KATO 117系のヘッドマーク「新快速」と方向幕を作ってみた。
2017年01月18日 21時00分 月齢:20.2[二十日余の月] 潮汐:中潮
8年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません
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117系が登場したときは衝撃的でした。濃い木目の室内と2ドア転換クロスシート、非貫通の前面に圧倒的なスピード。「国鉄ってすごいなー!」と思ったものです。あーでも仕事として携わったときには、結構しんどい車両でした。いろいろな思い出が詰まっています。
そんな思い入れのある117系ですが、亀師匠から頂戴したわが家のKATO 117系には実はヘッドマークがありません。オリジナルのシールがあればいいのですが残念ながら入っていませんでした。このままではちょっと寂しいので、ちょいちょいと作ってみることにします。
ヘッドマークの画像はネットで探します。今回は(も)、「愛称別トレインマーク事典」より「新快速(京阪神)◆トレインマーク!」の画像をお借りして、Illustratorでデータを作るところから始めました。いつもと勝手が違うのは、ヘッドマークのかたち。なかなか寸法を拾いにくく、結局ラベル用の紙を貼り付けて、枠部分のわずかな段差をボールペンでなぞりながら、現物合わせで型を取りましたー。
コレをスキャナで取り込んで、何度も調整を加え、ようやく枠のサイズが決まりました。これにあらかじめ作ったデザインを流し込んでヘッドマークのでき上がり。
次に方向幕。ネットから拾った画像をもとにデータを作ります。作り方の詳細についてはまたの機会に紹介するとして、とりあえずでき上がったデータがコレ。なんとなく京都にしたものの、京都行きってあったかな?
行き先部分のデザインを国鉄っぽくしてみました。こんな感じだったかどうか、さっぱり覚えていないけど。
それでは、さっそく貼り付けてみましょう。
やったー。新快速になったー! 本当はヘッドマーク部分をくりぬいて、透明のプラスチックを埋め込み、中からヘッドマークを貼って行灯化したいところですが、かなりの難工事が予想されるのでひとまずこれでOK。
続いて方向幕。
寸法どおりにピッタリと収まり、なんとなく文字も読めました。
今回は方向幕の作成に新技術(っていうほどではないけど)を使ってみたので、サイズが合わないってことはないと思っていたんですけど、想定以上にハマってくれて大満足なのでした。
前面ガラスに運用番号を入れたら、よりホンモノらしくなるかな、なんて考えています。
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