ダイワ ファントム ST-15のベアリングをボールベアリングにしてみた。

2021年09月10日 12時00分 正午の月齢:3.5  月名:黄昏月  潮汐:中潮 月齢:3.5[黄昏月] 潮汐:中潮
4年前に投稿 | できるかな | 1件のコメント

2分ぐらいで読めます。

ミリオネア ST-25ACに続いて、ファントム ST-15のベアリングをボールベアリングにしてみます。そのためにベアリングを4個買ったんだからね。

daiwa phantom st15

別にファントム ST-15はハンドルが重いっていう感じはしないけれど、こういうのはノリや勢いでやってしまうものですよね。

手順としてはミリオネア ST-25ACとほとんど同じなんですが、1つだけ苦戦したところがありました。

さっそく手順を追ってみましょう。

まずは手で回せるネジ2か所を回して、分解します。ミリオネア ST-25ACとは違い、フレームはハンドル側ではなく左のパネルのほうにくっついた状態です。

分解する

ハンドル側のカーボンベアリング。これはすぐに取り出せます。

ハンドル側

ところが逆側のベアリング。これが全然取り出せないんですよ。バネを外したあと、針やピンセットでほじくっても出そうで出てこない。ここが苦労したポイント。もう半泣きでした。

パネル側

結局、スプールの軸に小さめの両面テープをつけて「おりゃっ」とカーボンベアリングに押し付け、スプールを抜くとベアリングがくっついてきてくれました。ふー。

スプール

カーボンベアリングを抜くのは泣かされたけど、ボールベアリングを入れるのは全然苦労なく順調に作業は進みました。

パネル側交換後

クラッチを切ってスプールを動かしてみると、期待どおりツルツル動いてくれます。

クラッチオフ

というわけで、リール2台のカスタマイズは無事に終わりましたー。

ミリオネアとファントム

今年こそは、使う機会がありますように。

ダイワ ミリオネア ST-25ACのベアリングをボールベアリングにしてみた。

2021年09月08日 12時00分 正午の月齢:1.5  月名:二日月  潮汐:大潮 月齢:1.5[二日月] 潮汐:大潮
(最終更新日:2021年10月14日)
4年前に投稿 | できるかな | 1件のコメント

3分ぐらいで読めます。

35年前ほどから使っている、ダイワ ミリオネア ST-25AC。今回はベアリングをボールベアリングにしてみようっていうハナシです。

daiwa millionaire st25ac

このリールはカーボンベアリングでスプールを支えています。カーボンベアリングというとかっこよく聞こえるけれど全然たいしたものでなくて、樹脂製の平軸受けです。汚れや油を吸ったせいかどうもここ数年スプールの動きがものすごく重く、掃除しても一時的にしか改善されませんでした。筒状に丸めた紙やすりでベアリング内側を磨いてムリヤリ滑りを良くしたけれど、もっとこうなんていうか根本的に解決したい…

となったら、ボールベアリングにするしかないですよね。

そんなことはずっと前からわかっていたのですが、交換を躊躇していた理由として「海で使ったりするわけだから、錆に強いメーカーの専用品を使うべき。」「ボールベアリングを採用している上位機種の部品を入手して流用したいけど、古いリールなので交換用部品の番号がわからない。」って感じかな。

そんなモヤモヤを吹っ飛ばしてくれたのが「・・・ごみ竿ですが 何か?」という関西在住現役ナースの異色釣りブログ。「既存のベアリングのサイズを測って、汎用品を買うだけ。」みたいな身も蓋もないアドバイスをもらったので、さっそくベアリングのサイズを測りました。外径9mm・内径5mm・厚さ3mmっていうのがこのリールのカーボンベアリングのサイズ。

Amazonでちょうどいいのが見つかりました。「ミニチュアベアリング 【NMB】 ステンレス 両シールド付 DDL-950ZZ 内径5mm×外径9mm×幅3mm」です。ステンレスっていう文字が錆に強い感じがするし、そのわりに1個210円と安かったのでとりあえず4個購入です。

