次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その21)・駅に生命を注入する

2012年07月31日 18時03分 正午の月齢:12.3  月名:十三夜  潮汐:中潮 月齢:12.3[十三夜] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

細かいところに装飾をしていきます。まずは点字ブロックから。

待合室付近 階段付近 目線の全景 曲線部の処理

貼り方はだいたい合っているとは思うんですケド。もう少し勉強してみます。

さて、屋根をはずして全体を見ると…

プラットホーム全景

黄色の線がまるで仮面ライダー555に出てくるカイザのようです。

待合室付近 柱 俯瞰の全景

駅名には付属のステッカーを使わずに、自作のステッカーを貼りました。

俯瞰の全景 俯瞰の全景

朝日の降り注ぐ窓際に置いてみました。あ、結構期待通りの色調に仕上がったかも。さらに細かいところを作りこんで、照明を付けたら完成です。ゴールが見えてきましたー。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その20)・駅に生命を注入する

2012年07月29日 17時25分 正午の月齢:10.3  月名:十日余の月  潮汐:若潮 月齢:10.3[十日余の月] 潮汐:若潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

基本となるプラットホームはだいたいできたので、細かいところを作りこんでいきます。ただのおもちゃを駅の模型に進化させるために生命を注入します。って、おおげさだなぁ…。

それはさておき、まずはこの針金。

錫めっき線の加工

電子工作用の錫めっき線。これをこのような形に折り曲げます。これをどうするかというと、

手すりの設置

階段の手すりになりましたー。手すりは750mmの高さに設置するらしいので、階段から5mmの高さのところに貼り付けました。さりげなく光る銀色がチャームポイント。右端に少し見えますが、点字ブロックも少しずつ貼り付けています。

プラットホーム側面の汚し加工 屋根の汚し

各部の汚しも入れていきます。薄く溶いたエナメル塗料を流して、拭き上げるように。プラットホームの側面にはフラットブラウン、屋根にはデザートイエローを使いました。

柱の塗装 待合室の塗装

とにかくプラスチックむき出しの箇所がおもちゃっぽく見えてしまうので、残った部分も塗っていきます。柱はバフ、待合室は壁をレッドブラウン、屋根を呉海軍工廠標準色、ひさしはハルレッド。ベンチはフラットブラウンにしました。

付属の小物にも手をつけます。

キヨスク

売店は外観にはほとんど手を加えていません。店全体をプラサフで塗装後屋根をミディアムブルーに塗り、基礎部分にはバフを入れました。添付のステッカーを貼ったあと店舗とバックヤードの仕切りをプラ板で追加。LED配線の準備工事としてホームに穴を開けてあります。

島式ホームセット・ローカル型

元々の製品はこんな感じ。比較するとかなり違いがでてきましたー。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その19)・プラットホームをまじめに考える

2012年07月28日 07時40分 正午の月齢:9.3  月名:十日月  潮汐:長潮 月齢:9.3[十日月] 潮汐:長潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

プラットホーム端部曲線部分の筋彫りをパテで埋めてから、改めて彫りなおしました。続けて塗装工程ですー。朝、起きてから出勤までのわずかな時間を有効に使って作業します。

屋根の塗装

屋根はロイヤルライトグレイで塗装しました。プラスチックぽい艶がなくなり、落ち着きが出てきました。LEDを取り付けて照明を演出したときに透けるのを少しでも減らすために、裏側も塗装しておきます。

進行方向の眺め

プラットホーム全体にライトグレーのプラサフを吹き、笠石より内側はジャーマングレイにしてアスファルトをイメージしました。そのままではコントラストが強すぎて都会感があるので、タンを薄く全体に吹いて色調を抑えています。

ホーム端の塗装

プラットホーム下部にはウッドブラウンとレッドブラウンで汚しを入れ、列車が進入する両端部は少し強めに汚します。屋根もないので、上からも少し吹きました。ザラザラした質感をあえて強調しています。

階段の塗装

階段はエナメルを手塗り。階段はダークグレー、壁はバフで仕上げています。ダークグレーが濃すぎる気もするので、このあたりは微調整が必要かも知れませんネ。

塗装後の全体図

買ってきたままの状態に比べて、ずいぶんおもちゃっぽさが減りました。さてさて、これでようやくいろいろなものを取り付けることができそうです。いや、もうちょっとプラットホームに時間をかけようかな。文化展までまだまだ時間はあるしネ。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その18)・プラットホームをまじめに考える

2012年07月26日 18時00分 正午の月齢:7.3  月名:弓張月(上弦)  潮汐:小潮 月齢:7.3[弓張月(上弦)] 潮汐:小潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

引き続き、プラットホームを加工します。まずは階段の加工です。わざわざ覗き込んで確認する人はあまりいないと思うのですが、階段を下りて絶壁というのがどうしても許せなくて、穴を開けました。

階段の加工

これで地下へと抜けていくことができます。まぁ、なんていうか、自己満足ですね。LEDで地下を光らせるといいかなーなんて思ったり。

さて、どうしても気がかりだったプラットホーム端部の曲線部分。隙間が大きいことがもう気になって気になってしかたがないので、自分で作ってしまうことにしました。

ホーム曲線部の再構築

島式ホーム(ローカル型)延長部の余っているパーツをカットして曲線に仕上げます。このカーブの付け方がとても難しい。最小限の隙間で、建築限界をクリアして…

先端の処理

パーツの切れ端を再利用して形を作っていきます。

側面を作る 側面を仕上げる 裏面

曲線に接する部分は、0.4mmプラ板と2mmプラ角棒を貼りあわせてRを描いていきます。部分的に1mmプラ角棒で肉を盛った部分もあります。もう徹底的に隙間を小さくしなきゃ。

