水生生物による水質判定調査に参加してきました。

2012年07月24日 03時52分 正午の月齢:5.3  月名:六日月  潮汐:中潮 月齢:5.3[六日月] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 分類無用 | コメントはありません

3分ぐらいで読めます。

水生生物による水質判定調査に参加したのですが、最初は「子供と近所の川で水遊び」くらいにしか考えていなくて、当日集合してから趣旨を理解してびっくりしました。

場所は近所の小泉川。川に沿って高速道路が建設中ですが、水質は果たして…

water-research_01

簡単な説明のあと、早速生物の採取。半分水遊びみたいなものです。実作業は伊織に任せて、作業指示だけしていました。

water-research_02

しかし、しばらくするとお呼びでないゲスト(佳奈・真綾)の乱入。

water-research_03

何のためらいもなく水に入ります。服がぬれたらイヤとか、そういう感情は持ち合わせていないのでしょうか。なんでためらいもなくシューと水に入っていくのよキミたちは。

water-research_05 water-research_06

佳奈なんてもうほとんど泳いでいます…んもぅ。

water-research_04 water-research_07

さらに全然お呼びでない翼が乱入。1歳児のくせになんの抵抗もなく自然の川に浸かっていきます。ムチャクチャだ…

water-research_10 water-research_08

みんなが採取した生物を専門家が分類します。見たことがない(というか、今まで意識したことがない)生き物がたくさん。自然は奥が深いなぁ。

water-research_09

解散になった後も、一部の子供は残留して生物採集を続けていました。最後までやっているのは男子ばかりです。

water-research_11

伊織は最後まで熱心に観察していました。それほど理科が好きなのに、あの通知表の成績は何なんだ…。さて、指標生物ですが、

水質階級Ⅰ

  • ナミウズムシ
  • カワゲラ類
  • サワガニ
  • ナガレトビケラ類
  • ヒラタカゲロウ類

水質階級Ⅱ

  • カワニナ類
  • コオニヤンマ
  • コガタシマトビケラ類
  • ヒラタドロムシ類

水質階級Ⅲ

  • ミズムシ

水質階級Ⅳ

  • サカマキガイ

その他の生物

  • イシガメ
  • ミナミヌマエビ
  • コヤマトンボ
  • コシボソヤンマ
  • ハグロトンボ
  • ニンギョウトビケラ
  • コバントビケラ
  • ヒゲナガカワトビケラ(クロカワムシ)

魚類

  • ドンコ
  • カワムツ
  • オイカワ

という内容で、思っていた以上に綺麗な水であることがわかりました。川が綺麗だという感想のほかに、すぐ隣であれだけ大規模に建設工事をしながら川を汚していないのはたいしたものだなぁ、なんて思ったりもしたわけです。

今回の最も大きな収穫はウズムシ、いわゆるプラナリア。川底から拾い上げた野球ボールくらいの大きさの石の裏にヒルのようなものを見つけて、でも動き方がヒルのようにシャクトリムシっぽく動かないし、これはもしかしてと思い専門家に尋ねたらプラナリアでした。たしか高校生のときにプラナリアという生物がいるということを知って、「体の途中でちょん切っても下半身(?)のほうにも頭が作られて増殖する」という話を聞いたものだから見てみたくてしかたがなかったのですが、ようやく出会えた気がしました。いつか増殖の実験をしてみようと企んでいます。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その17)・プラットホームをまじめに考える

2012年07月23日 02時25分 正午の月齢:4.3  月名:五日月  潮汐:中潮 月齢:4.3[五日月] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

前回の続きで、基本的な部分を煮詰めていきます。

レイアウトに置いてみた

外していた屋根を取り付けて、レイアウトに置いてみました。島式ホームはどうしても近代的になりがちなのですがこの屋根の形状は効果抜群!! ローカルなムードが漂っています。よしよし。

