いまだにHTML形式のメールが嫌い。っていうかこの世からなくなってもいい。
2022年02月09日 12時00分 月齢:8.3[九日月] 潮汐:小潮
3年前に投稿 | ウェブ・IT関係 | コメントはありません
3分ぐらいで読めます。
かつて、ビジネスマナーのひとつとして「HTML形式のメールは良くない」っていう時代がありました。2022年においても、基本的にメールはプレーンテキストであるべきだと思っています。
HTMLメールのイヤなところ。
- スクリプトを埋め込むことができるから何をされるかわからない
- WEBビーコンに追跡される
- 迷惑メール判定される
- 容量が大きくなる
といったものが昔から言われています。これは今でもそのとおりだと思っているので、自宅のThunderbirdはすべてプレーンテキストでの表示にしているし、送るときももちろんプレーンテキストにしています。
【要件4】 ◎:Webサイト運営者が利用者に送信するメールはテキスト形式とすること
フィッシングメールの多くは被害者に意識させずリンクを踏ませるためHTML形式で作成されている。HTML形式では、フィッシングサイトのリンクを無害なリンクに見せかけることが容易であり(例:<a href=”フィッシングサイトのリンク”>無害なリンク</a>)、古典的とは言えフィッシングメールの常套手段である。利用者に無用なリスクを負わせないためにも、Webサイト運営者が利用者に送信するメールはテキスト形式で作成することが望ましい。テキスト形式以外で作成する場合には、フィッシングメールと混同する可能性や、フィッシングメールを作成・悪用されるリスクを理解したうえで送付するべきである。
宣伝広告を目的とするメールに画像表示やボタン型リンクを用いるためHTML形式を採用する場合には、利用者がテキスト形式かHTML形式かを選択できるように配慮することが望ましい。
以前ボクが社内ネットワーク・システム管理者をしていたときは、社内の全パソコンは送信・受信ともにテキスト形式にしていたのですけど、やがて異動によって担当者が代わり、メールソフトが「Outlook Express」から「Liveメール」そして「Microsoft Outlook」へと変わり、HTML形式による送受信がデフォルトになってしまいました。
そのせいで、メール本文に平然と表を埋め込んだり、「詳細はこちら」なんて文字列にハイパーリンクを張ったりするものだから、受信側もHTML形式での閲覧を余儀なくされる状態でこれが地味にイヤなんですよ。もちろん返信するときはプレーンテキストで返すけど、Microsoft Outlookは「受信したメールに対して返信/転送する場合は、受信したメールと同じ形式で返信/転送するように設定されている」という、いちいちテキスト形式に切り替えなければいけない糞ソフト。
「HTMLメールは表現力があって、マーケティングにも有効」なんて意見があるけど、そんなものURL貼ってサイトに誘導すりゃいいんだ。その役割をメールにさせようとするからややこしくなる。って、そんな気がします。
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