九州一周豪華寝台特急「七つ星」。豪華とは何か…

2012年05月17日 22時38分 正午の月齢:26.2  月名:二十七日月  潮汐:中潮 月齢:26.2[二十七日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月02日)
13年前に投稿 | 鉄道全般 | 1件のコメント

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豪華寝台特急「七つ星」に 3泊4日で九州一周

JR九州が計画している九州一周豪華寝台特急の名称が「七つ星」に決まったことが17日、分かった。九州各地の温泉などを巡る3泊4日の旅で、料金は約40万~50万円の予定。2013年秋に運行を開始する。

車両は7両編成で、定員は30人程度。部屋数は5両で計14室となる。食堂車も設ける。博多駅を出発し、大分県の由布院や鹿児島県の霧島温泉などを巡る予定。

「七つ星」という列車名には、九州7県の魅力を発信するという意味が込められているという。

SankeiBiz

九州の旅、列車で優雅に 「七つ星」13年秋発車

JR九州が計画している九州一周の旅を楽しむ豪華寝台列車が2013年秋に運行を開始し、列車名は九州7県の魅力を世界に発信するとの思いを込めて「七つ星」に決まったことが16日、分かった。3泊4日で九州各地の温泉や自然が楽しめる旅で、料金は1人38万円から50万円。国内やアジアの富裕層をターゲットにする。

計画では、列車は7両編成でうち5両が寝台列車になる。最後部の7両目が2部屋しかない1人50万円の「デラックススイート」で、ほかの寝台列車は1両3部屋。部屋数は計14室で、定員は30人程度になる見通し。展望やイベントを楽しむサロンと食堂車も各1両設ける。

西日本新聞

ついに究極の寝台列車登場。飛行機がどんどん安くなっていってるのに、鉄道はグランクラスに続いてさらなる高級志向へ。1人50万円の寝台列車とはいったいどういうものなのか。果たして客は来るのか?

いやきっと来るんだよね。お金持ってる人が。

さて、鉄道マニアのくせにこういうことを言ったらイケナイのかも知れませんけど、いくら豪華にしたところで鉄道は鉄道なんですよね。レールの上を車輪で走る交通機関である天命からは逃れられない。どんなに豪華にしたところでどうしても限界がある気がします。それを踏まえた上でどれだけの付加価値を演出してくれるのか、金額に見合った満足度が得られるのか興味深いところです。

これに近い感覚はカーオーディオ。今から10数年前、知人がカーオーディオに200万円程度つぎ込んだという話を聞いて、実際にその音を聞かせてもらったことがあるのですが、まあ確かに綺麗な音は出ているわけだけど、ちょっとモヤモヤが。ケーブル1本、スピーカーコーンの材質にまで徹底的にこだわってみたところで、エンジンの音やロードノイズにかき消されてそんな些細な努力は無駄になってしまうわけです。しかもアンプを載せるために後部座席を潰していたので積載量もダウン…

ただそれでもお金を出して体験した本人が「あーいい音だなぁ。好きな曲をいい音で聴けて、お金を出した価値があるなぁ。」と感じればいいんですよね。

でも…無い袖は振れない。

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