和風列車「みやび」の製作(その1)

2010年09月18日 03時25分 正午の月齢:10.1  月名:十日余の月  潮汐:若潮 月齢:10.1[十日余の月] 潮汐:若潮
15年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

以前からいつか作ってみたいと考えていた「みやび」。とうとう実行に移すことにしました。オークションで手に入れた14系を使う予定だったのですが、この話を知った亀師匠が以前みやびを作ろうとして脱色して放置している14系があるということで、それを頂戴しました。

しかし、車体に手を入れるような車両の改造なんて初めての経験。うまくいくのかな。

さて、最初に作ったのは、テールマークと方向幕。このあたりに怖じ気づいているオーラを感じ取っていただけると思います。Illustratorでさくっと作ってみました。

先頭部分の加工・その1

ついに車体に手を入れます。まずは、貫通幌を削り落とし、ジャンパ線受けや反射板取り付具も削り取ってしまいます。元々のテールマーク部分は0.5mmプラ板で軽くふさいでおきます。

先頭部分の加工・その2

次にタミヤパテを使って、隙間を埋めるのですが、最近は瞬間接着剤を使う技法が多いようですね。パテも光硬化などいろいろとあるようです。しかし、つい昔ながらのタミヤパテを使ってしまいます。あまり使い勝手は良くないんですけど、これしか知らないし。

先頭部分の加工・比較

元の顔と比較するとこんな感じです。まだ小傷が残っていたりして加工途中なのですが、先に作っておいたテールマークを写真用紙に印刷したものを切って乗せてみましたー。

Windows2000とGDI+について。

2010年09月12日 01時26分 正午の月齢:4.1  月名:五日月  潮汐:中潮 月齢:4.1[五日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月02日)
15年前に投稿 | Windows | コメントはありません

3分ぐらいで読めます。

ニコニコ動画用に簡単・高画質な動画作成において使ったAny Video Converter フリー版をインストールして起動したとき、

gdiplus

という警告が出ました。そのままでも使えるのですが、Platform SDK Redistributable: GDI+からダウンロードしてgdiplus.dllをsystem32フォルダに入れることにより、この警告をなくすことができます。gdiplus.dllは、Platform SDK Redistributable: GDI+からダウンロードしたファイルを実行して任意の場所に解凍後、asms→10→msft→windows→gdiplusフォルダ内にあります。階層が深いですネ。

そもそもGDI+とは、

graphics device interface plus

Windowsでグラフィックス処理を行うGDIを拡張したもの。Windows XPで採用された。従来のGDIに新しい機能を追加し、既存の機能を最適化することを目的としている。

具体的には、GDI+では2次元のベクターデータやイメージを扱う機能を拡充しており、例えば半透明の画像などを重ね合わせるアルファブレンディング機能などを追加している。また、BMPのほかにGIFやJPEG、TIFF、Exif、PNGといった形式の画像ファイルなどが扱えるようになっている。

ITpro

ということで、Windows2000には元々入っていないんですね。またソフトウェアによってはそれぞれのフォルダ内に入っていたりするようなので、これを機会にすべて最新のバージョンにしておいたほうが良いと思います。

  1. Platform SDK Redistributable: GDI+ をダウンロードします。ダウンロードするには、以下のマイクロソフト Web サイトにアクセスしてください。
    http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=6a63ab9c-df12-4d41-933c-be590feaa05a (http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=6a63ab9c-df12-4d41-933c-be590feaa05a)

    重要 : Ggdiplus_dnld.exe ファイルをダウンロードするには、[保存] をクリックし、ファイルをデスクトップに保存してください。

  2. [Ggdiplus_dnld.exe] ファイルをダブルクリックし、[Yes] をクリックしてマイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項に同意します。
  3. 画面の指示に従って、すべてのファイルをデスクトップに解凍します。解凍するには、[Browse] をクリックし、[デスクトップ] をダブルクリックし、[Unzip] をクリックします。
  4. 次の手順を実行して、デスクトップから %systemroot%\System32 フォルダに Gdiplus.dll ファイルを手動でコピーします。
    1. [スタート] ボタンを右クリックし、[エクスプローラ] をクリックします。
    2. [デスクトップ] をクリックします。
    3. [Gdiplus.dll] ファイルを右クリックし、[コピー] をクリックします。
    4. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。%systemroot%\System32 と入力し、[OK] をクリックします。
    5. [編集] をクリックし、[貼り付け] をクリックします。

ニコニコ動画用に簡単・高画質な動画作成

2010年09月09日 19時07分 正午の月齢:1.1  月名:二日月  潮汐:大潮 月齢:1.1[二日月] 潮汐:大潮
(最終更新日:2019年09月04日)
15年前に投稿 | ウェブ・IT関係 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

今まで閲覧者に徹していた「ニコニコ動画」。なんかこう、見ているうちに投稿したくてウズウズしてきたので、立て続けに2本ほど作ってアップロードしました。

簡単に投稿しようと思えば、規程サイズ以内・規程フォーマットの動画ファイルを動画を用意すればいいのですが、そうすると再エンコードされて著しく画質が落ちるとのこと。それではあまりにも悲しいので、綺麗な画像で投稿したいっ!