それでは、交換してみましょう。

まずは手で回せるネジ2本をゆるめて、左のパネルとスプールをばらばらにします。遠心ブレーキのブロックをなくさないようにしないと。

分解する

6角形のバネで押さえられている中のブッシュみたいなパーツがカーボンベアリング。

カーボンベアリング

バネを外し、ベアリングを摘出します。

バネを外す

ハンドル側も同様に、バネを外してベアリングを取り出します。フレームがあるからちょっとやりにくい。

ハンドル側

バネは絶っっっ対になくさないように、ちゃんと保管しましょう。

摘出完了

取り出したカーボンベアリングをスプールにはめると…キツキツです。まぁここはきつくても、ベアリングと本体側の摩擦が少なければいいんだけど、そこもスムーズじゃないから回転が重いんですね、たぶん。

スプールにカーボンベアリング

これが今から使うベアリング。

ボールベアリング

それではボールベアリングを入れます。

ボールベアリングを入れる

ハンドル側にも入れます。

ハンドル側にボールベアリングを入れる

バネをはめて固定したら作業完了。ちなみにベアリングを比較するとこんな感じ。この銀色の中にはつぶつぶがいっぱい入っているはず。今回は砂とか入りにくそうなボールがむき出しでないタイプのベアリングにしましたが、これでよかったのかなー。

ベアリングの比較

交換後の効果ですが、ハンドルの回転はもちろん軽くなったのですがそれ以上に…

クラッチオフ状態

クラッチを切った状態で、親指でスプールを動かすともうとにかくツルツルぬるぬる動くんです。ベアリング替えたばかりだから当たり前っていえば当たり前なんだけど、めっちゃ気持ちい。今までの感覚で操作すると盛大にバックラッシュフェスティバルが開催されそうです。遠心ブレーキの強化も考えたほうがいいかな。

MICROACE EF65-1012初期型JR貨物更新機をKATOカプラーに改造した。

2021年09月06日 12時00分 正午の月齢:28.9  月名:二十九日月  潮汐:大潮 月齢:28.9[二十九日月] 潮汐:大潮
(最終更新日:2021年10月15日)
4年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

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ずっと放置していた、マイクロエース A1782 EF65-1012初期型JR貨物更新機。細かい造形の作りこみが際立つシロモノ。逆に手すり等のパーツが大げさすぎるかもしれないけど。

A1782

放置していた理由はこの製品のクセがすごいからなのですが、そのクセとは…

ダミーカプラー アーノルトカプラー

「連結できないダミーカプラー」か「(関節の位置そこ?!って言いたくなる)ブサイクを極めたアーノルトカプラー」しか選択肢がないっていうところなのです。わが所有車両はすべてKATOカプラーにしているので、どちらにせよこのままでは単機で走らせるくらいしか楽しみようがない。

そんなわけで、ようやくその気になったので、カプラーの改造をしてみます。

いつもどおり先人の知恵を拝借したいところですが、なにしろ古い情報しかなくて。

んー、工法から考える必要があるみたい。

カプラーが首を振る必要があるので、使うとすれば「EF66ナックル」か「かもめナックル」の穴に軸を通す構造にしなければなりません。まずは既存のカプラーの高さを確認します。

TR23

TR23で、アーノルトカプラーの高さを確認しました。シキ1000に替えてみます。

シキ1000

少し高めのほうがいいかな。次はカプラー同士の形の確認。

カプラー比較

付け根基準で考えると、かもめナックルはかなり高い位置にカプラーが来るような気がします。EF66ナックルだったらちょうどいいかなーということでEF66ナックルを使って作業をすすめます。

EF66ナックル

このままではスカートの中に収めるのは難しそう。っていうか絶対入らない。

スカートとの現物合わせ

瞬間接着剤でカプラーの根元部分を分解しないように固めたあと、カプラーの周りをできる限り削り落としてみます。

カプラーの根元を削る

次にスカートの穴を拡張しましょう。カッターナイフでコリコリコリコリ…これくらいでいいかな。

穴の拡張

ためしにカプラーを差し込んでみて高さ合わせ。

高さ合わせ

おっ、いいんじゃない。では軸を加工しましょう。まずはスカートの上下に0.5mmのピンバイスで穴をあけます。場所はこのあたり。

穴あけ

0.5mm真鍮線でカプラーの穴を貫きます。余分な真鍮線をカットしたらできあがり。

軸をつける

うんうんピッタリですね。カプラーの穴と真鍮線の隙間が大きいので、無連結だったり連結していてもテンションがかかっていないときはカプラーが少し下を向くのですが、牽引してテンションがかかると大丈夫です。

