2軸貨車(の一部)の連結面間隔を追加投資なしで縮めた。

2024年08月23日 12時00分 正午の月齢:19.0  月名:更待月  潮汐:中潮 月齢:19.0[更待月] 潮汐:中潮
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客車・電車等だけでなく、所有している貨車も原則的にはKATOカプラーに交換しています。2軸貨車も当然交換しているのですが、一部の貨車に以前から問題がありました。

カプラーがすぐに上を向いてしまうのです。

2軸貨車にKATOカプラー すぐに上を向く

シンプルな方法としては上を向かないように連結器の根元部分をただ固めてしまえばいいのですが、せっかくなので連結面の間隔も縮めてみましょう。ただし、車間短縮ナックルカプラー2軸貨車用ナックルカプラーセットのようなブルジョワ御用達のパーツは使いません(使えません)。

ということでいつものように…というか久しぶりに定番の術式で進めていきます。

普通の状態

カプラー根元部分の両横を削って、カプラーポケットの深い部分まで差し込み、瞬間接着剤で固めます。

根元を固める

元どおり車両に取り付ければ完了。

かなり狭くなったのは嬉しいけれど、がんばって縮めすぎた気がしないこともないので、あとは走行に支障がないかどうか…。

間隔の比較

連結器が上を向く症状があった5両の施術が終わったので、走行試験してみます。

走行テスト

C280のS字カーブで試したところ問題なさそうです。勾配やポイント、プッシュプルなどは確認していないけれど、平坦線の走行だけだったらどうやら合格ですね。やったー!

マグネマティックカプラーが嫌いなので取り外した。

2024年08月21日 12時00分 正午の月齢:17.0  月名:居待月  潮汐:中潮 月齢:17.0[居待月] 潮汐:中潮
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EH10が2両(2編成とも、もらいもの…)あるのですが、そのうち1両が両エンドともマグネマティックカプラーがついている状態です。

マグネマティックカプラー

連結・解放運転を楽しむためには必要なんでしょうけど、そのような運転をしない者にとっては、大振りでブサイクな連結器でしかありません。連結器の形はあまり気にならないんだけど、あのトリップピンがブサイクの元凶…。

そんなわけで、連結器を変えます。

純正カプラー

片側をもともと付いていたカプラーに戻しました。この連結器が最高かといえば全然そんなことないのですが、実用性という点で「まぁマグネマティックカプラーよりはマシかな」という感じ。ちなみに反対側はかもめナックルに変更しました。…こっちもナックルカプラーのほうがいいかな、うーん。

マグネマティックカプラー嫌い、TNカプラー嫌い、ボディマウント嫌い。ホントわがままなおっさんですね。

複線レイアウトの電源供給に電話線を使ってみる。(その4)

2024年08月19日 12時00分 正午の月齢:15.0  月名:満月  潮汐:大潮 月齢:15.0[満月] 潮汐:大潮
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「複々線レイアウトの電源供給にLANケーブルを使ってみる」ためのフィーダーモジュール。

複々線レイアウトの電源供給にLANケーブルを使ってみる

「複線レイアウトの電源供給に電話線を使ってみる」ためのフィーダーモジュール。

複線レイアウトの電源供給に電話線を使ってみる

という感じで計画どおりうまく完成しました。

技術的には大したことをしていないのですが、見せ場としてはコレ。どのようにこれら2つのモジュールをつないでもバッチリつながるくらい、複線間隔の寸法誤差がないんですよ。

複線+複々線 複々線+複線 複線(逆位置)+複々線 複々線+複線(逆位置)

もちろんこれらのモジュールを単体で使うことがもともと想定していた使い方なんですけど、実は最近3複線のレイアウトプランにハマッていることもあって、それに使えるように縦に並べても複線間隔27.75mmを出せるようにしています。

3複線

今考えているのはこんな感じのレイアウトプラン。左上のS280が並行しているあたりに、これらの給電モジュールを入れるってことで。鉄道好きな部下たちと、会社の会議室で運転会をやっちゃうのだー。

社内運転会6線

ということで、LANケーブル1本と電話線1本で、6本の列車をアナログ制御できる環境が整いましたー。電気屋さんで売っているケーブルをそのまま使うので断線したり延長したくなったりしてもすぐに対応できるのです。いやまぁそうめったに断線しないとは思うけどさ。

ロールオーバー結線の電話線は、一方の端をRCA端子にしました。2台ある自動加減速パワーパックにはRCAジャックしか出力端子がないので、それ用ということで。

電話線からRCA変換

こんな感じで、3複線をコントロールできますよ。

3つのコントローラー

他にも、4系統出力のパワーパックの第1・4回路はこのケーブルで、第2・3回路は電話線で出力っていう使い方もできる、意外と使い勝手の良さそうなケーブルになりました。

試験走行してみましょう。

試験走行

EF65たちを召喚して、グリグリ走ってもらいましたー。

複線レイアウトの電源供給に電話線を使ってみる。(その3)

2024年08月16日 12時00分 正午の月齢:12.0  月名:十三夜  潮汐:中潮 月齢:12.0[十三夜] 潮汐:中潮
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いきなり余談からのスタート。

LANケーブルのRJ45と電話線のRJ11規格には互換性があるので、実はLANケーブル用のジャックに電話線を差すこともできます。こんな感じで複々線用のモジュールに電話線を差すと、2つの内側線に電気を供給できるっていうわけですねー。

