トレインスコープ TC-9を台車連動首振りにしたいっ。(その3)
2009年08月16日 00時00分 月齢:25.4[二十六夜] 潮汐:若潮
15年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません
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それでは、実際の作業に取り掛かります。まずはすべてのパーツを外します。次に車体前部の天井を開口します。これでカメラの上方向の干渉はなくなります。
急曲線でも首振りカメラの真価を発揮できるように、カメラを搭載する部分は車内の幅方向を充分に確保する必要があります。窓ガラスパーツの厚さ(約1mm)も決して無視できません。カメラを搭載する部分は直接窓に埋め込むこととします。
このように車内への出っ張りがない状態では、カメラは自由に首を振ってくれます。
窓ガラスパーツは一つひとつ削り出していきます。脆いプラスチックなので白化したりヒビが入ったりしやすいので要注意。実際ヒビが入ってしまいました。やすりで丁寧に削り出せば問題ないと思いますが、手抜きして万能鋏で齧るように切り出していったのが原因ですネ。
屋根と車台の凸部も削り取っておきます。これにより、組み上げたときの車体前部の結合は少しぶよぶよになりますが、実用には問題ないと思います。
削り出した窓ガラスを接着していきます。窓枠側に少量の接着剤を塗り、嵌めていきました。乗務員室のガラスは嵌めにくいです…
集電用に台車が必要です。当然集電台車DT22なんて持ってないので、キハ82をドナーにしました。かわいそうなキハ82。後位側は空気ばねになりました。
車内のカメラから車外を映すテストをしてみましたが、前面窓は外したほうがいいです。見掛けは悪くなりますが、映像は綺麗です。逆に前面窓を装着すると、見栄えはいいですがせっかくの映像が歪んでしまいます。
次はリンク機構の作成。果たして理論どおりに動くのか?!
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