筋彫り加工

Pカッターで筋彫りして、既製品とのつながりが自然になるようにしました。

それでは、どれくらい隙間を改善できたのでしょうか。いつものようにナハネフ23を使って実験です。まずは既製品から。

既製品・車両進入時 既製品・車両通過中 既製品・直線区間遷移

既製品(島式ホーム一般型の端部)は、先に行くほど隙間が広がります。ちょっと広すぎますよね。さて、自作品です。

自作品・車両進入時 自作品・車両通過中 自作品・直線区間遷移

こんな感じでできる限り隙間を小さく抑えました。あとはいろいろな車両を通過させて確認するしかありません。在来線の車両は大丈夫だと思うんですケド…。

最初に筋彫りした笠石から調整を繰り返しているうちに、笠石の線がホームの端と平行でなくなってきたので、いったんパテで埋めて筋を彫り直すことにします。

html lintがなんだかいろいろ変わってきている。

2012年07月25日 18時00分 正午の月齢:6.3  月名:七日月  潮汐:小潮 月齢:6.3[七日月] 潮汐:小潮
(最終更新日:2019年09月02日)
13年前に投稿 | ウェブ・IT関係 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

ウェブデザインの際のチェックツールとして、「Another HTML lint」をよく使っていたのですが、知らないうちに終わっていました。さらに代替サイトとしてこちらの「Another HTML lint」を使ったりもしたのですが、やはりサービス終了してしまいました。いったいどうなっているんだ…

一般の人にとってはおそらくどうでもいいツールなんですが、ウェブデザインをする者にとってはとても大事(じゃない人もいるでしょうが)。そんなわけで今後は「Another HTML lint5」に依存することにします。

「htmlの細かい文法チェックなんてどうでもいい」という意見もあるでしょうが、でもこれって一種の品質保証だと思うんですよね。CSSハックを駆使してあらゆるブラウザで同じ見栄えを提供することも品質保証のひとつではあるけれど、それよりもっと重要な気がします。例えると「見栄えは綺麗で高機能だけど、htmlの作法がムチャクチャなウェブサイト」っていうのは、「味と店の雰囲気はいいけど、厨房の衛生管理は最悪な焼き肉屋」みたいな。

まぁ、そんなに大げさなものではないんですけど。

水生生物による水質判定調査に参加してきました。

2012年07月24日 03時52分 正午の月齢:5.3  月名:六日月  潮汐:中潮 月齢:5.3[六日月] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 分類無用 | コメントはありません

3分ぐらいで読めます。

水生生物による水質判定調査に参加したのですが、最初は「子供と近所の川で水遊び」くらいにしか考えていなくて、当日集合してから趣旨を理解してびっくりしました。

場所は近所の小泉川。川に沿って高速道路が建設中ですが、水質は果たして…

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簡単な説明のあと、早速生物の採取。半分水遊びみたいなものです。実作業は伊織に任せて、作業指示だけしていました。

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しかし、しばらくするとお呼びでないゲスト(佳奈・真綾)の乱入。

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何のためらいもなく水に入ります。服がぬれたらイヤとか、そういう感情は持ち合わせていないのでしょうか。なんでためらいもなくシューと水に入っていくのよキミたちは。

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佳奈なんてもうほとんど泳いでいます…んもぅ。

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さらに全然お呼びでない翼が乱入。1歳児のくせになんの抵抗もなく自然の川に浸かっていきます。ムチャクチャだ…

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みんなが採取した生物を専門家が分類します。見たことがない(というか、今まで意識したことがない)生き物がたくさん。自然は奥が深いなぁ。

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解散になった後も、一部の子供は残留して生物採集を続けていました。最後までやっているのは男子ばかりです。

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伊織は最後まで熱心に観察していました。それほど理科が好きなのに、あの通知表の成績は何なんだ…。さて、指標生物ですが、

水質階級Ⅰ

  • ナミウズムシ
  • カワゲラ類
  • サワガニ
  • ナガレトビケラ類
  • ヒラタカゲロウ類

水質階級Ⅱ

  • カワニナ類
  • コオニヤンマ
  • コガタシマトビケラ類
  • ヒラタドロムシ類

水質階級Ⅲ

  • ミズムシ

水質階級Ⅳ

  • サカマキガイ

その他の生物

  • イシガメ
  • ミナミヌマエビ
  • コヤマトンボ
  • コシボソヤンマ
  • ハグロトンボ
  • ニンギョウトビケラ
  • コバントビケラ
  • ヒゲナガカワトビケラ(クロカワムシ)

魚類

  • ドンコ
  • カワムツ
  • オイカワ

という内容で、思っていた以上に綺麗な水であることがわかりました。川が綺麗だという感想のほかに、すぐ隣であれだけ大規模に建設工事をしながら川を汚していないのはたいしたものだなぁ、なんて思ったりもしたわけです。

今回の最も大きな収穫はウズムシ、いわゆるプラナリア。川底から拾い上げた野球ボールくらいの大きさの石の裏にヒルのようなものを見つけて、でも動き方がヒルのようにシャクトリムシっぽく動かないし、これはもしかしてと思い専門家に尋ねたらプラナリアでした。たしか高校生のときにプラナリアという生物がいるということを知って、「体の途中でちょん切っても下半身(?)のほうにも頭が作られて増殖する」という話を聞いたものだから見てみたくてしかたがなかったのですが、ようやく出会えた気がしました。いつか増殖の実験をしてみようと企んでいます。

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