KATO 20系に「銀河」の方向幕を作ってみた! …けど。
2019年10月07日 12時00分
月齢:8.8[九日月] 潮汐:小潮
(最終更新日:2019年12月19日)
3年前に投稿 | 鉄道模型 | 1件のコメント
3分ぐらいで読めます。
ヤフーオークションでかき集めた20系。「急行」のテールマークを入れていて、一応「銀河」編成としています。以前から作ろう作ろうと思っていながらずるずると手を付けなかった20系の方向幕を、ようやく作ってみることにしました。
べっ…別にWest Express 銀河に触発されたんじゃないんだからねっ!
まずはいつもどおり車体をスキャンして寸法を拾うのですが、今回は1600dpiに解像度を高めてみました。いつもは1200dpiなんですけどね。
Photoshopで幕の部分だけをトリミング。ううん、20系のデザインは優雅ですなぁ。
実に手ごわいデザインだなぁ。曲線ばっかり。
とりあえず寸法を拾うためにIllustratorに展開して、パスを拾います。高さは0.75mmくらいですね。
次にデータを作っていきます。ウェブにある画像を参考にして。
ここまでは簡単! 何度も繰り返してきたことなので。PDFファイルにしたものを置いておきますネ。
データを作るだけならいいんです。ここからが、キツイんですわ。
さて、老眼の進行で「目が、目がぁ~!」になっているので、双眼ルーペではなく顕微鏡をのぞきながら切り出すことにします。まずはラベルシートに印刷。MD-5000で出力しても、PX-105で印刷しても、顕微鏡で見ると色盲検査のような色のブツブツしか見えません。ドットで表現する限界なのかなぁ。もっと解像度が高いプリンタほしいなぁ。まぁ高精細に印刷したところでどうせ肉眼では確認できないケド。
カッターナイフの刃がやたらと大きく感じます。FF7でクラウドが初期装備しているバスターソードでプチトマトの皮をむくような、そんな感じの作業。写真画質のラベル紙に刃を入れた瞬間、ムニュリと紙の表面がこんにゃくのようにたわむのが不思議な感触です。普段は見えていない世界。
切り出したステッカーをカッターナイフの刃先に乗せたまま待機させて、顕微鏡の鏡筒を動かして車体を手術台に載せます。とても模型作りをしているようには見えませんね。
顕微鏡のピントを合わせたら貼り付けるのですが、これまた位置決めが難しい!! 特に号車のステッカーなんて、直径0.75mmの円形なのでなかなか角度が決まりません。針さえも太くて、作業効率は最悪。
それでも何とか1か所だけ貼り終えました。かろうじて「銀河」の文字っぽく赤い点々が印刷されています。
と、こんな感じで前途多難なのですが、貼り付けの効果は…
効果はあります!!
全車両に施工したらそりゃもうハイグレードな仕上がりになるでしょう。ただとんでもなく集中力を消費するので、1日1か所ずつやっていったとして1か月くらいはかかるかも。いい時間つぶしになりそうです。
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