トレインスコープ TC-9 画質向上計画。 (その9)

2009年09月05日 22時55分 正午の月齢:16.1  月名:立待月  潮汐:大潮 月齢:16.1[立待月] 潮汐:大潮
(最終更新日:2009年09月07日)
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1分ぐらいで読めます。

カメラの台座を作りながら、固定電源の搭載についてあれこれ考えます。

円形の台座を装着

前回と同じφ16mmの円形台座としました。台座前方のスペーサーは0.3mm増やして、カメラはほぼ水平にしてみました。(前回は少し前下がりにしていたんですけど。)

さて、元々は固定電源は別の車両に搭載して、ジャンパ線でつなぐ予定でした。TOMIX旧製品のキハ28が候補車でした。でもできることなら、1両でまとめたい…。そこで方針を転換し、1両に収めるよう仕様変更です。

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トレインスコープ TC-9 画質向上計画。 (その8)

2009年09月03日 00時27分 正午の月齢:14.1  月名:十五夜  潮汐:大潮 月齢:14.1[十五夜] 潮汐:大潮
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2分ぐらいで読めます。

前回の続きです。その前に、もしかして前位の台車の車輪をプラスチック車輪に交換したら、ノイズ減るかも! と思ってやってみましたが、ムダでした。気を取り直して本来の作業に戻ります。

まずは、台座に接着したカメラをはがします。かなり強力に接着されていたので、台座は接着剤で汚れ、ゆがみも発生したので、作り直したほうがいいような気がします。結線のはんだ付けも外しておきましょう。車台下の軸止めもむしりとって、懐かしい姿になってきました。

曲げ位置決め

先日作ったロッドを付けて、位置決めします。油性ペンでマーキング。ピン(ビス)の外側からロッドが延びているので、かなりの角度がつきました。こんなに角度がついて大丈夫かな…

曲げ加工1回目

1回目の曲げ加工。失敗です。0.5mmほど長かったです。今までだったらピン側の遊びで吸収していた量ですが、さすがに今回はシビア。一旦まっすぐに戻して曲げ直ししなければどうしようもありません。金属疲労が心配。もう一方は、曲げ位置の勘がわかったので一発で寸法が出ました。

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トレインスコープ TC-9 画質向上計画。 (その7)

2009年09月01日 12時42分 正午の月齢:12.1  月名:十三夜  潮汐:中潮 月齢:12.1[十三夜] 潮汐:中潮
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1分ぐらいで読めます。

前回の文末に「あと、もう1つ大きな課題があります。」と書きました。今回はそのオハナシを書きますネ。電気系はしばらくお休みです。

現状

まずはこの写真。ここに致命的な欠陥があります。動画をご覧ください。

目視で0.8mm程度の遊びがあります。これが原因で、狙い通りの角度を出せなかったり、首振りが戻ったときに所定の方向に戻りきらなかったりするのです。ボディーをかぶせて走らせると、その欠陥が気になって仕方ありません。

そこで、ロッドを作り直すことにしました。

新開発のリンクロッド

今までとは出力位置を変更しました。現行は金魚すくいのポイのように、ピンの中央あたりからロッドを伸ばしていたのですが、新型はピンの外側からロッドを伸ばすように形状変更。これにより、より大きな角度でカメラの向きを変えることができるはずです。

ピンとロッドの遊び量をできるだけ減らしました。

感触としては、0.2~0.3mmくらいでしょうか。かなりキツキツです。さて、カメラの台座側の加工がうまくいくかどうか…。遊びでごまかすことができないので、加工精度を向上しないとカメラの首振りに支障が出そうです。

今回はここまでで力尽きました。

トレインスコープ TC-9 画質向上計画。 (その6)

2009年08月31日 03時22分 正午の月齢:11.1  月名:十二日月  潮汐:中潮 月齢:11.1[十二日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2009年09月01日)
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1分ぐらいで読めます。

それでは実際にコンデンサがボディー内に収納できるか試してみます。

コンデンサ2個搭載

充電池の後ろも検討したのですが、台車からの集電線の配置も考えてこのようにしてみました。空間的に2個載りそうだったので、コンデンサを2個並列にしてみました。効果あるかな?

コンデンサ1個に変更

容量倍増の効果は全くなかったので、1個にしました。

天井に逃がし部分を設ける

ボディーをかぶせると、微妙に干渉するので、開口しました。こうしてボディー剛性はどんどん低下していきます…。屋根を付けたら大丈夫なんですけどネ。

ボディーをかぶせて走らせる

それではボディーを載せて試運転。窓枠のパンによって、カメラが首振りしているのがよくわかります。が、ノイズが増えました…。ボディーを外すと、ノイズは減るんですよ。このあたりが納得できないなぁ。理由は不明です。

さて、金属のレールでなければ、こんなにもきれいな映像です。ついにレールからの集電と訣別です。あと、もう1つ大きな課題があります。

トレインスコープ TC-9 画質向上計画。 (その5)

2009年08月29日 20時30分 正午の月齢:9.1  月名:十日月  潮汐:長潮 月齢:9.1[十日月] 潮汐:長潮
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1分ぐらいで読めます。

日本橋でパーツを購入してきました。

無極性電解コンデンサと積層セラミックコンデンサ

1μF積層セラミックコンデンサと10μF無極性電解コンデンサです。積層セラミックコンデンサには極性があると思っていたのですが、どうやら極性はないらしいです。せっかくなので複数個買っておきました。

無極性電解コンデンサ搭載

最初は1μF積層セラミックコンデンサを付けてみたのですが、あまりノイズが減らなかったので、10μF無極性電解コンデンサに載せ替えてみました。結果は…

ということで、10μFでもノイズは出ました。が、見ていられないほどひどい画質でもないです。レール集電の限界かなーという気がします。残されたのは前位の台車を集電式にして高圧引き通しで集電効率を高めるくらいかな。

そんなわけで、単3形充電池を使った、独立電源式の検討も始めました。

トレインスコープ TC-9 画質向上計画。 (その4)

2009年08月27日 21時00分 正午の月齢:7.1  月名:弓張月(上弦)  潮汐:小潮 月齢:7.1[弓張月(上弦)] 潮汐:小潮
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2分ぐらいで読めます。

前方視野向上と、走行安定性の向上が終了しました。次は走行時の映像に乗る横縞ノイズをどうにかしなくては。静止しているときの映像は美しいのに、動かすとバリバリとノイズが入ってくれます。まずは発生源の特定から。

最初は、動力車のノイズを拾っていると考えたのですが、どうもそうではないようです。カメラカー単体でレールの上を転がしてもノイズが入ります。シナベニヤ板の上で転がすとノイズが入りません。ということは、カメラカー自体が台車集電するときに電源にノイズが混入して映像に影響を与えていると考えられます。

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