LANジャックに電話線 LANジャックに電話線

もちろんこの場合、第2回路と第3回路のコントローラーを使います。第1・4回路はRCA端子から出力できるので、ほかの列車を動かすのに使いましょう。

2番3番回路で操作

余談はこれくらいにして。

そんなわけでLANケーブルと電話線って結構ツブシがききます。LANケーブルの3~6番端子(緑白・青・青白・緑)が6極4芯の電話線の2~5番端子に該当するので、RJ11のジャックにおいても2・5番ペアと4・3番ペアでそれぞれのレールにつなぎます。

コンテナから遠いほうが青、コンテナ側が緑。と言いつつ今回は黄色の電線で全部やっちゃったので、はんだ付けを間違えないように…

レールにはんだ付け

はんだ付けの作業風景は複々線のときと同じような感じなので省略しますね。

はんだ付けが終わり、テスターで確認してみたところびっくり。テスターの針が逆(左向き)に動いたのです。極性が逆?! 配線は間違っていないはず。電話線を見ると…

ストレートケーブルではない

ストレートケーブルではないじゃないかっ!! これじゃまるで先日複々線用に作った極性反転コネクタだっ。調べてみると「アナログ電話回線用モジュラーケーブル 仕様」として「ロールオーバー配線」という裏返し接続の規格が存在しているようです。

RJ11(6Position-4Wire)
6極4心(1番と6番は端子が付いていません)

RJ11

RJ45(8Position-8Wire)
8極8心(1~8番全てに端子が付いています)

RJ45

ということはストレートの電話線を探さないと。家にあったかな…

ひとまず、配線を間違えていないことが分かったので、バラストを撒ききって作業完了。

完成

カラーパウダーも何もかけていないので乾ききった土地みたいになっていますが、車両を置いてみたところ違和感はないかな。

車両を置いてみた

列車の進行方向と平行にコンテナを置いたので、しかも色がグレーなので、全然存在感がありません。狙いどおりっ。

キハ40系列を並べる

「複線レイアウトに電話線で電源供給する」っていうのはこれで完成なのですが、バラストが固まってから最後にもう少しだけ確認しておきたいことがあります。

複線レイアウトの電源供給に電話線を使ってみる。(その2)

2024年08月14日 12時00分 正午の月齢:10.0  月名:十日余の月  潮汐:若潮 月齢:10.0[十日余の月] 潮汐:若潮
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RJ11ジャックが届きました。6芯用なので6本の端子が生えていますが、1・6番ピンはニッパーでちょん切ることにしましょう。

RJ11ジャック

当初キュービクルはプラ板で完全自作しようと思っていたのですが、ケーブルの抜き差しのときは力がかかるし、完全自作はちょっと面倒くさいっていう気持ちが芽生えたので、結局コンテナを流用することにしました。ただ前回と同じではおもしろくないので、妻面ではなく側面に穴をあけます。

コンテナを流用

穴の大きさを決めたら、ドリルでいくつか穴をあけ、カッターナイフで必要な形になるまで削ります。削りすぎないように注意して。

下書き

穴をあけて、色を塗ればこんな感じになりました。コンテナといえばコンテナだけど、ちょっとキュービクルぽく。気が向いたらこれをベースにいろいろくっつけてキュービクルに仕立てることとして、今はこれで。

穴あけ・塗装終了

続いてジャックの処理。1・6番ピンを切り取ったあと、2~5番ピンに電線をはんだ付けします。足の数少なめのホイミスライムができましたー。

配線

ホイミスライムとコンテナを接着します。コンテナの天井の接着力でジャックを維持しているのでしっかりと接着。

ホイミスライムを接着

コンテナ底面にプラ棒を接着して基礎部分を作り、土台に接着します。土台からの高さは前回と同じ3.5mmねらいで。完全に接着できたらバラストを撒きます。

コンテナを土台に接着

コンテナが浮いているように見えないように、土台に接着しているプラ棒の補強も兼ねて、コンテナの下に回り込むくらいバラストを詰めておきます。

次回はいよいよレールに配線していきますよー。

複線レイアウトの電源供給に電話線を使ってみる。(その1)

2024年08月12日 12時00分 正午の月齢:8.0  月名:九日月  潮汐:小潮 月齢:8.0[九日月] 潮汐:小潮
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つい先日、複々線レイアウトへのLANケーブルを使った電源供給の仕組みを作ったばかりなのですが、複々線と同様に複線レイアウト用にも作ってみたいと思います。LANケーブルをそのまま使ってもいいんですけど複線に対しては芯の数が過剰になってしまうので、引き出しの中にしまい込んでいた電話線を使うことにしました。

電話線のコネクタはRJ11という規格(LANケーブルはRJ45)ですが、今回は6極4芯というものを使います。これで複線分の電源供給が1本のケーブルでできます。DCC(Digital Command Control)では6極6芯電話線を使うみたいですね。

6極4芯

複々線レイアウト用モジュールはコンテナに擬装して詰所を置いたりしたのですが、今回はこれにしようかな。電源の箱っていうことで現実味があるし。

キュービクル

さて、今回も土台となる0.5mmプラ板にS140ストレートレールを貼り付け、複々線モジュール同様に作っていくのですが、レールはPC枕木タイプにしてみました。エポキシ系接着剤がなくなったので、瞬間接着剤で固定したあとさらに自動車用バンパーパテ(2液性ウレタン)で骨組みとなる材質不明の金属棒をしっかりと固定します。

土台作り

今のところ詰所のような建築物を置くつもりもないので、サクサクとバラスト撒きまでやってしまいます。もちろん配線する箇所を除いて、ですけど。

バラストを撒く

さすがに複々線の半分の数のレールなので、バラストを撒くのもすぐにできちゃいますよー。次は電気工作ですね。

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