次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その19)・プラットホームをまじめに考える

2012年07月28日 07時40分 正午の月齢:9.3  月名:十日月  潮汐:長潮 月齢:9.3[十日月] 潮汐:長潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

プラットホーム端部曲線部分の筋彫りをパテで埋めてから、改めて彫りなおしました。続けて塗装工程ですー。朝、起きてから出勤までのわずかな時間を有効に使って作業します。

屋根の塗装

屋根はロイヤルライトグレイで塗装しました。プラスチックぽい艶がなくなり、落ち着きが出てきました。LEDを取り付けて照明を演出したときに透けるのを少しでも減らすために、裏側も塗装しておきます。

進行方向の眺め

プラットホーム全体にライトグレーのプラサフを吹き、笠石より内側はジャーマングレイにしてアスファルトをイメージしました。そのままではコントラストが強すぎて都会感があるので、タンを薄く全体に吹いて色調を抑えています。

ホーム端の塗装

プラットホーム下部にはウッドブラウンとレッドブラウンで汚しを入れ、列車が進入する両端部は少し強めに汚します。屋根もないので、上からも少し吹きました。ザラザラした質感をあえて強調しています。

階段の塗装

階段はエナメルを手塗り。階段はダークグレー、壁はバフで仕上げています。ダークグレーが濃すぎる気もするので、このあたりは微調整が必要かも知れませんネ。

塗装後の全体図

買ってきたままの状態に比べて、ずいぶんおもちゃっぽさが減りました。さてさて、これでようやくいろいろなものを取り付けることができそうです。いや、もうちょっとプラットホームに時間をかけようかな。文化展までまだまだ時間はあるしネ。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その18)・プラットホームをまじめに考える

2012年07月26日 18時00分 正午の月齢:7.3  月名:弓張月(上弦)  潮汐:小潮 月齢:7.3[弓張月(上弦)] 潮汐:小潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

引き続き、プラットホームを加工します。まずは階段の加工です。わざわざ覗き込んで確認する人はあまりいないと思うのですが、階段を下りて絶壁というのがどうしても許せなくて、穴を開けました。

階段の加工

これで地下へと抜けていくことができます。まぁ、なんていうか、自己満足ですね。LEDで地下を光らせるといいかなーなんて思ったり。

さて、どうしても気がかりだったプラットホーム端部の曲線部分。隙間が大きいことがもう気になって気になってしかたがないので、自分で作ってしまうことにしました。

ホーム曲線部の再構築

島式ホーム(ローカル型)延長部の余っているパーツをカットして曲線に仕上げます。このカーブの付け方がとても難しい。最小限の隙間で、建築限界をクリアして…

先端の処理

パーツの切れ端を再利用して形を作っていきます。

側面を作る 側面を仕上げる 裏面

曲線に接する部分は、0.4mmプラ板と2mmプラ角棒を貼りあわせてRを描いていきます。部分的に1mmプラ角棒で肉を盛った部分もあります。もう徹底的に隙間を小さくしなきゃ。

筋彫り加工

Pカッターで筋彫りして、既製品とのつながりが自然になるようにしました。

それでは、どれくらい隙間を改善できたのでしょうか。いつものようにナハネフ23を使って実験です。まずは既製品から。

既製品・車両進入時 既製品・車両通過中 既製品・直線区間遷移

既製品(島式ホーム一般型の端部)は、先に行くほど隙間が広がります。ちょっと広すぎますよね。さて、自作品です。

自作品・車両進入時 自作品・車両通過中 自作品・直線区間遷移

こんな感じでできる限り隙間を小さく抑えました。あとはいろいろな車両を通過させて確認するしかありません。在来線の車両は大丈夫だと思うんですケド…。

最初に筋彫りした笠石から調整を繰り返しているうちに、笠石の線がホームの端と平行でなくなってきたので、いったんパテで埋めて筋を彫り直すことにします。

html lintがなんだかいろいろ変わってきている。

2012年07月25日 18時00分 正午の月齢:6.3  月名:七日月  潮汐:小潮 月齢:6.3[七日月] 潮汐:小潮
(最終更新日:2019年09月02日)
13年前に投稿 | ウェブ・IT関係 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

