Aisレバーの使い方・押さえ方
2020年11月01日 12時00分 月齢:15.7[満月] 潮汐:大潮
(最終更新日:2021年05月19日)
4年前に投稿 | フルート | コメントはありません
2分ぐらいで読めます。
アイスレバーと言っても冷凍したお肉のことではないです。
♯が1個だけ(G Dur)でとても吹きやすかった「紅蓮華」の次に挑戦しているのが、木村カエラの代表曲「Butterfly」なのですが、これがまたアーティキュレーションやら転調やら複雑で結構難しくて。初心者のクセにこの曲を選んだのはアカンかったか、なんて考えたり。
「Butterfly」って、[前奏]ヘ長調 → [サビ]変ホ長調 → [Aメロ・Bメロ]ロ長調 → [サビ]変ホ長調 → [Aメロ・Bメロ]ロ長調 → [サビ]ホ長調 と転調しまくるのですが、変ホ長調 → ロ長調 の転調直前部分の「ド シ♭ ラ♭ シ♮ーの」ところ、シ♭とシ♮が入っていてブリチアルディキーを使うとするとラ♭のときに左親指をズルっと動かすことになりあまりよろしくない。っていうか絶対よろしくない…気がする。慣れればなんてことないんだけど。
というわけでこの小節だけFキーを押さえる通常の運指に変えてみたのですが、
ブリチアルディキーズルっと奏法(?)よりはシンプルに音が出せます。
いきなり話を進めてしまいましたが、シ♭の運指って3種類あるんです。ヤマハの運指表には2種類しか出てきませんが。
- B♭の運指 壱の型 Fキー
- B♭の運指 弐ノ型 ブリチアルディキー
- B♭の運指 参ノ型 Aisレバー
で、ここからが本題なのですが、先生から「Aisレバー使ってみたらどうですか?」とのこと。「いやぁ、Aisレバーってどうも苦手なんですよねー。なんだか押しにくくって…」といいつつ、こんなふうにやって見せました。
すると、「別に指先じゃなくって、指の腹の部分あたりを当てたらいいんですよw」と言われました。そう言われれば、たしかにわざわざ指先で押さえる必要ないですよね。キーは指先で押さえるっていう固定観念が柔軟な思考をジャマしていました。独学だったら絶対に気が付かなかった気がする。
ためしに第1関節と第2関節の間(ほぼ第1関節の斜め下)をレバーに当てると…
おほっ、窮屈さがなくなって急にやりやすくなった! これならスムーズに押さえることができそうです。Aisレバーを愛すれば、演奏の幅が広がりそう。
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