自分用の備忘録というかメモみたいな感じで。
ここ最近複線間隔28mm(本当は27.75mmだろうけど細かすぎて悶々するので28mmで考えることにしている)での複々線レイアウトでガシガシ車両を走らせてみたいっていう欲望が渦巻いていて、それを実現するときのために文字で残しておきます。
まずはカーブ。
基本的には90度曲げるときに28mmが欲しければ、同じ曲線のカーブレールを45度入れてやればほぼ寸法が出せます。
厳密にいうと、直線部分の複線間隔は26mmくらいになってしまうので、うまいことごまかして28mmにする感じで。2mmも広げるのはぞっとしないという人には…
このように90度曲がった場所で誤差を吸収できないこともないのですけど、この場合は複線間隔が28~29mmになってしまうので、逆に広すぎるんですよね。
少しのズレも許せないせこい人間になってた場合は、バリアブルレールの多用やフレキシブルレールで正しい寸法を出してください…。
それからこのようにC317-45を使うと、曲線から直線に遷移する部分で車両のオーバーハング部分が接触する可能性があります。
354以上の半径だったら、シキなどのゲテモノ以外、接触する可能性はなくなると思います。かといってC541-15を使うと…
うーん、ちょっと間延びしすぎるかな。541から243の遷移部分に違和感あるなぁ。
というわけで、
391で組んでやると、緩和曲線としても自然な感じに見えそうですね。このプランでは最外周をC391-45からC354-45に続けるようにしていますが、別に391だけで組んでもいいと思います。
次に、複線間隔28mmのところを55.5mmにして島式ホームを入れてみましょう。
一般的なC541-15とC280-15の組み合わせの場合。計算上は55.9mmということでほぼ55.5mmと言えます。この方法の欠点は、直線側の端数が消しにくいっていうこと。S72.5を入れるので、70mmの倍数に収めにくい。
これが別の案。C391-15を2本使います。
計算上は55.5mmにはならずに54.5mmくらいになってしまうのですが、1mmくらいの誤差だったら問題なく島式ホームをねじ込めるでしょう。S72.5を3連で使うと、直線側はS280がぴったり2本になるので使い勝手がとてもいい気がします。
複々線にすると、ふだんよく使う京都⇔大阪の駅を連想できて親近感たっぷり。
応用編として、待避線を作ったプランです。
待避線部分の複線間隔も28mmになっているはずなので、コンパクトなスペースで待避線のある上下線島式ホームの駅が再現できると思います。貨物列車が待避しているところを優等列車が高速で追い越していくシーンって、キュンとしますよね。
複々線の再現にとっていちばん課題なのは、複々線間隔が変化していく部分の架線柱かも知れません。28mmの部分はマルチ複線トラス架線柱でいけるのかな…買ったことないのでわからないよー。