M型コネクタ(MP)とモービルアンテナ基台を組み合わせるためにひとひねりしてみた。
2021年05月02日 12時00分 月齢:20.4[二十日余の月] 潮汐:中潮
4年前に投稿 | アマチュア無線 | コメントはありません
3分ぐらいで読めます。
HF帯の電波が出せる身分にはなったものの、まだアンテナが準備できていません。そろそろ金銭的にも枯渇してきたので、手元にあるものを組み合わせて何とかできないものかなぁ。
アンテナはGRA-750Bというモービルアンテナを先日用意しましたが、これをアンテナマストに取り付けるためにNAGOYA(名古屋通信股份有限公司)製RB-46モービル基台を使います。少しメッキの表面から錆が浮いているので、本番取り付け前に真っ黒に塗装してあげよう。
一般的にモービルアンテナは、固定局用アンテナとは違いアンテナ側がM型プラグ(オス)で同軸ケーブル側がM型ジャック(メス)になっていますね。GRA-750Bももちろんそうなっています。ところでこのテの差し込み系のモノって、凸側がオス・凹側がメスって呼ばれてなんか性的に悶々するわー。
これと対になる同軸ケーブルは当然M型ジャックのケーブルでなければならないのですが、手持ちのものはL字タイプのM型ジャックがついた3D-FBのものしかありません。最大50W流すわけだし、細くて減衰が大きそうだし、将来もう少し立派な固定局用アンテナ(まぁせいぜいGPが限界だと思うけど)にしたときのために、5Dのケーブル&M型プラグにしておきたい。ということで、暫定的にMJ-MJ変換コネクタを使って、M型プラグの5D同軸ケーブルとアンテナをつなごうと思います。5D-FBを20m買ってるので余らせたくないっていうのあるけどね。
ところがL字型でないストレートなケーブルをつなごうとすると、中間のブラケットと干渉してしまうんです。ぐぬぬ…L字コネクタを買う金が惜しい。惜しいっていうか、もうない。
ここで頭をひねるとともに金具もひねります。いったん分解してアンテナを支持するブラケットを裏返してつけてやりました。もともとついていた黒いダイヤルのような蝶ネジはもちろん使えないので、部品ストックの中からステンレスのボルトを探して付けました。これでまっすぐ真下に固いケーブルが下ろせますね。
このような順番でつなぎます。計画どおりにいくかな。
組み立ててみるとこんな感じになります。変換コネクタを含めるとそれなりの長さになるので、ブラケットを反転していなければL字ジャックしか選択肢がなかったところですね。
MJ-MJ変換コネクタはとくに基台に固定するわけではなく、ブラケットをはさんでアンテナと締めるだけで十分に保持されます。
MJ-MJ変換コネクタと同軸ケーブルのプラグ部分は、自己融着テープで防水したほうがいいですね。これはマストに固定するときに実施します。
まだ本番のケーブルではなく、室内でシミュレーションしただけですが、これでなんとかイケそうですね。
では、マストたちを調達したら、次はいよいよベランダに設置するのです。
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