高さ確認

ためしにいろいろな車両をつないで走らせてみました。C280でS字を組んでみたのですが、ボギー車は問題なく通過できたけれど、2軸貨車は必ず脱線します。めちゃめちゃ重くしたら踏ん張ってくれるかもしれないけれどそれもどうかと思うし…

試運転

逆エンドも同様の加工をするのですが、どうやらEF66ナックルは先ほど使ったのが最後のモノだったみたいなので、こちらにはかもめナックルを使ってみます。かもめナックルのほうが削る量が少なくてラクちん。

かもめナックル

同様に真鍮線を突き刺します。キュピーン、ブチュ。

真鍮線を刺す

高さを確認してみましょう。EF66ナックルよりは高い位置だけど、全然問題ないですね。連結する車両によってはこれくらいのほうがいいかもしれません。

高さ確認

相変わらず2軸貨車&S字曲線の通過はできませんでしたが、ボギー車を牽引できるだけで上出来ですネ。これでいろいろと運用の幅が広がりますよ。

毒タキ牽引

毒タキを牽引させてみました。この車両も軽いのですが、かもめナックル側で牽引するとカーブに差し掛かったところで脱線するようです。連結相手ごとに、どちらの連結器がいいかっていう相性がありそうな気がします。

腕時計の修理をしたら思いのほか費用がかかった。

2021年09月01日 12時00分 正午の月齢:23.9  月名:真夜中の月  潮汐:小潮 月齢:23.9[真夜中の月] 潮汐:小潮
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セイコー スピリット7B22-0AD0っていう時計をもう何年使っているかな。電波・ソーラー・チタン・防水。致命的な故障をしない限り、ずっと使えるスペックなんですよねー。

SEIKO SPIRIT 7B22-0AD0

数か月前にベルトのピンがぱらぱらと何本か抜け落ちてベルトが切れて、時計屋に預けてピン交換の修理をしたんだけどまたベルトが切れて(同じ箇所かどうかは不明)、そのときにベルトのコマも1個どこかにいってしまって、もういつどこが切れるかわからない状態なのでしっかり直してもらおうということでメーカーに送ってもらって全部のピンを点検し摩耗していたらすべて交換してもらうことにしました。

2週間ほどで連絡が来ました。

ピン19本交換。…19本かぁ。想定を超えてきたゾ。

しかしまぁ腕時計という精密機械が、身に着けているときにいきなり分解して地面に叩きつけられる姿はもう見たくない(もう2回見てしまった)ので、すぐにOKしました。

9000円くらいかかったけれど、まぁヨシとしましょう。ベルトのコマが1個少ないままだけど、今までブカブカで身に着けていたので逆に手首にフィットする感じになってこれはこれで悪くない感触なのでした。

腕時計なんて1000円~3000円くらいでもデザインも良くて使えるものがたくさんあるので、その価格帯のものを買って壊れたら買い替えるっていう運用もアリだとは思うけれど、やっぱりお気に入りの道具をずっと使い続けるほうが性分に合っているみたい。

ワクチン2回目を接種したら…こんなふうになった。

2021年08月31日 12時00分 正午の月齢:22.9  月名:弓張月(下弦)  潮汐:小潮 月齢:22.9[弓張月(下弦)] 潮汐:小潮
4年前に投稿 | 分類無用 | コメントはありません

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1回目の接種からちょうど4週経過した8月28日、2回目を打たれに行ってきました。何もなかったかというと何もなかったわけではなかったので、今後接種予定のある人や接種希望の人の参考になればということで。ま、個人差がありすぎて参考にならないかもしれないけどねー。

今回もモデルナ製。ニュースを騒がしている異物混入疑惑のロットではないらしい。もともと注射針の穴を通る0.何mmの異物なんてあまり気にしていなかったけれど、それでもちょびっと安心したかもしれない。

