大阪から東京まで、「サンライズ瀬戸・出雲」に乗った。

2023年06月21日 12時00分 正午の月齢:3.3  月名:黄昏月  潮汐:中潮 月齢:3.3[黄昏月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2023年06月26日)
10か月前に投稿 | 鉄道全般 | 1件のコメント

3分ぐらいで読めます。

そこはかとなく、いまだ未経験の「サンライズ瀬戸・出雲」に乗りたくなって、けれど全区間を乗るのは関西圏在住だと難しく、どうしようかなーと思っていたところだったのですが、まずはお試しということで大阪から東京まで乗ってみることにしました。3月に東京をぶらぶらしたばかりだけれど、まあいいか。

で、家族全員に行きたいかどうか聞いてみたところ、全員(自分を入れて6人)が「行きたい」とのことだったので、寝台券の入手に挑みます。1か月ちょっと前の話。

サンライズ瀬戸・出雲

「JRおでかけネット」では、1か月1日前の予約ができない!!

サンライズ瀬戸・出雲は、大阪駅発0時33分。指定席の発売は1か月前の10時00分ですが、これは始発駅を基準とした日付なので、たとえば6月13日0時33分発のサンライズ(始発駅を出るのは6月12日)の寝台券は、5月13日ではなく5月12日の10時00分に発売されます。

ところが、「JRおでかけネット」ではこれができない!! 何ということでしょう…JRおでかけネットは乗車日基準で1か月前からしか予約できないのでした。これは大きなハンディキャップを背負って戦うこととなります。

「窓口に行けば」っていう意見もあるとは思うのですが、マジメ(?)な会社員が旅行日1か月1日前の窓口営業時間内に訪れるというのはかなりムリがあるのですよ。

結果的には6人分の寝台券を入手できた。

とても不利な状況であったにもかかわらず、結果的には6月14日の寝台券を確保することができました。1人用B寝台個室「シングルツイン」を2室(補助ベッド利用)確保、部屋数が少なく確保しにくいという噂の2人用B寝台個室「サンライズツイン」を1室確保。「シングル」だろうが「ソロ」だろうが、「ノビノビ座席以外なら何でもいいや」と思っていたのですが、2人用の個室を3室確保という成果になりました。

「出雲」よりも「瀬戸」のほうが明らかに空いています。これも見逃せないポイントですね。

土休日だったら絶対にムリだったでしょう。平日に的を絞ったからこそ、2人部屋の需要が低くて入手できたのだと思います。

諦めたらそこで旅行終了ですよ。

寝台券入手

大阪から東京ではなく、姫路から東京という作戦もアリ。

あとから気づいたことですが、姫路駅発時刻が23時33分なので、実際に乗車するのは大阪からだったとしても姫路から東京まで予約するのであれば、大阪駅乗車日の1か月1日前に予約できるということになります。特急料金が少し高くなるけれど、費用対効果はバツグンかも。

そして当日。サンライズツインの快適さに悶絶。

ユミコちゃんとは「ユーロナイト」以来、伊織とは「銀河」以来、佳奈とは「きたぐに」以来、真綾とは「日本海」以来、翼とは「トワイライトエクスプレス」以来の、そして家族全員で乗るのはたぶん最初で最後の寝台列車。

今回は旅行記を書くつもりではないので、さくっと感想だけいきますね。

サンライズツイン

1編成に4室しかない2人用B寝台個室「サンライズツイン」の乗り心地は…1階で車両の中央であることから静かで揺れなくて、とんでもなく快適でした。ベッドが上下ではなく横並びなのでとても広く感じることができます。

きれいな部屋してるだろ。ウソみたいだろ。B寝台だぜ。それで。

ユーロナイトのエクセルシオール(特別車)よりもホテル感あり。喫煙可の部屋だったけれどまったくタバコのにおいはしませんでした。あーもー今すぐもういちど乗りたいわー。

構造上台車の真上にあるシングルツインは、そこそこ揺れるようです。

シングルツイン

上段に寝た真綾は「ちょっと酔った…寝てしまったら平気だけど。」とのことでした。

ぜひ全種類の寝台を味わってみたいと思うけれど、それまでに廃車にならないことを願って…。

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