次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その25)・駅に光を

2012年08月12日 14時41分 正午の月齢:24.3  月名:二十五日月  潮汐:長潮 月齢:24.3[二十五日月] 潮汐:長潮
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2分ぐらいで読めます。

チップLED取り付けのクライマックス、プラットホームの屋根に照明を取り付けます。今回使ったのは1個10円の格安白色チップLED(OptoSupply Limited製 OSWT1608)ですが、ホーム両端の照明に使ったLP-1608H196Wの輝度が556~723mcdなのに対して、OSWT1608は74mcdしかありません。よく模型の照明は必要以上に輝いていて不自然なことが多いのですが、この控えめな輝度がとても好都合なのです。電流制限の必要もないし。

光源ユニット

回路はこのように4つのLEDを直列でつなぎます。12Vをそのまま流しても大丈夫。いつものことですがはんだ付けは疲れましたー。前回使ったLP-1608H196Wはチップの高さが0.68mmあるので、ちょっと高さが気になる反面、はんだ付けのときに両面テープにチップを固定する際にははんだごての熱が伝わりにくいのですが、OSWT1608は高さが0.4mmのため、完成時にはすっきりする反面、はんだ付けのときにはんだごての熱で両面テープの糊がやわらかくなってチップが動くので加工性が悪いんです。それで少しでも短時間で確実に接合できるようにフラックスを使ってみました。

電子部品用フラックス 電子部品用フラックス

これをルーペでのぞきながら端子部分にちょんちょんとつけてからはんだを乗せます。そうして4個のチップで構成された回路を3ユニット作ります。

屋根に取り付け

ボンドGクリヤーでLEDを固定してから形を整え、そのあと瞬間接着剤でガチガチに固めます。

完成した屋根

同じようにして3つの屋根が出来上がりました。あとはプラットホームに取り付けるだけですー。

さて、だらだらと駅の工作をしてきましたが、これでだいたい終わりました。細かい部分はまだまだ加工していきたいのですが、あまり駅(しかもプラットホームだけ)に時間をかけるわけにもいかないので、照明の配線を終えたら駅舎の作成に取り掛かるとしましょう。とりあえず次回、光らせてみます。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その24)・駅に光を

2012年08月07日 18時20分 正午の月齢:19.3  月名:更待月  潮汐:中潮 月齢:19.3[更待月] 潮汐:中潮
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1分ぐらいで読めます。

次は、待合室にLED照明をつけましょう。

遮光

まずは屋根にアルミホイルを貼って、しっかりと遮光しておきます。

LEDの設置

いつものサイズのチップLEDですが、白色ではなく電球色にしてみました。ケーブルの剛性で天井に浮かんでいます。放熱性は問題ナシですね。

さて、今日の加工はたったのこれだけなのですが、数日前に購入したLEDが届きました。これでプラットホームの屋根を加工することができます。1個10円の格安チップLED、さて発色・作業性・耐久性はどんなものでしょうか。

直列か、並列か、直並列か、どのように結線しようかなー。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その23)・駅に光を

2012年08月05日 17時13分 正午の月齢:17.3  月名:居待月  潮汐:中潮 月齢:17.3[居待月] 潮汐:中潮
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1分ぐらいで読めます。

プラスチックの工作は一通り終わったので、次はチップLEDで各部に灯りをつけます。売店には前回施工が完了したので、次はプラットホームの両端に。

照明の自作

付属の電柱についている照明は当然ダミーです。これを流用するのは難しいと考えて、同じようなデザインにしつつ、完全に自作しました。1箇所針で穴を開けた熱収縮にLEDのケーブルを通し、2mmのプラ丸棒にかぶせて熱で締めます。0.3mmプラ板で灯具と配線箱を表現して出来上がり。ケーブルが隠れてすっきりと仕上がりました。

自作照明柱の塗装

コンクリートの柱部分はミディアムグレイ、灯具と配線箱はライトシーグレイを選択。LEDの厚みの部分だけ飛び出ていますが、このあたりは無加工です。透明の接着剤を盛り付けてもいいんですけど、なくてもいいかなと思って。

照明の設置 照明の設置

プラットホームに2.5mmの穴をあけ、さらにドリルの刃を斜めにグリグリしてリーミング。穴がピッタリになったところで電柱を設置して裏から瞬間接着剤、表からは流し込みタイプの接着剤で完全に固定します。

植木を作る

付属のパーツには花壇があったのですが、ステッカーの花ではあまりにもお粗末なので小さなフォーリッジクラスターの粒を盛り付けました。

植木の設置 植木の設置

このような感じで配置。鉄道マニアにとっては、ちょっと三脚を立てづらいホーム端になってしまいましたね。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その22)・駅に生命を注入する