床面仕上げ方法の違い

曲線にかかる端部にローカル型ではない島式ホームのものを使ったので床の仕上げが異なるのですが、そんなに違和感なく繋がっています。だって実際の駅も継ぎ足しやかさ上げや度重なる改修工事で結構こんな例ありますからね。ちょうど屋根が終わった部分からデザインが変わるっていうのも現実的かなと思います。

高さ測定

車両とプラットホームの高さの位置関係はこんな感じ。ちらっと見える床下が電車用ではなく列車用のプラットホームを感じさせます。あーでも20系って実際に乗ったのは1回だけだなぁ、なんて思い出しながら。

端部の限界測定

少し長さを切り詰めたものの、かなりギリギリな端部の建築限界。まぁ新幹線なら絶対無理でしょうが、元々新幹線が入れるような配線にしていないので大丈夫でしょう。いざとなったらヤスリで削るしかないですネ。

曲線部ホームの隙間

逆に曲線部分の建築限界は市販品だけに余裕がありすぎて現実味がありません。もっとギリギリまで攻めて、笠石を継ぎ足してもいいのですが、むしろここは最先端部から40mmくらいの柵を取り付けてしまって乗降不可にしたほうが説得力がありそうです。いずれにしてもこのまま無加工でいるのはちょっと納得できそうにありません。

フランジ部の面取り

底上げしたローカル型ホームのフランジ部分。少し削って面取りしました。そのままでも大丈夫とは思うのですが、バラストで隠しきれないと不細工なので。

面取りの効果

このように道床とのつながりが緩和されるので、バラストを撒いたときに不自然な盛り上がりが発生せずに済みそうです。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その16)・プラットホームをまじめに考える

2012年07月22日 10時00分 正午の月齢:3.3  月名:黄昏月  潮汐:中潮 月齢:3.3[黄昏月] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

前回TOMIX 島式ホームセット(ローカル型)はそのままじゃ低すぎると書きましたので、そのあたりの調整を行います。

一般型の端部を使用

4両の有効長を確保するためには、どうしても曲線部分までプラットホームが必要です。一般型の端部を流用します。床面のデザインが異なりますが、そこは演出でカバーすることにしましょう。接続部分の形状が似ているようで異なるので、端部パーツのダウエルピンはちょん切ってしまい、接着剤でがっちりと固めます。

長さを調整して接着

もう一方の端部はローカル型のものをそのまま使いますが、そのままの長さだと車両が曲線部(C280-15のS字)に遷移するときに接触しそうなので、少し長さを詰めました。当然既存の接続部は生かせられないので接着剤でくっつけてしまいます。KATOのナハネフ23やマルチレールクリーニングカーが通過できたので、たぶん大丈夫だと思うのですが…

2mm角棒を接着

さて、ローカル型ホームの底に2mmのプラ棒を接着して高さを揃えます。流し込みタイプの接着剤でしっかりと固めたので、プラットホームの剛性も高まりました。作業がしやすくなりそうです。

全体のイメージ

このように全体を底上げしました。

あまり作業が進んでいません(底上げと切り詰めだけです)が、夜が明けてきたのでこの辺でやめておきましょう。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その15)・プラットホームをまじめに考える

2012年07月20日 18時00分 正午の月齢:1.3  月名:二日月  潮汐:大潮 月齢:1.3[二日月] 潮汐:大潮
(最終更新日:2021年02月27日)
13年前に投稿 | 鉄道模型 | 1件のコメント

2分ぐらいで読めます。

今回のプランでは複線の間に島式の駅を設置するため、TOMIX 島式ホームセット(ローカル型)を購入しました。なぜローカル型かって? それは屋根の形がかわいかったからです。そんな理由で。

