文化展合同レイアウト2016(その28)・[3枚目のボード]道路~建物設置~完成まで

2016年02月14日 18時00分 正午の月齢:5.9  月名:六日月  潮汐:中潮 月齢:5.9[六日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2016年05月31日)
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2分ぐらいで読めます。

建物ができあがったので、ボードに取り付けていきましょう。

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厚紙で国道を作ります。歩道も作ります。図書館の土台が5mmもあるので、国道もダンボールを裏に貼って高さを稼ぎました。

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歩道橋を設置し、図書館を設置しました。蕎麦屋と小さな会社も設置し、図書館周辺は休耕田、線路沿いは草ぼうぼうに仕上げます。バスを置くと国道らしくなってきました。

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曲線の内側は住宅街。今回は道路わきの溝蓋の表現に挑戦しました。と言っても、Illustratorで作って印刷しただけですケド。それぞれの住宅に柵も生け垣もありませんが、地方の住宅って境界線があいまいだったりするので、まぁこれはこれでアリかなと。

電柱はプラ棒で自作します。これに碍子を付けるだけ。こんなチャチな電柱でも、あるのとないのではかなり違います。

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細かい部分も同時進行で作りこんでいきます。

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そんなわけで、どうにか3枚目の完成です。

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見る角度で道路がメインになったり、鉄道がメインになったり、全く違う表情が出てきます。

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架線柱を建てたら、より実感的になりました。さらに人形を配置すると、生活感がぷんぷん。この4人の子供の名前は、おそらく伊織・佳奈・真綾・翼でしょう。小さな会社にいる人たちの制服も、どこかで見たことがあるような気がします。

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ついでに温泉街にも人を追加。ようやく虚無僧を使う日が来ましたヨ。

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別のボードとのつながり具合を確認します。まずは温泉街とのマッチング。

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温泉街の横に公団住宅って、ちょっと違和感がないこともないのですが、思いのほかなじんでくれました。次はトンネルとのマッチング。

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こちらもOK。順番を変えてみても大きな問題はなさそうです。

さて、あと1枚…。

 

文化展合同レイアウト2016(その27)・[3枚目のボード]国道と併走する郊外を作る。

2016年02月13日 18時00分 正午の月齢:4.9  月名:五日月  潮汐:中潮 月齢:4.9[五日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2016年02月29日)
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2分ぐらいで読めます。

果たして、ホントに間に合うのかどうか、会社のみんなに心配される日々を送っていますが、ようやく3枚目に取り掛かります。散々考えた結果、「国道と併走する郊外」をイメージして作ることにしました。

まずはグリーンマックスの商店セット(住宅として使用)と公団住宅を組み立てます。基本的には色を付けて組み立てるだけなのですが、LEDによる照明で光が壁を透過しないようにしっかりと遮光します。ちなみに遮光材料はコレ。

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600円と安くはないのですが、たっぷり使えるのと、表面は紙なのにアルミ基材なので遮光性能は最高。紙なので色も塗りやすい。重ねて貼っても大丈夫。とまぁ遮光にピッタリの材料なのです。製本テープにもいろいろありますが、アルミ基材を確認できたのはこの製品だけ。同じメーカーからよく似たものもあるのですが、普通の紙テープなので使えません。このバーコードの製品を買いましょう。

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一軒家は、1階と2階の間に床を作って、1階だけを光らせたり2階だけを光らせたり変化をつけました。公団は床以外にも部屋の仕切りも作って、光らせ方に変化を付けます。窓から見える壁が、独立した部屋を強調してくれます。

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表札にはかつてアパートでよく見たクリーム色のものを再現してみました。Illustratorでデータを起こして、文字やNHKシールなども作ったのですが、印刷したらちっとも読めませんなぁ。

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LEDは3mm砲弾形を部屋に使い、チップLED1608を階段に使いました。部屋の一部(102号室)は電球色にしています。

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図書館(公民館)は、遮光だけでは中がスケスケのがらんどうが目立つので、コンビニの袋を切って、カーテンぽくしてみました。

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こんな感じで、建物の電飾ができあがったので、いよいよ取り付けていきます。

文化展合同レイアウト2016(その26)・[2枚目のボード]温泉街、完成!!

2016年02月06日 18時00分 正午の月齢:27.4  月名:二十八日月  潮汐:中潮 月齢:27.4[二十八日月] 潮汐:中潮
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1分ぐらいで読めます。

劇的に2枚目が完成です。まずはその全貌をご覧いただきましょう。

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丘の上には湯治場があります。隣の土産物屋は行灯タイプの看板にしました。

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街道には小型のバスを走らせ、停留所と便所があります。

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街道を進むと…なんということでしょう! 踏切の警報機が点滅しているではありませんか。以前のダミーとは存在感が全然違います。

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トンネルモジュールとのつなぎ部分もそんなに違和感なく、連続した風景をかもし出してくれます。

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架線柱を建てたら完成です。あとは人形や道路標識など、細かい演出で現実感を深めます。ただし時間があれば、ですけど。