2012年08月03日 18時00分 正午の月齢:15.3  月名:満月  潮汐:大潮 月齢:15.3[満月] 潮汐:大潮
(最終更新日:2012年08月04日)
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売店の照明として1608サイズのチップLEDを取り付けました。小さいですが、煌々と輝いてくれます。

LED取り付け

店舗の高さがちょっと低いのが気になったので、基礎部分に1mmプラ棒を入れて高くしました。

売店の基礎上げ

その後、プラットホームにしっかりと接着。そして気づいた重大な欠陥…

当初の設置場所 柱との関係 柱との関係

「木を見て森を見ず」ということで、各部の表現に頑張りすぎて全体が見えていませんでした。売店と柱の間隔が狭すぎます。これじゃあ階段から来た人が安全に通れないよー。

柱との隙間

改めて確認すると、店舗の一部が点字ブロックに乗っています。駄目だこりゃ。

撤去跡

無理矢理はがしてみましたが、やっぱり跡が残ってしまいました。せめて接着前に気がついていたらなぁ。しかも穴開いてるし、どうしようかな。

ベンチを設置

ベンチを置いてみました。接着跡は思ったほど気になりません。まぁ実際の駅だってプラットホームは案外きたないしネ。と、自分をなぐさめます。

売店の移設

売店は柱の位置の影響を受けない、この辺りに設置することにしましょう。

売店の位置を不適切に決めたのは自分のミスなのですが、そもそも階段の位置がおかしい! 柱との間が少なすぎです。

階段と柱

階段はあらかじめ裏面に筋が入っている部分をくりぬいて設置するのですが、その筋の位置がおかしいということです。って、所詮模型なのにこだわりすぎでしょうか。

もし、もう1度ローカル島式ホームを組むことがあれば、階段の位置もきちんと決めようと思います。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その21)・駅に生命を注入する

2012年07月31日 18時03分 正午の月齢:12.3  月名:十三夜  潮汐:中潮 月齢:12.3[十三夜] 潮汐:中潮
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1分ぐらいで読めます。

細かいところに装飾をしていきます。まずは点字ブロックから。

待合室付近 階段付近 目線の全景 曲線部の処理

貼り方はだいたい合っているとは思うんですケド。もう少し勉強してみます。

さて、屋根をはずして全体を見ると…

プラットホーム全景

黄色の線がまるで仮面ライダー555に出てくるカイザのようです。

待合室付近 柱 俯瞰の全景

駅名には付属のステッカーを使わずに、自作のステッカーを貼りました。

俯瞰の全景 俯瞰の全景

朝日の降り注ぐ窓際に置いてみました。あ、結構期待通りの色調に仕上がったかも。さらに細かいところを作りこんで、照明を付けたら完成です。ゴールが見えてきましたー。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その20)・駅に生命を注入する

2012年07月29日 17時25分 正午の月齢:10.3  月名:十日余の月  潮汐:若潮 月齢:10.3[十日余の月] 潮汐:若潮
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2分ぐらいで読めます。

基本となるプラットホームはだいたいできたので、細かいところを作りこんでいきます。ただのおもちゃを駅の模型に進化させるために生命を注入します。って、おおげさだなぁ…。

それはさておき、まずはこの針金。

錫めっき線の加工

電子工作用の錫めっき線。これをこのような形に折り曲げます。これをどうするかというと、

手すりの設置

階段の手すりになりましたー。手すりは750mmの高さに設置するらしいので、階段から5mmの高さのところに貼り付けました。さりげなく光る銀色がチャームポイント。右端に少し見えますが、点字ブロックも少しずつ貼り付けています。

プラットホーム側面の汚し加工 屋根の汚し

各部の汚しも入れていきます。薄く溶いたエナメル塗料を流して、拭き上げるように。プラットホームの側面にはフラットブラウン、屋根にはデザートイエローを使いました。

柱の塗装 待合室の塗装

とにかくプラスチックむき出しの箇所がおもちゃっぽく見えてしまうので、残った部分も塗っていきます。柱はバフ、待合室は壁をレッドブラウン、屋根を呉海軍工廠標準色、ひさしはハルレッド。ベンチはフラットブラウンにしました。

付属の小物にも手をつけます。

キヨスク

売店は外観にはほとんど手を加えていません。店全体をプラサフで塗装後屋根をミディアムブルーに塗り、基礎部分にはバフを入れました。添付のステッカーを貼ったあと店舗とバックヤードの仕切りをプラ板で追加。LED配線の準備工事としてホームに穴を開けてあります。

島式ホームセット・ローカル型

元々の製品はこんな感じ。比較するとかなり違いがでてきましたー。

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