キ100のレベルアップ改造。(その1)
2014年10月15日 18時00分 月齢:21.2[二十二日月] 潮汐:小潮
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TOMIXのキ100は言わずと知れたラッセル車の最古参ですが、今となってはさすがに表現力に物足りない部分があります。そんな箇所をレベルアップしてしまいましょう。
「とある模型の雪掻き車・絶対能力進化計画」、プランは以下のとおり。今はさしずめレベル0。さてさてどこまでいけるかな。
- レベル1: 機関車と連結するカプラーをカトーカプラーに交換する。
- レベル2: 窓ガラスがないので、ガラスを表現する。
- レベル3: まるでドラム缶のような前側のダミー連結器を正常な大きさにする。
- レベル4: 雪が床下に入り込むほどのミニスカートをレールぎりぎりまで延長する。
- レベル5: 台車を集電化して前照灯を点灯させる。
これだけやってしまえば、少しは使える車両になるはず。
まずはカプラー。
これは簡単に作業終了。レベル0からレベル1になりました。次は窓ガラス。
最初は窓の寸法どおりに切り出して、窓枠にツライチのガラスにしようとしたのですが、途中で面倒くさくなって結局裏から貼り付けることにしました。でも全然違和感なく仕上がってレベル2に昇格。まぁもともとガラス自体がなかったのだから…
次はデカすぎるダミー連結器の処理。計画としてダミー連結器を完全に取り除き、KATOカプラーかTNカプラーを使います。
とりあえず元の連結器を取り除き、TNカプラーを取り付けることを前提として高さ合わせ。
だめだこりゃ。元の連結器の位置が高すぎたわけですが、本来の高さに取り付けようとすると絶対無理。ミニスカートを直すほうが先みたい。レベル3とレベル4は同時進行となりそうです。
ついでに更なる進化の領域へ。前照灯に穴を開けるのに挑戦。0.7mmピンバイスで慎重に下穴を貫通させ、1.0mmに刃物替えして双眼ルーペで覗きながら丁寧にリーミング。刃を進めていくと、ルーペ越しに前照灯の外側がほんの少し膨らむのがわかります。ぎりぎりの肉厚ってことかなー。
貫通後、0.75mmの光ファイバーを通してみました。
ぴったりの径。加工時に膨らんだ外形も刃を抜くと縮んだようで、ちょうど0.75mmの光ファイバーに合ったようです。
外部の光を導いてみるとこのとおり。燦然と輝くヘッドライトに期待が持てそうです。最大の課題は台車の集電化ですね。
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