島式ホームセット・ローカル型

さて、実際手にとって見ると、プラットホームの高さが低いことにショックを受けました。あまりにも低すぎでしょう。

日本の旅客駅では高床タイプのものが一般的である。日本国有鉄道では、レール上面を基準とした760mmの高床タイプを標準とし、現在のJRグループでは通勤・近郊形直流電車専用ホームでは電車の床面に合わせた1,100mmに、電車とそれ以外の列車の共用ホームでは920mm、新幹線では1,250mmとしている。また標準軌私鉄の直流区間では1,100mm以上としている。

wikipedia プラットホーム

760mmは1/150だと約5.1mm、1100mmは約7.3mm、920mmは約6.1mm。それなのに実際に測定してみると…

一般型の隙間

これは一般型の島式ホーム。このように床下が少し見えるのは都会以外ではよく見られます。優等列車のようにステップが付いている車両が停車するプラットホームもだいたいこんな感じですね。

島式ホーム・一般型

レール面からの高さを測定するとだいたい6mm。実物では920mmと考えることができますね。

さて、ローカル型。

ローカル型の隙間

隙間が大きすぎます!! 普通の人なら膝が上がらないですよっ。

隙間測定

隙間を測定すると、4mm弱あります。実物換算で600mm弱…

島式ホーム・ローカル型

レール面からの高さを測定すると4mm。実物では600mmくらいです。「レール上面を基準とした760mmの高床タイプを標準」って書いてあるのに、600mmはひどすぎます。

隙間の比較

こうしてみると、一般型の島式ホームが実際のローカル型の高さで、直流電車区間を再現しようと思ったら1.2mm底上げしてやる必要があるということがわかりました。

ローカル型の島式ホームは低すぎて全然ダメ。少なくとも一般型の高さになるよう2mm底上げして、ようやく実際のローカル型プラットホームの高さになることができます。

もうひとつ、車体とプラットホームの横方向の隙間も気になるのですが、ここはあまりぎりぎりを狙うと走行中に接触する恐れがあるため難しいところです。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その14)・TOMIXのエンドレール(車止標識)をLED点灯化

2012年07月17日 18時00分 正午の月齢:27.9  月名:二十八日月  潮汐:中潮 月齢:27.9[二十八日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2023年06月11日)
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

さて、前回で完成はしたものの、もう1個必要ですので作ります。前回からの改良点として、配線の単純化による支柱の肥大防止に挑戦しました。

LED配線変更

1608LEDのカソード側に曲げ加工を施した0.5mm真鍮線を使いました。0.5mmなのに写真ではとても太く見えますが、それだけLEDが小さいってことなのです。うー。

変更後の標識

その効果もあって、標識自体はとてもシンプルに仕上がりました。今回の実験的な試みとしては配線のほかに、遮光のために塗るエナメル(フラットアルミ)の前にアルミホイルを切って貼り付けたのですが、効果はよくわかりません。意味あったのかなぁ。

あとの工程は前回同様なので割愛するとして、これで2個の行灯式車止標識が揃いました。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その13)・TOMIXのエンドレール(車止標識)をLED点灯化

2012年07月16日 18時17分 正午の月齢:26.9  月名:二十七日月  潮汐:中潮 月齢:26.9[二十七日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2023年06月11日)
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

できあがった標識を取り付けましょう。

穴の処理

もともとついていた標識を抜き取ると、意外と大きなD字穴が開いていました。ここに3mmのプラ棒をD字に削って、穴を埋めます。

支柱とケーブルの処理

プラ棒で埋めたところに0.7mmの穴を連続して開け、精密ドライバーで貫通させて長穴に加工しました。標識を挿して瞬間接着剤で固めます。

完成した姿

真鍮線の長さを整えて、未塗装の部分を塗装したら行灯点灯式車止標識のできあがり!

既製品との比較

既成品との比較です。ほとんど同じと言えばほとんど同じです。

既製品との比較

横から見てもほとんど同じです。左が今回作ったモノですが…

点灯試験

点灯するとこのようになります。ほぼ理想どおりに仕上がりました。

夜の車止標識

本物(亀師匠撮影)と比較していかがでしょうか。

ひとまずこれで完成ということですが、油槽所部分は車止めが2線あるのでもうひとつ作らなければなりません。電源の処理(電流制限抵抗またはCRDの実装)は現時点では加工しませんが、2つまとめてボードに取り付けてから配線することにしましょう。

Translate »