ウェブデザインの際のチェックツールとして、「Another HTML lint」をよく使っていたのですが、知らないうちに終わっていました。さらに代替サイトとしてこちらの「Another HTML lint」を使ったりもしたのですが、やはりサービス終了してしまいました。いったいどうなっているんだ…

一般の人にとってはおそらくどうでもいいツールなんですが、ウェブデザインをする者にとってはとても大事(じゃない人もいるでしょうが)。そんなわけで今後は「Another HTML lint5」に依存することにします。

「htmlの細かい文法チェックなんてどうでもいい」という意見もあるでしょうが、でもこれって一種の品質保証だと思うんですよね。CSSハックを駆使してあらゆるブラウザで同じ見栄えを提供することも品質保証のひとつではあるけれど、それよりもっと重要な気がします。例えると「見栄えは綺麗で高機能だけど、htmlの作法がムチャクチャなウェブサイト」っていうのは、「味と店の雰囲気はいいけど、厨房の衛生管理は最悪な焼き肉屋」みたいな。

まぁ、そんなに大げさなものではないんですけど。

水生生物による水質判定調査に参加してきました。

2012年07月24日 03時52分 正午の月齢:5.3  月名:六日月  潮汐:中潮 月齢:5.3[六日月] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 分類無用 | コメントはありません

3分ぐらいで読めます。

水生生物による水質判定調査に参加したのですが、最初は「子供と近所の川で水遊び」くらいにしか考えていなくて、当日集合してから趣旨を理解してびっくりしました。

場所は近所の小泉川。川に沿って高速道路が建設中ですが、水質は果たして…

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簡単な説明のあと、早速生物の採取。半分水遊びみたいなものです。実作業は伊織に任せて、作業指示だけしていました。

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しかし、しばらくするとお呼びでないゲスト(佳奈・真綾)の乱入。

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何のためらいもなく水に入ります。服がぬれたらイヤとか、そういう感情は持ち合わせていないのでしょうか。なんでためらいもなくシューと水に入っていくのよキミたちは。

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佳奈なんてもうほとんど泳いでいます…んもぅ。

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さらに全然お呼びでない翼が乱入。1歳児のくせになんの抵抗もなく自然の川に浸かっていきます。ムチャクチャだ…

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みんなが採取した生物を専門家が分類します。見たことがない(というか、今まで意識したことがない)生き物がたくさん。自然は奥が深いなぁ。

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解散になった後も、一部の子供は残留して生物採集を続けていました。最後までやっているのは男子ばかりです。

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伊織は最後まで熱心に観察していました。それほど理科が好きなのに、あの通知表の成績は何なんだ…。さて、指標生物ですが、

水質階級Ⅰ

  • ナミウズムシ
  • カワゲラ類
  • サワガニ
  • ナガレトビケラ類
  • ヒラタカゲロウ類

水質階級Ⅱ

  • カワニナ類
  • コオニヤンマ
  • コガタシマトビケラ類
  • ヒラタドロムシ類

水質階級Ⅲ

  • ミズムシ

水質階級Ⅳ

  • サカマキガイ

その他の生物

  • イシガメ
  • ミナミヌマエビ
  • コヤマトンボ
  • コシボソヤンマ
  • ハグロトンボ
  • ニンギョウトビケラ
  • コバントビケラ
  • ヒゲナガカワトビケラ(クロカワムシ)

魚類

  • ドンコ
  • カワムツ
  • オイカワ

という内容で、思っていた以上に綺麗な水であることがわかりました。川が綺麗だという感想のほかに、すぐ隣であれだけ大規模に建設工事をしながら川を汚していないのはたいしたものだなぁ、なんて思ったりもしたわけです。