というわけで、いろいろ調べつつ、最適動画を簡単に作る方法を模索しましたー。

詳しいことは、高画質にニコニコ動画へ投稿する方法(初級編)さらに高品質(高画質)にニコニコ動画へ投稿する方法(上級編)を見てください。そのほうが早いです。それを踏まえて、個人に述べます。

  • ファイル形式はFLVかMP4しか考えられません。そうすれば条件さえ合っていれば再エンコードがかからないです。(綺麗なままということ。)
  • 解像度は512×384(4:3)または512×288(16:9)ということで。
  • 容量は最大40MBまで。
  • ビットレートは動画と音声合わせて600kbps。動画512kbps、音声64kbps・44100Hzでいきます。
  • フレームレートは25fpsにしましょう。これで10分くらいいけるらしい。

さて、動画を作ります。

Windows Movie Makerでいいのですが、最近Ulead VideoStudioをよく使っているので、それを使いました。動画や音楽や画像やエフェクトをこねこねして、動画を作ります。どうせこの後エンコードするので、どんな形式でもいいやと思い、NTSC DVでaviファイルを出力しました。

さてエンコードですが、いつも使っているAny Video Converter フリー版を使います。

Any Video Converterの画面

起動するとこんな画面です。

ファイル形式選択

右上のリストからファイル形式を選択します。FLVかMP4ですネ。2回ともFLVで作りました。

パラメータの設定

このように設定します。FLVを選んだ場合、動画サイズに512×384がないのですが、手で入力すれば入ります。「×」のかわりに半角小文字の「x」を使い、入力します。

あとは変換を実行すれば、ハイ、出来上がり。

パワーパックの中間段トランジスタを強化してみた。(2SD2012へ変更)

2010年09月07日 12時21分 正午の月齢:28.4  月名:二十九日月  潮汐:大潮 月齢:28.4[二十九日月] 潮汐:大潮
(最終更新日:2019年09月15日)
15年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

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先日、電圧計と電流計を付けて完成した、トランジスタパワーパック。もう手を入れるところなんてないのですが、どうしても気になる部分があるので、早速改造してみました。

このパワーパックは、トランジスタを3段ダーリントン接続した、たぶんエミッタフォロワ(コレクタ接地回路)と呼ばれるカタチなのですが、この回路は「入力電圧に従って出力電圧が変化する。」のが特徴ということです。

ということは、最終段2SC3572が12V出力しているときには、ベースにも12Vが掛かっているということだと思います。ベースには100Ωの抵抗が入っているので、0.12Aがベース電流ということになるのでしょうか。(実際そんなに流れないのかも知れないですけど、よくわかっていません。)仮に0.12Aとして12Vだと1.44Wになるので、中間段2SC2120は1.44Wを吐き出すことになります。でも2SC2120のデータシートを見ると、最大コレクタ損失(PC)は600mWになっています。

当初の回路で問題ないように設計されているとは思うのですが、なにぶん基本的な知識が乏しいのでつい不安になってしまいました。実際2SC2120が燃えるということはないんですけど。

というわけで、2SC2120を別のトランジスタで置き換えて、自分自身が納得するようにしてみます。

中間段2SC2120

セメント抵抗の横に佇む2SC2120を置き換えます。代わりのトランジスタには、直流電流増幅率(hFE)が同等で耐電力が大きな2SD2012を選択しました。高周波を流すわけではないので2SDでいけます。

2SD2012

今の場所にこの2SD2012を取り付けるのは無理なので、ケーブルを引き出します。

元の足を生かす

元の2SC2120の頭だけをちょん切り、足からケーブルを引き出します。

筐体で放熱

ケース筐体で放熱します。

これで安心。過剰性能な気がしないでもないですが、次回文化展で8時間連続運転を毎日することを考慮すれば、これくらいでちょうどいいのかも知れません。

パワーパックに電圧計と電流計をつけるよ(その4)・配線そして完成

2010年08月30日 18時00分 正午の月齢:20.4  月名:二十日余の月  潮汐:中潮 月齢:20.4[二十日余の月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月15日)
15年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

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外部の加工が終わったので、内部の加工を始めます。

配線の加工

電圧計と電流計を取り付けるために回路を変更します。

回路図の変更

こんな風に追加しました。

計器への配線

他の電子部品と比べると、すごく…大きいです。

ケースの再組み立て

スイッチ類を元に戻し、配線を噛まないように組み立てます。

動作確認試運転

動作確認のため試運転してみます。計器の動作は良好。進行方向を切り替えても正しく動作しています。

電圧計・電流計取り付け完成

完成しました。トランジスタ式パワーパックへ電圧計・電流計の取り付け終了ですー。ここまでの費用は1台あたり約3000円(計器以外)+2000円=約5000円というところでしょうか。2台で10000円かぁ。安くはないですが、パワーパックとして欲しかった機能はすべて満たしているし、永く使えそうだし、納得のいく金額ですネ。

地鉄好きさんの「ノッチ式トラコンの製作」が、まるで姉妹品のようです。でもパイロットランプの有無で、機能的に負けました…。放熱性では勝ったかな。

パワーパックに電圧計と電流計をつけるよ(その3)・ケースの加工

2010年08月29日 18時00分 正午の月齢:19.4  月名:更待月  潮汐:中潮 月齢:19.4[更待月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月15日)
15年前に投稿 | 鉄道模型 | 1件のコメント

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2種類の計器取り付け方法を検討していましたが、加工の難易度や内部構造の複雑さを考えると当初の案で進めていくこととします。

それではケースの加工を始めましょう。

加工位置マスク取り付け

加工位置を決め、他の部分を傷つけないようにマスクします。

連続穴あけによる大径穴の加工

大径の穴を開けるには、連続で小さな穴を開ける方法で加工します。1個目のパワーパックはハンドドリルで加工しましたが、あまりに疲れるので2個目のパワーパックは電動ドリルで加工しました。最初から電動ドリルですればよかったー。

取り付け穴荒加工

穴が抜けたら、やすりでひたすら削って目的の寸法を出します。これが結構疲れる…

取り付け穴の仕上げ

加工終了。計器を仮に差し込んでみて、微調整を行います。4隅の穴を少しリーマーで広げました。

計器の仮取り付け

電圧計・電流計を乗せてみました。これでケースの加工は終了です。

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