トレインスコープ TC-9 画質向上計画。 (その1)
2009年08月24日 22時09分
月齢:4.1[五日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2009年09月09日)
14年前に投稿 | 鉄道模型 | 1件のコメント
2分ぐらいで読めます。
この記事は情報が古い場合があります。
機構としては完成したキハ55のカメラカー。ただし、画質に大いに不満があるので徹底的にチューニングを施すことにしました。
最初の課題は窓枠に蹴られることの解消です。元々貫通扉の窓は小さく、少々画像が蹴られてもそれはそれで運転台にかぶりついている臨場感はあるのですが、せっかくなのでエクステリアを犠牲にしても「映像を見せる」仕様に方針を変えます。
左右の窓と同じくらい貫通扉の窓を大きくしました。細かい傷は塗装が必要ですネ。左右の窓との柱部分はできる限り細くしました。
一見違和感がある顔つきですが、すぐに慣れます。
さて、効果は?
左が加工前の直線区間映像、右が加工後の直線区間映像です。加工前は左右が少し蹴られていますが、加工後は下も蹴られています。失敗?!
いえいえ、実は1.5mm程度カメラの搭載位置を後ろにずらした(台座の中心とカメラの中心を合わせた)ために可視範囲が変わったためです。カメラの搭載位置を後ろにずらした理由は次回にお伝えします。少し蹴られ量は増えたものの、逆に窓枠感が強調されていい感じになりました。
左が加工前の曲線区間映像、右が加工後の曲線区間映像です(ともにC243通過時)。加工前は太い影に進行方向の一番見たい部分が隠されてしまったのですが、カメラ搭載位置を下げたのと柱をできる限り細くした効果で気にならない画質になりました。また、コーナリングのたびに左右の柱が出てくることでカメラの首振りを体感できるので、演出としてはバッチリ。
古い記事・新しい記事
- 古い記事 [2009年08月22日]
- ← トレインスコープ TC-9を台車連動首振りにしたいっ。(最終章)
- 新しい記事 [2009年08月25日]
- → トレインスコープ TC-9 画質向上計画。 (その2)
他にも「鉄道模型」カテゴリの記事はいかがですか。
- 文化展合同レイアウト2016(その16)・[1枚目のボード]木粉ねんどで山肌を作る。
- 文化展合同レイアウト2016(その5)・架線柱とカントの関係
- レイアウト制作のリハビリテーションのためのレイアウト(その3)
- 文化展合同レイアウト2016(その19)・[1枚目のボード]細部のタッチアップ。
- 急行荷物列車をつくってみよう。(その10)オユ14の完成とマニ44のダミーカプラー化
- TOMIX EF64(ユーロライナー色)の連結器を交換した。
- 感謝祭用レイアウト(その30)この期に及んで無関係な作業を、さらに。
- 次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その72)・油槽所を作る
- TOMIX 113系阪和色の車間を短縮してみた。
- ビルの外壁にディスプレイ広告をつけてみる。(その3)
[...] ← トレインスコープ TC-9 画質向上計画。 (その1) [...]