架線柱の使い分け、できていますか?
2010年08月18日 18時00分
月齢:8.4[九日月] 潮汐:小潮
(最終更新日:2019年08月29日)
15年前に投稿 | 鉄道模型 | 2件のコメント
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単線架線柱に2種類あるのはご存知だと思いますが、使い分けは正しくできているでしょうか。
基本的には架線は引っ張って固定するものです。架線柱には可動ブラケットの形状によって、柱の反対側から引っ張るAと柱側から引っ張るBがあり、直線区間ではパンタグラフが局部的に磨耗しないようにAとBを交互に使います。曲線区間では、内周に柱を立てる場合はAを使い、外周に柱を立てる場合はBを使います。
1枚目の画像は誤った設置例、2枚目の画像は正しい設置例です。
トロリー線支持構造体の向きを考えれば当然わかることと思われるのですが、案外間違っている人が多いのです。「鉄道模型趣味」を見ていても、立派なレイアウトを作っているにもかかわらず、この架線柱をミスしている人がいます。実にもったいない。RM MODELS 2010年9月号(182号)の表紙を見ても、がっかりさせられました。レイアウトの出来が良いだけに残念すぎます。
まったく労力をかけずにリアリティーを向上させることができるのだから、これは是非気をつけていたほうがいいですよネ。
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BVEで交互配置すると結構めんどくさいんだよね。。。って違う分野で…ゲフンゲフン
微妙なところなんですけど、違うと
あららってなってしまうところですよね。
前回の文化展のときに、Wカバヤシ課長から「ちゃんと使い分けて建ててるなー。アハハ。」とお褒め(?)いただきました。
なにしろ鉄道のプロがごろごろいるので、そういうところには手を抜けないデス。
次回の文化展作品、よろしくネ。