文化展合同レイアウト2016(その25)・[2枚目のボード]踏切へのチップLED実装。

2016年02月05日 18時00分 正午の月齢:26.4  月名:二十七日月  潮汐:中潮 月齢:26.4[二十七日月] 潮汐:中潮
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以前はダミーだった踏切の警報機にチップLEDを実装します。今回のボードで最も精密な部分。まずはダミーの警報機をむしりとって、新たにブラケットを形成します。メインの柱はゼムクリップを伸ばしたものを使っているので、せっかくだから電極として使うことにしました。そのためブラケットと柱をはんだ付けで接合します(以前は接着剤で取り付け)。また、柱の根元部分にも電極として配線するためにはんだを盛っておきました。

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それではチップLEDをつけていきます。1608の赤を使い、カソードはブラケットに直付け。ここからは基本的に顕微鏡での作業となります。

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カソードを接合したら、次はアノード側。0.26mmポリウレタン線を使います。

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顕微鏡で見ているので、はんだの流れ具合や短絡していないかが簡単にわかるのですが、肉眼(老眼)にはぜったいムリ。同じ要領で左右とも加工します。

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LEDの表には1mm径の穴をあけた2.5mm径のプラ板を貼り付け、裏側は光硬化パテで塗り固めた後、全体をフラットブラックに塗装しました。柱などのハゲた塗装をちゃちゃっと塗ったら、警報機の完成です。

文化展合同レイアウト2016(その24)・[2枚目のボード]地面の造形。

2016年02月04日 18時00分 正午の月齢:25.4  月名:二十六夜  潮汐:若潮 月齢:25.4[二十六夜] 潮汐:若潮
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1分ぐらいで読めます。

さて、突貫工事で地面を作っていきます。まずは道路と橋。

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その他の小物も順次置いていきます。電柱と道路の白線が加わると、ちょっと街らしくなってきました。

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踏切用の基板を取り付けるため、地面にもビス穴を開けます。どうせこのあたりは草に埋まるので大丈夫。

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湯治場周辺の小高い丘は当初枯草色のコースターフを使ってみたのですが、どうしても黄色のスポンジに囲まれているだけにしか見えなかったので明緑色を上から重ねました。結果として隙間から見える枯草色との相乗効果で色に深みが出ましたよ。

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文化展合同レイアウト2016(その23)・[2枚目のボード]踏切警報機のための点滅回路を作る。

2016年01月30日 18時00分 正午の月齢:20.4  月名:二十日余の月  潮汐:中潮 月齢:20.4[二十日余の月] 潮汐:中潮
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3分ぐらいで読めます。

温泉街には踏切が1箇所あって、前モジュールから摘出した警報機・遮断機を使います。

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最近では自動踏切も製品化されていて、それはそれで興味はないこともないのですが、正直なところ遮断機が動くかどうかはどうでもいいんですよね。遮断棹上がっていても人や車は動かないし(バスコレ走行システムっていうのもありますが)。

ただ、今回は建物をできるだけ光らせるつもりなので、せめて警報機だけでも光らせたいな、と考えて…ハマりました。ええ、時間がないのに。

LED×2交互点滅回路を参考に、手持ちの部品で空中配線で回路を組んでみたところ、確かに点滅はするけれど、2SC1815で制御している2個目のLEDが完全に消えないし、デューティ比が50%じゃないので踏切としては不合格。

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ということで、大げさにはなりますが、555で作ったパルスを4017で点滅させることにしました。

4017は以前遊びで特殊発光信号機を作ったときに使った経験があったので何となくは理解していました。14番ピンにパルス信号を入れてやれば、出力ピンが順番に変わるというシンプルな動作。ところが手持ちの4017はCMOSで5Vまでしか使えないので、まずは7805で12Vを5Vに変換するところから始まります。これはまぁコンデンサと逆電圧用ダイオードをつければOK。ユニバーサル基板の左端1/3に実装しました。

次に555によるパルス発振部。先ほど空中配線した回路から2個目のLEDを取り除き、そのままユニバーサル基板に乗せていったのですが…

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この回路、電源から出た+がLEDを通って、555の7番ピンに吸い込まれてるよ。ひゃー。こんなの使ったことない…

調べると、このままの配線で3番ピンからパルスを取り出してGNDへ返してやればいいことがわかったのでひと安心。ただ点滅速度が遅くなったので、あとで抵抗値を最適化する必要があります(基盤に固定した33kΩに並列に33kΩを取り付けてみたところまあまあ納得のいく点滅速度になりました)。

最後に4017による分周。555の3番ピンからの信号を4017の14番ピンに流し、13番をGNDへ。3番と2番からLEDへカソードコモンで出力。4番から15番へリセットの配線。これでOKと思ってテストしてみたら、LEDが2個とも同時に点滅してしまうのです。あちゃー。

ダメもとで16番ピン(Vcc)を+につないだら、無事に動作しました。ネット上にある4017の回路図を見ても16番ピンにVccの入力を明記している例が少なくて、これは16番に電圧かけるのが常識なのか、それともCMOSゆえの特性なのかはわからないのですが、とにかく遮断機点滅用の大げさな回路ができました。

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左から順に7805で降圧・555で発振・4017で分周となっています。マイコンだったら数分の1の面積で実装できそう。

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あとは赤色チップLEDを警報機に仕込むことができたら、開かずの踏切が完成します。貴重な時間がどんどん減っていくよぉー。

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