ieserverが終わったので、DDNS nowを使い始めた。
2022年02月14日 12時00分 月齢:13.3[待宵月] 潮汐:大潮
3年前に投稿 | ウェブ・IT関係 | コメントはありません
4分ぐらいで読めます。
1年ほど前から、ダイナミックDNSサービスで長年お世話になっていた「ieserver」がまったくつながらなくなりました。田舎の母のパソコンの遠隔操作や、自宅ライブカメラなど、いろいろとお世話になったんですけどね。
「ダイナミックDNSサービスって、何やねん?」という人のために少し説明を。Dynamic DNSってなに?から引用してみましょ。
Dynamic DNSサービスとは、動的(ダイナミック)に、変動するユーザーのグローバルIPアドレスに対して、固定のホスト名でつないでくれるサービスのことです。
CATVインターネットやADSLのブロードバンドの普及に伴い、個人でも常時接続環境を手に入れられるようになりましたが、一般に、これらの接続は、IPアドレスが固定されていないことがほとんどで、DHCPサーバの割り当てるアドレスは接続のたびに変わってしまうので、インターネット側から簡単にアクセスはできません。
実際にこのホストにアクセスする際には、名前から導き出されたIPアドレスが使用されています。この変換(名前解決)を行うのがDNSです。
ネットワーク上のDNSサーバが、名前とアドレスの対応データベースを保管しています。Dynamic DNS(DDNS)は、「ダイナミック」という言葉が示すとおり、ホスト名とIPアドレスの対応を動的に更新してくれるため、IPアドレスが変動するホストでも扱えるDNSサービスのことです。
ということです。これによって、自宅に直接アクセスするのが簡単に行えるってわけです。
さて、堕ちた「ieserver」のかわりに「DDNS now」を使ってみます。
サービスの特徴
DDNS Nowは、2013年から運用している利用料無料のダイナミックDNSサービスです。サービス保障稼働率100%のDNSサーバを利用しているため、高い信頼性があります。採用DNSサーバのSLAは、DDNS Nowサービス全体の稼働率を示すものではありません。IPアドレスの更新に対する頻度や回数の制限は一切ありません。頻繁な変更やアドレス無変化での更新を行っても要求がブロックされることはありません。
利用できるドメインは「f5.si」(2文字ドメイン)です。取得できるホスト名は「ユーザ名.f5.si」になります。覚えやすくて短いホスト名でダイナミックDNS機能を利用できます。
更新クライアントには、「DiCE(※プラグインの追加が必要)」のほか、wgetなどでHTTPのAPIを呼び出す方法なども簡単に利用できます。 詳しくはこちら。
アカウントに期限はなく、削除しない限り他人にドメインが取られることはありません。
クライアントソフトはずっと昔から使っている「DiCE」をひきつづき使います。
DiCE に出来ること...
- サービスのWebサイトへ行かなくても更新作業を行うことが出来ます。
- 指定日時、または定期的にIPアドレスなどの情報を更新することが出来ます。
- IPアドレスの変化を検知して自動で更新することが出来ます。
- 設定が簡単です。(だと思います)
- 数多くのサービスサイトに対応しています。(DiCEサポート一覧表参照)
- プログラムスケジューラーとしても使えます。
- 日本語版です。
- 動作環境: Windows 9x/me/NT(SP4以上)/2000/XP
生のDiCEのままではダメなので、DiCE for Windows を使用してIPアドレスを自動更新する方法に従って、DDNS Now用のプラグインファイルをダウンロードして入れます。説明には、
- 「zipを解凍し、中にある「plugin_install.bat」を右クリックして「管理者として実行」
- もしも自動インストールが正常に動作しない場合は、中にある「DDNSNow.plg」を「C:\Program Files (x86)\Sarad\DiCE\plug-in」(64ビットの場合)に入れてください。」
とあるのですが、Windows2000 serverのため右クリックから「管理者として実行」コマンドはないので、直接DDNSNow.plgをインストール先のplug-inフォルダに入れました。
これで設定を進めることができますよ。
設定が終わり、無事に外出先から自宅につなぐことができましたー。
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