アマチュア無線再開においていろいろ感じたこと。

2018年11月16日 21時00分 正午の月齢:8.8  月名:九日月  潮汐:小潮 月齢:8.8[九日月] 潮汐:小潮
(最終更新日:2023年02月14日)
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アマチュア無線を再開しようとはいうものの、以前とはかなり状況が変わっているみたいですね。

アマチュア無線を始めたきっかけ

もともと電話やラジオのような音声だけのコミュニケーションは苦手。なんていうか、言葉を聞いているうちに言葉として認識できなくなっていくような…ゲシュタルト崩壊っていうやつですね。そんな傾向があります。

19歳くらいだったある日、運転免許を取って間もない友人の車に同乗して深夜のドライブ中、山奥の国道で事故。自損事故でケガもなかったのですが、車は側溝に脱輪しラジエーターも損傷して自走できません。もちろん携帯電話なんてありません。そんなとき通りがかった1台のジープが声を掛けてくれました。「公衆電話があるところまで乗せていってあげるよ」ということでお世話になったのですが、乗車中に聞いた「こちらJ*****、○○君聞こえる?」っていうやりとりがめちゃくちゃカッコよくて、「こんな山奥で、姿が見えない車同士で会話できる無線スゲー!」とショックを受けてしまい、アマチュア無線を始めることにしました。

ガンガン運用していたかというと…

ただ、従免を取って、開局しても、そんなに頻繁には無線機を触っていません。430MHz FMのみっていうあたりで察しが付くとは思います。たまにCQを出したりもしましたが、なにしろ音声だけのコミュニケーションが苦手なので、1回の交信で疲れてしまうんですよ。最初に買ったKenwoodの430MHzハンディ機、アンテナは交換したものの、そんなに遠くには飛びません。トレノに付けたKenwoodのモービル機をメインに使っていました。JARLに入会してQSLカードも作ったかな。とにかく形だけは整えていました。

セラに乗ったとき、本領発揮!

トレノからセラに乗り換えて、ほどなく入会したセラのオーナーズクラブ「セラガルウイングフリーク」。たくさんのセラが集まり、集団で移動することも多かったのですが、何十台もの車が移動するとなかなか大変。はぐれたり、迷ったりする車もいます。アマチュア無線が使えるメンバーを適宜配置することで、かなりスムーズに移動することができました。

1人の送信がみんなに聞こえるというのも都合がよかったですね。この頃はボチボチ携帯電話を持つ人が増えてきた時期ですが、とにかく通話料金が鬼のように高かったので昼間なんて怖くて使えません。通話エリアも市街地に限られていて、山間部では使えなかったし。

アマチュア無線がとても役に立ちました。

最近のアマチュア無線って…

しかし、最近アマチュア無線の衰退が激しいようです。そりゃこれだけどこでもインターネットの恩恵が享受できるのなら、通信手段として見るとアマチュア無線の存在意義は薄くなってしまったかも知れません。けど、プロバイダやキャリアの回線や中継局などの通信インフラに依存せず直接交信するアマチュア無線というものが、地震や台風などが多発した今年、妙に魅力的に感じてしまったわけです。

「魚なんて、店頭で簡単に手に入るのに、なぜわざわざ魚を釣りに行くのか。」「山なんて、ヘリコプターで山頂まで運んでもらえばいいのに、なぜわざわざ歩いて登るのか。」と同じように、「通信なんて、携帯電話やインターネットで十分速くて実用的なのに、なぜわざわざ免許を取って電波を出すのか。」ってところですかね。ふふん、なかなかいい比喩だと思いませんか。

しかしアマチュア無線家(ハム)のセンスはダサい。ダサすぎる。

こんなことを書くとお叱りを受けるかもしれませんが、おそらく高齢化のせいもあるとは思うのですが、アマチュア無線家のセンスはダサい。痛いくらいに。

たとえば多くのOMが開設している「ホームページ」(ウェブサイトではない)。文字や背景の色づかい、ポップ系フォントの多用、アニメーションGIFの乱用、「あなたは●●人目の訪問者です」というアクセスカウンタ。長らく更新されていないWhat's new。これで若い人を引きずり込むっていうのは絶対ムリ。コンテンツは充実していることも多いだけにもったいない。

かつて首から一眼のカメラを提げていると「うわっ、ダサ。」という時期があったものの、今では若いカメラ女子も珍しくありません。なんとかして「無線やってるのカワイー、おしゃれー。」みたいな文化を作れないかなぁ。

そんなわけで、「JG3RTL」ウェブサイトをドメイン取得して作ってみました。WordPressのtwenty sixteenテーマをほとんどそのまま使っていて、まだ中身スカスカですが、少しずつ作りこんでいく予定です。

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