  • 13時50分ごろ、接種終了。ホント痛くないよね最近の注射針って。で、普通に帰宅。
  • 22時ごろ、少し爆心地が存在感をアピールしてきたけれど、1回目よりも少なめ。半径3cmくらいの範囲がキュンってしているみたいな。そのまま副業に出る。
  • 日付が変わって3時30分ごろ、寝る。
  • 7時ごろ、おやぁ? 体温を測ってみると…37.3℃。あらー。
  • 10時30分ごろ、体温が36℃台になる。あれもうイベント終わり?
  • 13時ごろ、37.6℃。あちこちの関節がちょっと痛い。たとえてみると「あれもしかして風邪ひいたかな?」みたいな。ちょっと昼寝しよう。
  • 14時30分ごろ、37.3℃。ヨギボー(ダメ人間養成クッション)に体を預けて、智辯vs智辯の高校野球決勝を見る。和歌山強い…。終わったら昼寝。弟や姪が来たけど「おじちゃん熱あるからうつるでぇ」と言って昼寝続行。
  • 18時ごろ、37.9℃。盛り上がってまいりました。このまま熱が下がらないなら明日は会社を休んでしまおうかなんて考えたものの、明日は会議で資料説明するの確定しているし、社内誌の編集も大詰めだし、這ってでも行こうと社畜魂(コスモ)を燃やす。
  • 20時ごろ、日帰り旅行に行ってた佳奈と翼から駅まで迎えにきてほしいとの連絡。熱アピールするものの結局はクルマ出すんだけどね。
  • 22時20分ごろ、37.2℃。頓服を1錠飲んで、副業に出る。まあ大丈夫でしょ。
  • 日付が変わって2時30分ごろ、寝る。今夜はスマブラなし。
  • 6時30分ごろ、熱は下がったみたい。測ったら35.8℃。普通に出勤の用意をする。

ってな感じで、打った翌日は丸1日使いものになりませんでした。2回目接種予定の人は、1回目なんともなくてもとりあえず1日休んだほうがいい。経験者に聞くとだいたいみんなこのパターンでした。

3回目、4回目の接種なんてハナシも出ているけれど、そんなに頻繁に動けない日を作るなんてもったいないことはできません。残された時間は少ないからね。もうこれくらいでいいんじゃないかなと思います。とりあえず免罪符「ワクチンパスポート」を入手する条件はクリアしたゾ。くふふ。

KATO ナハネフ23の貫通扉を銀色に塗った。そして追加加工。

2021年08月25日 12時00分 正午の月齢:16.9  月名:立待月  潮汐:大潮 月齢:16.9[立待月] 潮汐:大潮
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最近模型の加工を全然していなかったのですが、前から気にっていた課題、ナハネフ23の貫通扉を銀色に塗ってみることにしました。

未加工のナハネフ23

これはこれで美しいのですが、子供の頃に見たナハネフ23(具体的にいえば「ちくま」など)と何かが違う。それが貫通扉の色だと思うんです。というわけでさっそく加工してみます。

台車を外し、幌を外しました。

幌と窓ガラスを外す

ガラスも外して、ドアのモールドに沿って銀色を入れていきます。苦労した点は…長い間使っていなかったゲル状になっていたエナメル塗料に溶剤を入れていい粘度にすること、かなぁ。

フラットアルミを筆塗り

あまりキレイには見えないけれど大丈夫。塗り分け部分は幌で隠れるはず。このまま幌をつければ完成っていうことでいいんだけど…

未加工の幌

実際の車両はどうだったのか、画像を検索すると、あろうことかナハネフ23の渡り板が立ててある写真は全然出てきません。そうつまりこの渡り板はリアルじゃないっていうこと。この機会に削ってしまいましょう。

渡り板を削る

カッターナイフでほぼ削ることができました。下のほうの縦線が画像では気になるけれど、肉眼ではわからない程度です。このままでいいでしょう。

加工後のナハネフ23

こんな感じに仕上がりました。どうでしょ。雰囲気出たとおもうけど。

個人的には大満足なのでしたー。

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