キハ55 カメラカーをTNカプラーに改造。

2009年09月18日 18時26分 正午の月齢:29.1  月名:月隠  潮汐:大潮 月齢:29.1[月隠] 潮汐:大潮
(最終更新日:2010年09月27日)
15年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

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せっかく作ったキハ55カメラカーですが、T車なので、M車が必要です。実験段階ではDE10やキハ58旧製品を使っていましたが、本格的に走らせるにはそれなりのM車をつないであげたいものです。ところが、所有している気動車でよく走るM車はどれもTNカプラーです。まぁ、アーノルトカプラーとは比較にならない「見た目」ですからネ。

そんなわけで、見栄えを気にしていなかった当カメラカーがTNカプラーに改造されることとなりました。とはいうものの、パーツに対する知識もないので、Yahoo!オークションで適当なものを選びます。気動車で密自連だったらいいだろうと考え、とりあえず4つほど集めました。

各種TNカプラー

これらの中から、加工性や見た目を考えて選択。まずは難易度が低い(けど高さ調整がシビア)後面から着手します。

後面に使うTNカプラー ブラケットを取り上面を削る

汚物管がついているTNカプラー。これを使います。いろいろな取り付け方法があるようですが、元々の穴明きブラケットは使う気がないの(内部のカメラ関係機器の加工が大変)で、スッパリ削ります。また、少量のボンドGクリヤーで仮固定して相方のM車と連結器の高さを決めていきます。

車台を削る

車台の端部は数mm切り落とし、カプラーの段差部分を吸収します。また、ただ貼り付けただけでは高さが合わず、カプラー側を削るだけでは不十分なので車台側も削って厚さを落とします。

接着後連結器を切断した台車を取り付ける

本固定もボンドGクリヤーのみ。もしこれだけでは強度が出ないなら、φ1mm程度のタッピングを下面からぶち込んでやろうと考えていましたが、その心配はいらないようです。

さて、前面です。基本は同じなのですが、カメラの回転軸があるので、それをどのように処理するか考えました。カメラカーの前には連結することはないからダミーでもいいかな…とか。

カメラの回転軸が支障

しかし、ダミーにするのも悔しいので、結論として、戻りバネを殺してカプラーの干渉部分を大きく削り取ることに決定。

戻りバネを取り去ってしまう カメラの軸周り

後面と同様に車台側も少しやすりがけをしましたが、連結頻度も高くないので後面ほど高さ調整はしていません。運転に支障はないです。

キハ55後面とキハ58後面との連結 キハ55後面とキハ58前面との連結 キハ55前面とキハ58前面との連結

連結器の高さはこのような感じです。他のTNカプラーの車両でも試してみましたが、問題ありませんでした。

前面 後面

うんうん。少しハイグレードになった感じ。

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