今回の最も大きな収穫はウズムシ、いわゆるプラナリア。川底から拾い上げた野球ボールくらいの大きさの石の裏にヒルのようなものを見つけて、でも動き方がヒルのようにシャクトリムシっぽく動かないし、これはもしかしてと思い専門家に尋ねたらプラナリアでした。たしか高校生のときにプラナリアという生物がいるということを知って、「体の途中でちょん切っても下半身(?)のほうにも頭が作られて増殖する」という話を聞いたものだから見てみたくてしかたがなかったのですが、ようやく出会えた気がしました。いつか増殖の実験をしてみようと企んでいます。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その17)・プラットホームをまじめに考える

2012年07月23日 02時25分 正午の月齢:4.3  月名:五日月  潮汐:中潮 月齢:4.3[五日月] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

前回の続きで、基本的な部分を煮詰めていきます。

レイアウトに置いてみた

外していた屋根を取り付けて、レイアウトに置いてみました。島式ホームはどうしても近代的になりがちなのですがこの屋根の形状は効果抜群!! ローカルなムードが漂っています。よしよし。

床面仕上げ方法の違い

曲線にかかる端部にローカル型ではない島式ホームのものを使ったので床の仕上げが異なるのですが、そんなに違和感なく繋がっています。だって実際の駅も継ぎ足しやかさ上げや度重なる改修工事で結構こんな例ありますからね。ちょうど屋根が終わった部分からデザインが変わるっていうのも現実的かなと思います。

高さ測定

車両とプラットホームの高さの位置関係はこんな感じ。ちらっと見える床下が電車用ではなく列車用のプラットホームを感じさせます。あーでも20系って実際に乗ったのは1回だけだなぁ、なんて思い出しながら。

端部の限界測定

少し長さを切り詰めたものの、かなりギリギリな端部の建築限界。まぁ新幹線なら絶対無理でしょうが、元々新幹線が入れるような配線にしていないので大丈夫でしょう。いざとなったらヤスリで削るしかないですネ。

曲線部ホームの隙間

逆に曲線部分の建築限界は市販品だけに余裕がありすぎて現実味がありません。もっとギリギリまで攻めて、笠石を継ぎ足してもいいのですが、むしろここは最先端部から40mmくらいの柵を取り付けてしまって乗降不可にしたほうが説得力がありそうです。いずれにしてもこのまま無加工でいるのはちょっと納得できそうにありません。

フランジ部の面取り

底上げしたローカル型ホームのフランジ部分。少し削って面取りしました。そのままでも大丈夫とは思うのですが、バラストで隠しきれないと不細工なので。

面取りの効果

このように道床とのつながりが緩和されるので、バラストを撒いたときに不自然な盛り上がりが発生せずに済みそうです。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その16)・プラットホームをまじめに考える

2012年07月22日 10時00分 正午の月齢:3.3  月名:黄昏月  潮汐:中潮 月齢:3.3[黄昏月] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

前回TOMIX 島式ホームセット(ローカル型)はそのままじゃ低すぎると書きましたので、そのあたりの調整を行います。

一般型の端部を使用

4両の有効長を確保するためには、どうしても曲線部分までプラットホームが必要です。一般型の端部を流用します。床面のデザインが異なりますが、そこは演出でカバーすることにしましょう。接続部分の形状が似ているようで異なるので、端部パーツのダウエルピンはちょん切ってしまい、接着剤でがっちりと固めます。

長さを調整して接着

もう一方の端部はローカル型のものをそのまま使いますが、そのままの長さだと車両が曲線部(C280-15のS字)に遷移するときに接触しそうなので、少し長さを詰めました。当然既存の接続部は生かせられないので接着剤でくっつけてしまいます。KATOのナハネフ23やマルチレールクリーニングカーが通過できたので、たぶん大丈夫だと思うのですが…

2mm角棒を接着

さて、ローカル型ホームの底に2mmのプラ棒を接着して高さを揃えます。流し込みタイプの接着剤でしっかりと固めたので、プラットホームの剛性も高まりました。作業がしやすくなりそうです。

全体のイメージ

このように全体を底上げしました。

あまり作業が進んでいません(底上げと切り詰めだけです)が、夜が明けてきたのでこの辺でやめておきましょう。

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