット上で探したものの、カーブPCレールC541-15-PC(F)(4本セット)が全然ない!! あちこちのサイトを検索しても「在庫なし」ばかりでホントに見当たらない。C541-15-PCが32本必要なのに、今のところ確保したのは4本だけ。あと28本。PC枕木にこだわらなければ何とでもなるけれど、ここは妥協できないっ。外周の2線はすべてPC枕木を採用することとし、C541-15で緩和曲線を描いているのです。

社内運転会6線

そんなわけで、久々に仕事が全くない8月24日、自分の足を使ってC541-15-PCをかき集めることにしました。だけど外気温37度くらいの中、電車で店舗巡りをするのもしんどそうなので、車で走り回ることにします。自宅から約10分で1軒目のお店に。

1軒目: ジョーシン長岡京店。2箱(8本)確保。累計8本。

北か南かどちらに進もうか考えた結果、国道171号線を南に進みます。

2軒目: ジョーシン高槻店。2箱(8本)確保。累計16本。

吹田や千里丘に行くことも考えたけれど、直線的に離れていくのは賢くないと考えて、少し京都方面に戻る感じで国道171・170・1号線を使って枚方に行きます。

3軒目: ジョーシン枚方店。1箱(4本)確保。累計20本。

ここは1箱だけだったか…シンプルに国道1号線を北上して京都に戻ります。次でキメたいところ。

4軒目: ジョーシン伏見店。2箱(8本)確保。累計28本。

出発から約5時間かけて28本購入、運転会に必要な数を確保することができましたー。たぶんジョーシンの顧客データベースには、変な購入履歴が載ったことでしょう。

…家に帰ってからもう一度検索したら、ポツポツと在庫のあるサイトが出てきたようです。けど在庫数が1~3くらいだったり、送料を含むと割高だったり、オフラインでの買い物で正解だったかな。

2軸貨車(の一部)の連結面間隔を追加投資なしで縮めた。

2024年08月23日 12時00分 正午の月齢:19.0  月名:更待月  潮汐:中潮 月齢:19.0[更待月] 潮汐:中潮
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客車・電車等だけでなく、所有している貨車も原則的にはKATOカプラーに交換しています。2軸貨車も当然交換しているのですが、一部の貨車に以前から問題がありました。

カプラーがすぐに上を向いてしまうのです。

2軸貨車にKATOカプラー すぐに上を向く

シンプルな方法としては上を向かないように連結器の根元部分をただ固めてしまえばいいのですが、せっかくなので連結面の間隔も縮めてみましょう。ただし、車間短縮ナックルカプラー2軸貨車用ナックルカプラーセットのようなブルジョワ御用達のパーツは使いません(使えません)。

ということでいつものように…というか久しぶりに定番の術式で進めていきます。

普通の状態

カプラー根元部分の両横を削って、カプラーポケットの深い部分まで差し込み、瞬間接着剤で固めます。

根元を固める

元どおり車両に取り付ければ完了。

かなり狭くなったのは嬉しいけれど、がんばって縮めすぎた気がしないこともないので、あとは走行に支障がないかどうか…。

間隔の比較

連結器が上を向く症状があった5両の施術が終わったので、走行試験してみます。

走行テスト

C280のS字カーブで試したところ問題なさそうです。勾配やポイント、プッシュプルなどは確認していないけれど、平坦線の走行だけだったらどうやら合格ですね。やったー!

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